【新入荷】2018年10月 その3(Borgatta、Frank Cornelissen)
去年のヴィナイオッティマーナで来日した造り手の中で最高齢、初飛行機&初外国、恐ろしくハードな旅だったにもかかわらず、辛そうな素振りを一度たりとも僕たちに見せなかったエミーリオ爺のボルガッタからもワインが届いています!
どこまでも純粋で感動屋さんのエミーリオの人柄に惚れ込んでしまった人が続出、この来日以降の彼のワインの爆発的な売れ行きたるや目を本当に見張るものがあります。
今回入荷したのは、ドルチェット2011(ステンレスタンク熟成)の最終在庫900本と、バルベーラで造るラ ボルガッタ2013。
2012年ヴィンテージ以降、官能検査などでいろいろ言われることが煩わしくなり、ドルチェットもバルベーラもDOCを名乗らないことに。ドルチェット2011が売り切れ次第リリースさせていただく2012年は“ラ ミッラ”という名前になります!改名してもエミーリオのワインを引き続きご愛飲よろしくお願いします!
エトナのフランク コーネリッセンのワインも届きましたよ!
先日プライベートな用事で来日していたのですが、一部のお客様をお誘いしてランチ会みたいなものを開催しました(みんな良く飲んだ!)。
その際に、ワイナリー発足当初からの基本理念「何も足さない事(完全無添加)」、「エトナをボトルに封じ込める事」は全く変わっていない事、以前のワインと今現在のワインの間にある差は、ブドウがワインに変化変身しボトルに詰め込まれるまでのありとあらゆるディテールを見直し、ブラッシュアップしてきただけだという話をしていました。
「酸化防止剤完全無添加だから」というエクスキューズのもとに、還元香や極端な濁りがあることなどを良しとはせず、よりピュアで精確なワインを目指し、世でいう所謂“グランヴァン”とあくまでも同じ土俵で勝負したいとも。パオロ ヴォドピーヴェッツとフランクの存在は、ナチュラルワインとグランヴァンという、別世界だと認識されている両者を繋ぐ懸け橋になるのかもしれないとオータは思うのでした…。
今回入荷したワインは3種類、コンタディーノ2016とムンジェベル ビアンコ&ロッソ2016になります。コンタディーノは2700本入荷しているのですが、昨今の圧倒的な引き合いを鑑みますとご注文が殺到する可能性があります。ですので、今回入荷したフランクのワイン全てを限定とさせていただきます。
余談ですが、2016年ヴィンテージを最後にコンタディーノという名前はなくなり、2017ヴィンテージからはススカール ロッソ、現ススカールはススカール ロザートなります!
フランクのコンタディーノのファーストヴィンテージ(2003)がリリースされた当時には既にドイツでコンタディーノという名のワインがあり、更に世界中にはたくさんの“コンタディーノ”が存在することを知ったフランク、今回の改名に踏み切ることにしたそうです。
文:太田久人
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*ブログ掲載時には一部のワインは完売しております。予めご了承ください。
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