”美味”と”嗜好”について その1
このタイトルで書いた記事、半年前に完成していたのですが、今読み返すと気に入らない部分があるので書き直します!もちろん一部は使うけど・・・おいらのばかー、失った時間を返せー!
ご丁寧に年まで跨いでしまいました・・・。
というわけで、あけましておめでとうございます。
今年も宜しくお願いいたします・・・。
2010年は本当にいろいろと考えさせられた年でした。社会情勢などを鑑みましても、業績的に悪かったわけでは決してなかったのですが、呼吸さえままならないような1年でした。ワインを買っても買っても、引き取らなければならないワインがまだたくさんあり、他の造り手からは新しいヴィンテージが発売となり・・・。あーーーー辛かった!
と書いている2011年1月現在、その連鎖から完全に逃れられたわけではないのですが(むしろいまだ渦中)、ヴィナイオータ的新規取り扱い造り手のワインの入荷の時期に目処がそこそこに立ち、今年は他の新規取り扱いはせず(腰抜かすほど驚かされるようなワインに出会わない限り・・・こんな事言ってると、会っちゃったりするんですよね、僕って引きだけは強いので)、現行のラインナップをちゃんと動かせる(伝え、売り、飲んで頂き、納得or感動してもらい、再びご購入頂き、再び飲んで頂き、再び納得or感動・・・という、簡単そうで一部のワインにとっては無茶苦茶難しいこのサイクル全般を”動かす”と定義しました)ようになることに注力していきたいと思います。
うちの岸本からも言われたのですが、2007、2008、2009年と家兼事務所兼倉庫の建設、完成に伴っての引越し(数万本のワインの引越しです!)などなど、お客様には関係ない部分での忙しさも重なり、”伝える”ということに関して少々疎かになっていたのだと思います。より正確に言うと、いざ伝えようとする時の”熱量”や”気合”はむしろ以前より増しているくらいなのですが、如何せん家兼事務所の居心地の良さから”出不精”になってしまい、”伝える”機会数そのものが減ってしまった・・・そんな感じかと。
去年12月に青森、盛岡、秋田、仙台とまわってきたのですが、各所で素敵に”熱い”人達と出会う機会に恵まれました。5日間毎晩3-4時まで、グラス片手に熱いトークを繰り広げられる相手に出会えるという奇跡(フィーリングが合う、もしくは似たような価値観を持っていなければ話すネタも尽きるってなものです)を振り返るにつけ、知り合い、語らい、伝えるためには、外に出る必要がある、という当たり前のことに気付かされまして、自分の出不精ぶりを猛省した次第です。
というわけで!
今年はいろいろな所に顔を出して皆さんとお話できればと考えております!!!
そして去年よりは楽に呼吸していたい・・・そんなささやかな事を願うオータなのでした。
と、タイトルと関係ない話でここまで来てしまいました・・・。
去年書き溜めていたネタは、今後のヴィナイオータの方針を皆さんにお伝えする上で、非常に重要だったものですから気合も入れ、できるだけ誤解が生じないようにと(なんせ僕自身誤解されることが多いもので…)気を遣いつつ書かれたものでした。すでに膨大な文章量なのですが、手直ししつつ、少しずつでも皆さんにお見せしながら書き進めていくことにします。
で、その第1弾として、美味と嗜好についてお話しようかと。
本題は”その2”から始めます。
タイトルの内容に全く触れずに終わるだなんて、プロローグからは話の展開を全く予想できない小説のようだなぁ。
他にも書かなければいけないことがあるのでそちらを優先します!!
相変わらず文章とは何の関係もありません。なぜ子供はこんな体勢で寝られるのでしょうか?
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