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2022-10-14

【業務店様向け】ワインの液漏れに対する弊社のスタンスについて


※当ページは業務店様向けの内容です

ワインの液漏れに対する弊社のスタンスについて:

液漏れの原因としては、「ボトリング時にワインを入れ過ぎてしまい、気圧などの影響を受けワインの体積が増える」ことや、「予期していなかった瓶内2次醗酵が起こることで内圧が高まる」ことで起きる・・というのが主な要因と考えております。弊社からは(もちろん気が付く範囲にはなりますが・・)1本1本検品してから出荷しておりますので、この段階で外観から液漏れしていると判別できたボトルに関しては出荷を見合わせ、後日それでも大丈夫だというお客様に販売するか、僕の個人分に回されるか、隣の店舗(だだ商店)に押し付けられるか・・・(笑)。

液漏れ自体、商品の美観を損なう可能性があるので、液漏れボトルを販売するのは難しいと判断されるお客様のお気持ちも十分理解できるのですが、ナチュラルワインというものの特性上、そんなことを起こり得るということをご理解の上、お取り扱いいただく必要もある気がしています。コルク臭がワインに移ってしまった、いわゆるブショネワインは本来ワインが持つべきでなかった風味を纏ったものなわけでから、欠点といいますか、商品上も問題があるといっても良いと思うのですが、多少の液漏れに関しては、あくまでもワインの先天的特性の問題ですので、決して“欠点”ではないと思うのです。

というわけで、弊社から届いたばかりのボトルが、箱の中で暴発していたり、液面が恐ろしく低くなるほどに液漏れしていない限り、交換対応はお受けしないという事をご理解&ご了承ください。

ヴィナイオータ代表 太田久人

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