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2017-06-10

【新入荷】2017年6月 その2

我らがアンジョリーノ先生率いるラ ビアンカーラからはマシエリ2016ヴィンテージが入荷です!

ダニエーレ ポルティナーリ同様に、品質的にも量的にも恵まれた年となった2016年、総生産本数がラ ビアンカーラ史上初の10万本越えすることが決定的との事(お酢にさえならなければ…)。20ha栽培していることを考えれば、10万本は決して多い本数ではないのですが、いつの間に20haやってんの??というのがオータの正直な感想といいますか…。息子が4人いる事、彼らが全員ワイナリーで働くことになったとしても経済的に困らないことを念頭に入れて、アンジョリーノはこの規模まで拡大することにしたのかなぁと僕は考えています。中でもマシエリは約5万本の生産量になるとの事で、ヴィナイオータは25000本担当しろとアンジョリーノからお達しが(苦笑)。というわけですので、今後は2ヶ月に1度は3600-4800本が入庫することになると思われます。お願いですから、たっくさん使っちゃって下さい!

 ヴァッレ ダオスタヴェヴェイからも2016ヴィンテージのワインが届いています。

2015年秋に彼らを訪ねた際に醸造方法などに関して突っ込んだ話をいろいろしてきたのですが、2016ヴィンテージの収穫直後に彼らからメールが。

親愛なるヒサト
 質、量どちらの意味でも素晴らしいブドウに恵まれた2016年ヴィンテージの収穫が終わったよ!
 ようやくお客さんに満足してもらえるだけの量が用意できるよ…2014、2015と厳しい収量だっただけにホッとしてるよ。
   量もある程度あることだし、去年の秋にヒサトと話したことのうちのひとつ、無濾過でのボトリングを試そうかと考えているんだけど、それをやるためにも君にひとタンク分のワイン…約2000本を買うという確約をして欲しいんだ。
  親父はそうやって造ってたわけだから、味わい的には何の問題ないものが出来あがることには確信があるのだけど、時と共に瓶に澱が溜まったりワインが濁ったり、場合によっては2次醗酵が始まって僅かに発泡する可能性があって…そうなったものをイタリアで売ることは現状としては無理と言わざるを得ず…。
 だから無濾過を試すのならば、その分は君に全量買ってもらう必要があるわけで…。

そんなのやるに決まってるじゃないですか!彼ら曰く、最近開けてみたところ、まだ濁りも澱も発泡も見られないそうです。少し発泡してくれたらいいのに…とオータは考えています…。
彼らの通常版である濾過Ver.も120本分けてもらいました!!ご注文の際ですが、濾過もしくは無濾過Ver.どちらかを必ず明記するようお願いいたします。

(※ご覧のとおり、濾過ver. or 無濾過ver.の記載がラベルにはございません、、、→ラベル上での区別が不可能!!!)

(※弊社から出荷時にFilterの頭文字から「Fシール」を添付しています。「Fシール」有りが濾過ver、無しが無濾過verです。お見落としのございませんよう、ご確認ください!!)

夏あたりから2ワインの間に若干の差が出てくると思います。是非ともその差を皆さんの舌で確かめてみてくださいね。残念なことに、2017年ヴィンテージは暑い3月(結果発芽も生長も早まり…)のあとの4月の遅霜によって出ていた芽は全て枯れてしまったそうです…。現時点で2017ヴィンテージの生産量はほぼゼロと決まっているだなんて…厳しすぎる…。

イザベッラと彼女の息子たちで営まれているワイナリー、イル ブオンヴィチーノワイン食品がようやく届きました…。

彼女たちの食品の通関には毎回泣かされておりまして、インヴォイスに記載されている個数と実数が合っていたことが今まで一度たりともございません…。単純な足し算なわけですから、毎回ちゃんと合わないという事の方が、遥かにハードルが高い気がするのですが…イザベッラ恐るべしです…。


今回、初入荷となるジャムが2種類
左:コンフェットゥーラ ディ メーレ コトーニェ (マルメロ(西洋カリン)のジャム)
右:コンフェットゥーラ ディ フラゴレ (イチゴのジャム)

今回届いたワインは3種類で、ブラケットで造るアキッレ2015、ドルチェットで造るアウグスト2015と樽で熟成させていたバルベーラで造るレオナルド2014になります。

どうぞよろしくお願いいたします!!

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