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『ドメーヌ デ ミロワール』2020年研修生募集のご案内

いつもヴィナイオータのワインをご愛飲いただきありがとうございます。ヴィナイオータの岸本です。

このページを見つけた方は相当ヴィナイオータのホームページを読み込んでおられる方だと思います。大変嬉しいです。ありがとうございます!!

さて、毎年のことですが、本年もドメーヌ デ ミロワールの研修生を募集することになりました。なかなか条件が厳しい部分がありますが、またとない経験となると思いますので奮ってご応募いただければと思います。

ミロワールのワインは、いまや世界中から物凄い引き合いがありまして、とても入手困難なワインとなっております。ヴィナイオータも、割り当てに毎年頭を悩ませています(海外からの問い合わせも!)。期待されたり、勘違いされると本当に困るのではっきり書きますが、研修に参加したからといって、ミロワールのワインが優先的に回ってくるなどという事は絶対にありません。(お手伝いいただくのにすみません…。)

鏡氏が研修生を受け入れることにしたのは、繁忙期の労働力の確保もさることながら、次世代の農業従事者、ブドウ栽培家の育成や、ワインに携わる仕事をしている方たちが生産(ブドウ栽培、ワイン醸造)の現場を実際に目の当たりにすることで、ご自身の仕事に何らかのフィードバックをもたらすことを願ってのことです。そんな彼の想いを知るヴィナイオータとしましては、ご自身の損得だけを考えておられる方の研修参加は難しいと考えています。大変恐縮ではありますが、命の炎を燃やすような彼らの仕事への姿勢に対して、インポーターとして真剣にフォローしていきたいと考えておりますので、どうかご理解の程をお願いいたします。

前置きが長くなりましたが、それでは本文です!

フランス・ジュラ地方の造り手、ドメーヌ デ ミロワールの鏡 健二郎氏が研修生を募集し始めて早5年が経ちました。2020年も皆さんのお力をお借りしつつ、新しい担い手にとって貴重な時間になることを願って、第一期:『4月1日~7月31日の夏季作業』と、第二期:『9月~10月の収穫作業』の二つの期間で募集をいたします。

応募に際しまして、フランスで外国人が労働する場合には労働局の厳しい監査の目があるため、『ヴィザ取得』が必須条件となります。ヴィザ取得に関しては、鏡氏本人が相談にのらせていただきますので、お問合せください。

僕も24歳のときに1か月だけイタリアのキャンティで収穫作業をしたことがあります。初めての真夏の畑仕事はかなりハードで、、夜ご飯を食べて20時にはベッドに入り爆睡、、イタリアに滞在していた間にワインを一滴を飲まなかったのはこの期間だけでした(笑)。加えて、鏡氏の畑は斜面に対して縦にブドウの畝があるため単純な作業であっても斜面の上り下りが必須となります(ときには重い荷物を背負っての往復もあります)。畑仕事の経験がない方にとってはなかなか過酷な毎日になることが予想されます。逆に経験がある方は僕のようにボロボロになることがなく、仕事のしやすい畑かと思います。

そして、僕もそうなのですが、、人見知りな方にとって辛いのが他人との共同生活。鏡夫妻の自宅に住み込む形になり、他の研修生の方と寝食を共にします。人によって感じ方はマチマチだと思いますが、慣れない方は心身共に気を遣う場面が多いかもしれません。

そしてそして、楽しそうなワイン造りの世界も、現場では苦労している造り手が多くいます。特に家業がワイナリーでなく新規参入してワイン造りに飛び込んだ若者たちはなかなか大変そうです。これはもちろんイタリアでも日本でも同じことなのですが、フランスではワインを早くリリースするサイクルが確立され、そのサイクルからはみ出そうとすると相当な覚悟と金銭的体力が必要となります。そして近年の厳しいヴィンテージ、2~3年生産量が少ない年が続いた場合ワイナリーの存続が難しい状態に陥る危険性があります。ワインが本来の力を発揮したときに販売することもできませんし、厳しい年が続いても在庫を売り切っていますから、他に収入となる売り物がありません。

と、、暗い話ばかり出てきましたが、、決して苦労話をしたいのではなく、彼らのリアルな現場を想像していただきたく思い切って書いております。

ここまで読まれてなんだか楽しくなさそうな雰囲気に包まれておりますが(汗)、、、鏡夫妻は自然という人間からみたら破格に大きな対象を相手に、毎日真剣に向き合っています。そんな彼らと一緒に畑やワイナリーで見たり感じたものは、ワインの仕事に携わる方はもちろん、これから携わろうと考えている方にとっても、必ず素晴らしい経験になるはずと断言させていただきます!!見たいこと知りたいことには、鏡夫妻も一生懸命応えてくれますし、ご自身の大きな大きな大きな力となること間違いなしな研修です。

人生が変わるような経験、してみませんか?

