オータからロレンツォへの返事
我らが教授ロレンツォ、先に転載させていただいた僕達への手紙は、FB上にアップされたものでした。すんばらしいお手紙だったので、すぐにイタリア語&日本語で返事を書きました。その日本語Ver.も転載させていただきます。
ちょっとした言葉遊びをしているのですが、それもこれも我が心の師匠上原ひろみちゃんのMOVEというアルバムから本家取りしたような内容となっています。英語で言うところのMOVEにあたるイタリア語がMUOVERE(動詞の原形)ということだけ念頭に置いておいてください…。
チャオ プロフェッソーレ ロレンツォ!
COMMUOVENTEな(心が動かされる=感動的な)手紙だ!
じつは東京のヴィナイオッティマーナで、「MUOVERE動かす(ないし動く)」というテーマで話をしたんだ。
まずワインが俺を衝き動かす。
そのワインをイタリアから日本に動かす(輸入する)ことにした。
それ(輸入すること)は、そのワインの背景にある、とあるコンセプトをPROMUOVERE(英語で言うところのpromoteで、前に動かすと言う意味から派生して、奨励、宣伝、擁護などの意味に)擁護、支持するためでもあった。
このコンセプトって、うちら人間自身のサスタナビリティ(存亡)にとっても非常に意味深いというか、重要だと俺は考えている。
で、そのワインは、日本で沢山の人を動かした(感動させた)。
で、3年前と今回、俺はロレンツォとグイードをワインに動かされた人たちに会わせたくて、イタリアから日本まで動かした(連れてきた、来てもらった)。
恐らくだけど、彼らの(ロレンツォたちのワインへの)熱狂ぶりは、ロレンツォたちのことも動かしたと思うんだけど、どうよ?そして間違いなく、君たちは何かを日本から動かして(持ち帰って)、それを畑に撒いたと思うんだ………どうだろ、俺の言いたい事分かるかな?
(理想的な農業のあり方のように、)ポジティブなエネルギーだけで、とあるサイクルが確立しているんだよ!これこそ俺がここで実現したいものなんだよ!ロレンツォは、俺にとって「人生」(生きるということ)に関する、偉大な師匠の1人だよ!
5月に会いに行くから、それまで元気でね!
ヒサト
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