toggle
2018-05-09

ヴィナイオータかわら版 ~ 菅原(すがはら)編 ~

スタッフの “ 飲んでもらいたい ” ワイン紹介!!
菅原(すがはら / ダ ダダ勤務)編

Pignol 2001(ピニョール / ブレッサン)

昨年4月に入社し、つくば市にある弊社直営店 da Dadaに勤務している菅原と申します。
ヴィナイオータに入社する前は地元岡山県のイタリア料理店でサービスマンとして働き、香川県の小さな島で働いたりして、その後長野県のワイナリーで1年間働いていました。
酒販店や飲食店の皆さまとはあまりお会いする機会がありませんが、どうぞよろしくお願いいたします!

イカツイ風貌や葉巻をくわえている姿がインパクトあるので、ブレッサンと聞くと顔がパッと思い浮かぶ方の多い造り手ではないでしょうか?
ワイナリーの事を日本語で紹介してくれているページがあるので、是非1度ご覧になってください。

https://bressanwines.com/ja/

僕自身のPignol 2001(ピニョール)との出逢いは、イタリア料理店でサービスマンとして働いていた時に行ったワインとごちそうのお祭り「ヴィノム オカヤマ」の打ち上げ会場でした。
現在の上司、関西支部の岸本が持ってきていたワインのうちの1本がこのワインだったのです。
ヴィナイオータのワインは勿論、他のインポーターさんのワインもあり、目移りするような素敵なワインが沢山並ぶ中、グラスに注いでいる瞬間の香りから一気に惹かれ、力強いのに円みと気品溢れる特別な味わいに虜になりました。
ワインを好きになり、積極的に飲み始めてまだ間もない頃で、ブレッサンという造り手・ピニョーロというブドウ品種をこの時に知りました。
ピニョーロという黒ブドウについて調べてみたのですが、「苦いタンニンが豊富で飲み頃になるには膨大な時間が必要であるが、熟成の先にはフリウリのポテンシャルを誇示する土着品種である」と。
その文の通り、若いワインは強いタンニンが先行して他の要素や味わい、表情が隠れがちなのに対し、時間を経たピニョーロは大人の艶やかさと気品があり、複雑で単純には表現出来ないとてつもない姿を現し、熟成したワインの真髄をワインラヴァーの皆さまに魅せつけてくれる、そんなワインだと思っています。

ヴィナイオータのラインナップの中では高価格帯のワインではありますが、、、2001年のワインが現行で普通に買えて、開けたてからめちゃくちゃ美味しい。
このワインがセラーにあると頼りになり、お店に上質さをも加味してくれるのではないかと思う、そんな存在感のある1本です。

飲んだことはあるけど最近飲んでない方、益々美味しくなってますよ!飲んだこと無い方、きっとビックリしていただけるかと思います!

是非飲んでみてください!

<<菅原の飲んでもらいたいワイン>>
銘柄:Pignol 2001 ピニョール2001

造り手:Bressan ブレッサン
地域:伊フリウリ=ヴェネツィア・ジューリア州
品種:ピニョーロ
醸造:井戸水で温度を調節しつつ長めのマセレーション(果皮浸漬)を30日間行い、その後澱引きをして40日間の二次醗酵を行う。2000リットルの樫の大樽にて36か月、瓶内で最低でも15か月間熟成されリリースされる。
希望小売価格:¥10,000(税抜)

関連記事