【新入荷】2020年1月その1(Daniele Piccinin、San Bartolo)
前回入荷時にはまさに飛ぶような勢いでセラーから旅立っていった、ダニエーレ ピッチニンの2017年ヴィンテージの2回目の入荷です!ビアンコ ムーニは3600本、モンテマーグロは2400本、ロッソ ムーニ(初入荷!)は1200本届いています。ビアンコ ムーニは再入荷の予定ありですが、モンテマーグロとロッソに関しては、今回が最終入荷となりますので、お買い逃しなきよう!特にモンテマーグロは、是非とも数年寝かせていただきたいです!
ドゥレッラを使用し、無補糖(同年のドゥレッラの干しブドウのモストを使用します!)、酵母不添加で造るナチュラルスパークリング、アリオーネ2015の最終在庫300本も届いております!サイコーに美味しいです!こちらのヴィンテージが終わり次第、2016年をリリースします!
去年鮮烈なデビューを飾った、ダニーロ コンティ率いるリーパリ島のサン バルトロから、イーゾラ ビアンカ2017と、イーゾラ ネーラ(!!)2017が届きました!
「そうだ、何かワインを開けよう!」となった時、現行ヴィンテージに手を出すこと自体オータ家では非常に稀だったりするのですが、2019年に最も抜栓したワインはイーゾラ ビアンカ2016だとオータは確信しております。抜栓直後は少々素っ気ない雰囲気から始まるのですが、時間が経つにつれ、果実味(ブドウ)、塩気(海風)、ミネラル(土壌)が織りなす三重奏の美しさにウットリ…。
2017年は、2016年以上に外向的な雰囲気を持ち合わせていますので、抜栓直後から楽しめると思います。
リーパリの土着品種にコリント ロッソという非常に変わった品種があります。房に生るブドウの粒の大きさが一定ではなく(大きなもので2cm弱、小さなものだと3~4mm)、房自体も非常に小さい…。いかんせん、このメルマガを書いている時点でコリントロッソ単一のワインを飲んだことがありませんので、品種としてのポテンシャルに関してはなんとも言えませんが、あの房を見ただけで絶滅寸前の品種なんだろうなと確信しました(笑)。
イーゾラ ネーラはコリントロッソ85%とアリカンテ15%で造られるワインになります。はて、なぜアリカンテ???と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、苗木業者さんがコリントロッソと間違って納品してしまったものだそう(笑)。
今年の夏パオロ ヴォドピーヴェッツがヴァカンスでリーパリ島を訪れた際、次々と開く偉大なワインたちを差し置いて最も杯を重ねていたのは、このイーゾラ ネーラだったとダニーロが嬉しそうに話していました。パオロが飲み過ぎたせいか、78本(!)のみの入荷となります…。
*ブログ掲載時には完売している場合もございます。ご了承ください。
文:太田久人
244 nuovo20.01.15
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