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2016-08-25

【新入荷】2016年8月 その3

Pacina_Giovanna

1週間ほど夏休みを頂戴していましたが、お盆明けも入荷ラッシュは続きます!

トスカーナのパーチナからは、最初で最後になるであろうモンスターワインを含む4種類が届いています。どうやら僕(オータ)がけしかけたことで本格的に生産することになった白、チェッレティーナ2014の1回目のボトリング分が入っています。樽から飲みましたが素敵です!

2016_08_23Pacina

そしてイル セコンドパーチナの新ヴィンテージも届きました!セカンドラインらしからぬ強靭な酒質を持つイル セコンドですが、今回入荷の2014は2014年というヴィンテージということもあり、例年よりもアルコール度数も2%ほど低いワインとなっています。普段でしたら、売り切れ間近に本来の力を発揮することが多い気がしますが、今回の2014はもうすでに親しみやすいワインとなっています。そしてパーチナは2011が。なんといいますか、このワインを美味しくないという人はまずいないと断言できるほどに普遍的かつ調和の取れた味わいのあるワインです。アルコールも軽く15%超えておりますが、サクサクです!! 蔵出し価格が大幅に上がったので、1割ほど値上げをすることになってしまいましたが、いまだにハイコストパフォーマンスと言えるのではないでしょうか。

例年でしたらば、元のワイン自体はパーチナ(ワイン名)で、ステーファノが気に入った樽を1-2樽選び、それをマグナムにのみボトリングしたものをパクナという名前でリリースさせていたのですが、今回入荷のパクナ2011は、ワインそのものがパーチナとは別に仕込んだものになります。

2011年の夏は、極端な酷暑&少雨でブドウ樹が乾燥に苦しみます。パーチナ用の畑でも、一部のブドウは収穫時期には干しブドウ化してしまいます。そこで2回にわたって収穫をすることにし、普通に完熟したブドウを醸造したものがパーチナになり、それとは別に半干しブドウだけで醸造を行います。レ ボンチエの場合は、酵母がすべての糖分を食い切ることができず残糖が残ったワイン(トンダーレ)になってしまいましたが、パーチナでは酵母が頑張ってくれてほとんどの糖分を食い切ってくれました!!!アルコール度数16.7%のとんでもないワインです…是非ともパーチナ2011と飲み比べてみてください。

2016_08_223Calabretta-1

エトナのラ カラブレッタからまたしてもワインが届きました!!

ヴィナイオータは皆さんにブラインド買い(そのヴィンテージのワインを飲んでいただく前にたくさん買っていただくこと)をしばしばお願いしちゃっていますが、僕もブラインド買いをしてしまいました(笑)。当主マッシミリアーノから、「すげーお値打ち価格で出せるワインがあるんだけど、またヴィナイオータってラベルにしてみないかい?」というメールが。

使われているブドウの90%が、ビアンカヴィッラという地域の標高の高い区画のブドウと、そして残り10%がパッソピシャーロのブドウ(ノンナコンチェッタ用の畑の隣だそう)の2015年のワインで、9月末に降った雨のせいで凝縮感がなくなってしまったブドウを使って、フレッシュで、香り高く、飲み心地の軽いワインをコンセプトにして仕込まれたワインだそうです。ズバリ夏向きの赤!!!…なのではとオータは想像しております…本当にそうであると良いのですが…。

2016_08_25Calabretta-3

他9ワインも絶賛販売中ですので、そちらのほうも是非ともお願いいたします!!!

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