【新入荷】2025年6月その4(Case Corini)
緊急でエミリア ロマーニャより筆を執っております。かくかくしかじかな事情でパルマ近くのホテルで足止めを食らっているオータです。幸い今日は午後のアポだったので、予定通り行動できそうなのですが…。何度もレンタカーを利用してきましたが、この手のトラブルは初めてで、困らない程度にイタリア語を理解するオータでもやや緊張する状況を強いられております…。それにしても、レンタカー会社からの折り返しの電話が遅い(笑)!
そんな時、6月後半に出荷予定のワインが載ったコンテナーの到着が遅れ、入庫および出荷を予定していたトラックがガラガラになってしまうかも?という恐ろしい知らせが日本から届きまして…。
弊社の台所事情的にもこのまま指を咥えて待つわけにもいかず、、というわけで、こういう時のために(?)売らずに取って置いたカーゼ コリーニのワインをリリースします!本当は涼しくなる秋口まで待ってリリースする予定でいたのですが、どうかお察しのほどを。
【カーゼ コリーニ】
ブリッコ2021:ワイナリーから最も近いところにある、故ロレンツォ コリーノがマイナー土着品種から国際的なものまで様々な品種を試験栽培していた区画。歯抜けがとても多かったのですが、グイードが進めていた植樹が実を結び、まとまった量が収穫できるように。ネッビオーロの割合が増え、力強さとエレガンスが混在するワインになったように思います。
チェンティン2020:ネッビオーロが大半を占めるのですが、酒躯を強くすべく少量のバルベーラ(バルラの)で“補正”を施したワイン。
バルラ2020:故ロレンツォにとって、もっとも思い入れの強い畑がこのバルラ。主に1920年代に植樹されたバルベーラを植わる区画。
当然のことながら、どのワインも寝かせたら寝かせただけ芳醇かつ豊潤なワインになることが約束されているわけですが、現段階でも十分に楽しんでいただける味わいかと!でも、できることなら、寝かせてください(笑)。
■商品画像はこちらから→https://ec.vinaiota.com/list.php?c_id=78
*ブログ掲載時には完売しているワイン、商品がございます。予めご了承ください。