皆さんのご応募をお待ちしております。

ご相談はお気軽にヴィナイオータまでお問い合わせください。

【お申し込み方法】
ご応募、お問い合わせは、ヴィナイオータWEBサイトの問い合わせフォームよりご連絡ください。

●お問い合わせフォーム URL

各種お問い合わせ

「各種お問い合わせ」
→ ■弊社取り扱いの商品について、各種お問い合わせ
→ ・業務店様(酒販店/飲食店) もしくは ・一般のお客様

担当:岸本 まで

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~ここからはミロワール 鏡健二郎本人の言葉となります。~

『ドメーヌ デ ミロワール』
2020年 夏季研修生&収穫研修生募集概要

日本の皆様

ドメーヌ デ ミロワールの鏡 健二郎です。いつもありがとうございます。

今回もヴィナイオータさんを通して研修生を募集するにあたり、私たちのワイン造り、ブドウ作りへの考えをお伝えしておきたいと思います。

まずワイン造りはその仕事の大半が良いブドウ作りにあると思います。しかし良いブドウとはその人の想い描くワインによっても変わってくると思います。

表現の仕方次第ですが、時に思いが強すぎて結果的に人の意思を押し付けた形の栽培で出来たブドウ、時に思いが弱すぎて、ただ教科書のプロセスに則った栽培で出来たブドウ。

2つのブドウとも手間暇かけて作ったブドウであっても、私たちが想い描くブドウとは違う気がします。

この話はもちろん醸造や熟成、瓶詰までのプロセスでも同じことが言えると思います。

ではどのようにすれば良いかと考えた時に、私たちは今までに得られた経験や、環境・ワインへの想い、気象条件・立地条件、普遍的なものへの想いなどを考慮しながら行動するべきという事に至りました。

ただ実際にそのように行動出来ているかと言えば相変わらず「旅の途中」、と言いますか「旅の始まり」にしか辿り着いていないのが現状ではないかと思います。

畑(を中心に)では、能動的に「行動する」決断・「行動しない」決断、しかし多くが自然環境が相手ですので受動的に「行動する」決断・「行動しない」決断、「間違いを認める」「変更する」「出来ない」「諦めなければいけない」決断などなど。

ワインが出来上がり、私たちの手を離れるまで無数の決断が存在します。

私たちはその幾多の決断のなかで、先の想いを反映した意味のある決断を少しでも増やすことを目指してジュラで生活(仕事)しています。

少し堅苦しい話になりましたが、この様なことを踏まえつつ、何より前向きに楽しく、時に悩みながら仕事に取り組んでいます。

このような経験をしたい、ハートそしてガッツ(古い)のある方、ぜひ一緒に働きましょう。

そして仕事に対する気持ち同様に大事なのは、共同生活になりますのでお互いが良い意味で気を遣えてチームワークを優先できる方のご応募をお待ちしています。

ワイン造り・農業は気候など自然環境と共に歩んでいくものだと思いますので、例年お送りするこの研修生募集概要の内容自体は、代り映えのしないものかもしれませんが、期間の変更や仕事内容の違いなどを踏まえてご案内させていただきます。

 

<<< 1.夏季作業研修生募集概要 >>>

まず最初に2020年はブドウの苗植えを春に0.4ヘクタール、約3500苗予定しています。

ブドウがどのような環境で、どのようなリズムで、どのような仕事のもとで育っていくかを経験することで、ワインに対する見方・感じ方、接し方も随分と変わってくると思います。

ブドウが一番成長する・変化の多い夏季のブドウ畑で汗を流し自然を感じながら、私たちと一緒にブドウの生育をサポートしてくださる方を募集します。

研修中は食事など共同生活となりますので、ここでの交流で仕事内容以外にも色々なものを得て頂けたら、そして私たちも得られたらと思います。またこの経験を今後の仕事(ワイン生産者として、カーヴィストとして、または飲食店に従事される方として、等)に活かし、お客様に実際のワイン造り・葡萄栽培を伝えて頂ければなおさら嬉しいです。

