アサリナイト
パスタのソースで一番好きな好きなものは?と聞かれたら、僕は迷わずアサリと答えます。ただアサリは三河湾、梶島あたりで採れた物に限りますが。人々のアサリ観を根底から覆すほどの味わいなんです。
何が凄いって、
・火を入れても身が縮まない。それどころか、貝殻からこぼれ落ちそうなくらい大きくなったようにさえ見える。
・貝特有の磯臭さが全くない。
・恐ろしく澄んだ味の出汁が出る。
とにかくすごいのです。
貝にしてはあまりにもはんなりした味わいなので、ビアンコにすると物足りないくらい(それでも奥奥には旨みがあるんですが・・・)。
やっとこのアサリのシーズンが始まったようで、名古屋の母さんに送ってもらいました。というわけで日曜日はフさん達も呼んでアサリナイトを開催。
いつもいつものごとく、ロッソにして食べたのですが、僕的には不満足な結果に。焦って作ったので、アサリの身に火を入れすぎたのと、トマトソースが少し多かった。いつもトマトが前面に来ないように、軽く風味と酸味を足す程度に入れるように心がけていたのですが・・・。アサリさん、申し訳ない。
一緒に送ってもらった生ワカメが無茶苦茶美味しかった。
飲んだワインは、
Sassaia2004Magnum
Bianco2003 MassaVecchia
Trebbiano d’Abruzzo 1998 Valentini
Oslavje 2003 Radikon
やばい、全然名前覚えてない。シュレールのところで修行した人らしいことと、ガメイだって言ってたことだけ・・・フさん、すまない!
P.Jambonの赤
サッサイアはほんとあっという間になくなっちゃいました、そしてビアンコも。ラディコンも去年の秋彼の家で飲んだ時ほど揮発酸を強く感じなかった。
トレッビアーノ98はアンジョリーノと去年の秋飲んだ時よりは好印象、しかし飲み進まない。サッサイアやビアンコにあってトレッビアーノにないもの・・・。昔ほど感動しなくなったのは、きっとワインのせいではなく僕のせいだろう。
で、今日は会社でアサリリベンジ。ビアンコで菜の花を入れてみましたが、文句なしの出来。やっぱ焦って料理しちゃいけませんね。
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