Apr 16, 2015

造り手からのオッティマーナ感想文 カ ルマーコ

 誰にとって、今回の旅がもっとも刺激的なものになったのかといえば、僕はカ ルマーコのエマヌエーレだったのではと思っています。
 旅の仲間に、もともとの知り合いが1人もいなかったのは彼だけでしたし、ワインの世界では絶対数は少ないとはいえ、志の高い造り手がいろいろな地方にチラホラとはいますから、造り手同士が直接の知り合い関係になかったとしても心強くいられるのに対して、サルーミ(食肉加工品全般)業界で、エマヌエーレのように自ら動物を飼い、屠畜し、加工する造り手は極めて少なく…。
 他の造り手たち的にも、知り合いでもワインの造り手でもなく、エマヌエーレ自身が2日遅れて合流したこと(出発当日のトスカーナ-エミーリアロマーニャ間の豪雪で、飛行機に乗り損ねました!)などもあり、打ち解けるのに若干時間がかかったような気がするのですが、合流して2日目に名刺代わり的に彼のプロダクトを食べてもらった瞬間から距離が一気に縮まったような気がします。
 以降、エマヌエーレもことある毎に、
 「いや~、僕みたいにクレイジーな奴がこんないっぱいイタリアにいただなんて…最高に嬉しいよ!!ヒサト、彼らと知り合う機会を作ってくれてありがとう!!!」
と言っていました。
 今回の旅が縁となって、彼ら自身が繋がっていってくれたのなら、僕としても非常に光栄です!!
 
 ではエマヌエーレのメッセージです!!

 今回初めてヴィナイオッティマーナに参加させてもらったわけだけど、素晴らしい経験だったし、日本のみんなには本当に良くしてもらって…このことは一生忘れないよ。
 あくまでもシンプルな方法で、だけど自然の摂理や食肉加工の伝統に則った手法で行われている僕たちの仕事ぶりを正当に評価してくれる人たちに出会うということは、本当に感動的でさえありました。
 イタリアに帰ってきて、僕の感じたことを人に伝えようとしても、完全には伝えきることができないくらいの強いエモーションを日本で感じました。
 こんな機会を与えてくれたヒサトと彼のスタッフ、協力者には感謝してもしきれない気持ちです。
 3年後にまたこういった機会があった際に、皆さんにさらに驚いてもらえるようなサルーミを食べてもらえるよう、さらなる向上心、やる気を(みなさんから)いただいて、仕事に戻りました!
 皆さんの敬意に対して、たくさんの感謝の意と共に

 エマヌエーレ

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