ヴィナイオッティマーナ緑2014 来日生産者!!

大変お待たせいたしました、11月のヴィナイオッティマーナ緑2014に来日する造り手を発表します!!!!!

ピエモンテ州からは、トリンケーロの当主エツィオが実に11年ぶりの来日です!!!!ワイナリーの目の前にある1920年代にブドウが植えられた畑、ヴィーニャデルノーチェとそれに隣接する1930年代に植えられた、近年キレキレのテンションのブドウを産するバルスリーナ、そしてロレンツォコリーノ博士(カーゼコリーニ)のバルラ(こちらも樹齢80年以上!)のワインがあれば、バルベーラというブドウの真骨頂を十二分に体感できると断言させていただきます。多品種&多種類のワインを生産しますが、そのどれもがあまりにも高いレベルにあり過ぎるために、目立たないワインが出てくるという可哀相(笑)な造り手でもあります。

ロンバルディア州からは、ヴァルテッリーナの良心とでも呼ぶべき造り手、アールペーペの醸造担当の姉、イザベッラが!!えげつない畑、長期熟成の後のリリース等々、確固たる信念を感じさせるワイナリーは、こんな心優しい人によって営まれているのだと感じていただけると思います。(言葉の壁を越えて、イザベッラの誠実さ、伝統へのリスペクト、それを守ることへの矜持、情熱が伝わってくるはずです!!)

ヴェネト州からは、僕たちのプロセッコというワインに関する盲を開いてくれた造り手、カーサコステピアーネの長男ラッファエーレが!!うちの関西支部長が、大人のカルピスソーダと呼ぶ彼らのプロセッコで是非駆けつけ一杯目を!!!!

フリウリヴェネツィアジューリア州からは、人からもワインからも大いなる理知、知性を感じさせるラカステッラーダのニーコベンサと、2009年のワインで彼が見据えていたもの(世界観、理想像…)をはっきりと世に示した感のあるMr.ストイックこと、パオロヴォドピーヴェッツと、僕も含め過激派(笑)ひしめくヴィナイオータにあって、ワインもヒトも温厚な、ペコラーリの長男、日本大好きアレッサンドロが!!!

フリウリと隣接している国、スロヴェニアからは、スロヴェニア最高(ワイン的にも、身長的にも…2mあるので…)の造り手であろう、ヴァルテルムレチニックの息子、クレメンが!!北野武が大好き過ぎるクレメンにとっては、宿願の来日です。贅沢言うなら、姉のレアちゃんにも来て欲しかった…。ミスコン優勝経験もある彼女がいたら、男子的には盛り上がったろうなぁ…。

エミーリアロマーニャ州からは、ピノネーロ(ピノノワール)というブドウの新たな個性&可能性を世に示した造り手で、働き者で几帳面、作業をしながらつい口も動かしてしまう(「~やってぇ、で次は~をやりつつ…おっと、~するの忘れちまったい!」みたいな独り言いう人いますよね?彼がまさにそのタイプ)、アルベルトアングイッソラと、ヴィナイオータを代表するカジュアルワインの供給元、イルヴェイからは、サヴィーノ&アンナ夫妻と息子リッカルドが来ます!!!「イタリアのごく一般的な家庭で、これが飲まれていたら素敵だなぁ」というのが、僕にとってのイルヴェイのワインの位置づけということになるかと。畑&セラーでの仕事ぶりも味わいも価格も、全てが良心的すぎる!!決して経済的に貧しいという意味でではなく、その行いの清らかさや私欲のないという意味で、清貧という言葉がふさわしい造り手です!!

トスカーナ州からは、あまたのキャンティ以上に土地、ブドウ、ヴィンテージのアイデンティティが確立したワインを造っているのにもかかわらず、DOCGの官能検査を落とされたことに立腹&絶望し、DOCGキャンティとしてワインをリリースすることをやめた勇気ある造り手、パーチナのステーファノ&ジョヴァンナ夫妻と、非常に対照的なブルネッロを造る2生産者、パドヴァーニ姉妹(双子!)が営むカンピディフォンテレンツァからは妹のフランチェスカが、そして奇跡のような話からワインを造り始めることになった造り手、サンタマリーアからはモンタルチーノの実験君ことマリーノコッレオーニが来ます!!!

う~ん、我ながら凄いラインナップですね(笑)。

次回記事から、各造り手の詳しい話などをしていこうと思います。

如何せん、押せ押せの状況となっておりますので、前回来日した造り手から、加筆した記事をアップしていく予定です!!!

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左から、アレッサンドロ ペコラーリ、舞妓は~ん、グイード コリーノ!!!

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