また秋も収穫をご希望の方はその旨お伝えください。

■研修場所:フランス・ジュラ県南部 GRUSSE 村  Domaine des Miroirs

■研修時期: 4月 1 日~7 月 31 日

■必要ヴィザ:フランスでの労働ヴィザ、ワーキングホリデー・ヴィザ、もしくは学生ヴィザ(この場合、一時労働許可をジュラで申請していただく事になります)のいずれかをお持ちの方。

最近では当局による不法労働者の検査が頻繁に行われるため、収穫などに従事する際も上記のヴィザが必要となります。1,2日の体験でも検査が入れば不法労働とみなされます。現在ワーキングホリデー・ヴィザはフランス大使館に必要書類を提出すれば2週間程度で合否が出ると聞いています。申請される方は大使館のHPで募集基準を満たしているかなど詳細をご確認ください。また申請書を出される前に、ヴィナイオータさんを通して私に一度ご連絡を頂けると助かります。願書の書き方次第で合否が変わってくるようです。

前述のヴィザをお持ちでない場合は基本的にお受けできませんが、分からない点がありましたらお気軽にご相談ください。

■募集人数:男性2名(基本的に)

※ 夏季における畑作業になるため、年によっては時に35℃の中でも、畑の斜面を荷物を背負って上り下りすることも仕事として含まれてきます(もちろん私もその仕事をします)。ただ身体の大きさは一切問題ありません。

このため募集期間中しっかりと働ける体力、またそれ以上に気力のある方を募集しています。

■待遇:お給料はお支払できませんが、こちらで3食全てと宿泊場所を提供させて頂きます。

■研修内容:苗植え、摘芽、整枝、クワによる耕起・除草、時期・天候によって硫黄や植物エキスなどの散布(液体含め15キロ程度になる噴霧器を背負い斜面を上り下りしながら散布)等など。また天気によりカーヴや建屋内の仕事。何より熱意!そして体力・持久力が必要となります。

■週休:基本1日(天気に左右されますので、毎週確実に同じ曜日、と言うわけにはいかないと思います)

■就業時間:8:00~19:00(基本) 昼休み 約 1 時間半

研修中は仕事及び生活面でも共同作業・生活になりますので、私たちも含めてみんなで食事の後片付けや部屋の掃除なども行います。私たちももちろん、それぞれが気持ちよく過ごせるようなマナー・心遣いの配慮をお互いしていける方を望みます。宜しくお願い致します。

<<< 2.収穫研修生募集概要 >>>

収穫研修においてはブドウ狩りをしてワインの出来るところを見てみたい、という体験的なものではなく、畑仕事の一年の集大成である収穫、そしてカーヴでの仕事を通じて、今後の各自の仕事や生活に役立てるものを得ようと前向きで体力的にも精神的にもやる気に満ちた研修生を募集します。

研修中は食事など共同生活となります。内容は夏季研修と同様。

■研修場所:フランス・ジュラ県南部 GRUSSE 村 Domaine des Miroirs

■収穫時期:現時点で詳しいことは言えませんが、9 月 1 日~10 月 31日辺りの約1 か月間から1か月半の間。

ただあくまで昨年までの経験からの予想時期です。

■必要ヴィザ:フランスでの労働ヴィザ、ワーキングホリデー・ヴィザ、もしくは学生ヴィザ(この場合、収穫時の一時労働許可をジュラで申請していただく事になります)のいずれかを持参の方のみ。

詳細は夏季研修と同様。

■募集人数:3 名(基本的に男性 2 人、女性 1 人)

■募集期間:上記の収穫時期に当てはまる 1 か月間~1 か月半。応相談。

■待遇:夏季研修と同様。

■研修内容:葡萄収穫、カーヴでの仕込み補助、マール仕込、ワインの瓶詰作業、片付・清掃など。

仕事は体力的にも厳しい時期があります。体力・持久力のある方が必要となります。基本的に日中は畑での収穫、その後カーヴでの仕事となりますがもちろんその日の仕事内容により変更されるときもあります。

■週休:基本1 日(天気に左右されますので、毎週確実に同じ曜日、と言うわけにはいかないと思います)

研修中の生活面については夏季研修と同様。

私たちももちろんですが、それぞれが気持ちよく過ごせるようなマナー・心遣いの配慮をお互いしていける方を望みます。

皆さんのご応募をお待ちしています。宜しくお願い致します。

Domaine des Miroirs

鏡 健二郎