5/16から5/23 前編
5/16から5/23、この8日間で朝5時くらいまで飲んでいた日は4日。自分史の中でもレコードではないでしょうか。
それだけ飲んだからというわけではないのですが、非常に濃い8日間でした。
友達 – お客様である大阪の酒屋のF氏のオーガナイズで、行った事のないレストランのお客様のところにあいさつまわりを2日で5軒ほど、お客様のところでの食事(ないし飲み)が5軒。そして5/18はもしかしたら業界初の試みかも、という日曜日の試飲会をやらせていただきました。たくさんの方々に来ていただきました。この場を借りて、来ていただいた方、企画してくださったWine Shop Fujimaruさんとトムギャルソンさんに感謝いたします。
5/16の夜は、大阪に来たら行かずにはいられないお店のひとつの豚玉さんへ。ご主人Iさんの探究心には毎回口が開くほど驚かされます。手打ちパスタもおいしゅうございました。入店後2時間経ってもお好みを焼く香りを嗅がないお好み屋さんって・・・。すごすぎます。
F氏とビール1杯の後、ワイン2本開ける。
その後キタのPinco Pallinoに移動。僕グラス2杯(プロセッコ、ラディコンのOslavje Ris.98)、F氏グラス3杯後ボトル2本(CorinoのAchilleとDaniele君の白)。途中素敵な合流組が一人。店で寝てしまう、いつものことですが。
5/17 遅く起き、遅い昼食にNogarazzaさんに行く。2日酔いというわけではないのだが胃が重かったのですが、食べるにつれヒートアップ!それくらいテンションの高いお料理だった。
スタートのキュウリとセロリのピュレに癒され、プリモの香り(パスタに練りこんであったソバと、ソースに使われていたワラビの)でうっとりし、太刀魚と万願寺の焼ききった感に野生が目覚め、固まってないパンナコッタ(”煮た生クリーム”という名前なんですから固まっている必要は別にない)に目から鱗が落ちた。
どれも本当に美味しかったのですが、ドルチェのグレープフルーツのグラニータ、ゴールデンパインに山椒風味のパンナコッタの組み合わせは昨今食べたドルチェではずば抜けていたような。グラミネとコエノビウムを1杯ずつ。
夜はアルバロンガさんでの食事会。6人でボトル6本。
お料理ではアワビを使った前菜ととらふぐのリゾット、テールの煮込みが格別においしゅうございました。
ワインはシャンパーニュ(最近シャンパーニュ嫌い激しい僕も美味しく飲めた、名前失念)、I CliviのGalea2001、Sassaia1998、CotatのロゼにFenocchioのBarbera1995にSolderaの2001Ris.。贅沢でございました。
その後Daigakuさんへ移動、Solderaの97年を飲む。Soldera節全開、好き好みは分かれるかもしれないが僕的にはこれがないと偉大とは思えない。2001年がおとなしく感じた、時間と共に”節”は発揮されるのだろうか?
その後F氏宅でSassaia2006を飲む。
5/18 昼は今井のきざみうどん(僕の定番)でやや遅刻気味に試飲会会場へ到着。5時間立ちっぱなし、話しっぱなしにちょっと試飲してたらかなり疲れた。
夜は念願のWasabiさんに。どの串もしっかり料理として成立しており、流れも素晴らしい。性根がケチ(時間と機会に)な僕はがんばってお任せのコース32串完食。どれもすんごく素晴らしかったが、最後に出てきた食用ホウズキの串揚げにはびっくりした。生で食べるより美味しいと思う。味わいは酸味のあるマンゴーといった感じで、完璧な締めでした。
ラプサンスーチョンがベースのアールグレーのアイスがおいちかった。
そしてアイスの上に乗っていたチョコに驚愕、なんというこだわり。
試飲会の後ということもあったからか、皆さんアルコールのテンションは低め。サービスしていただいたグラスシャンパンの後、5人でボトル3本。
大阪には、フレンチやイタリアン、ワインバーだけでなく、お好み焼き屋さん、焼き鳥屋さん、焼肉屋さん、串揚げ屋さんなどでも僕が好きなワインの置いてあるところがある。東京では早々お目にかかれない気がする。なので滞在中はMaxで臨んでしまう僕なのでした。
5/19は京都に移動、お客さん – 友達であるエーテルヴァインのE氏と会う。お昼は瓢亭でお弁当をご馳走になる。ビール2本。
その後お店を見せてもらう、札幌のS氏、大阪のF氏、京都のE氏、と友達お客さんはみんなセンスが良い。ほんとにかっちょいいお店です。僕的な例外は近所のF氏位か。ははは
夕方、夜になってもお腹が空かない。というわけでお客さんのところで飲む。シュレールのリースリング1本。
ちょっと小腹が空いてきたということで、Ryuenさんに移動。馬モツとアキレス腱を使ったラグーのパスタとロンバンディア産の仔豚に一瞬でターゲッティング、前菜は軽いものをとお願いしたら鴨レバーのカルパッチョ(笑)。Ryuenさん、僕とE氏にそこまで精をつけさせてどうしようとしてたのでしょうか。とか何とかいっときながらさくっと完食。お供はMassa VecchiaのBianco2004。夜の、試飲会と称した飲み会まで時間があったので近くの素敵なお店、ドゥ・コションでシュレールのシャンデロワゾー2002を飲む。シュレールといえども、難しいヴィンテージのピノだとこうなんだと思った。2001や2003がいかに特別なのかを痛感。
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