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2022-12-27

【新入荷】2022年12月その2(Il Maiolo,Il Cavallino,Il Censo)

恐ろしいほどに濃厚な時間&空間を過ごしているオータです・・・。帯同8日目にして激烈に疲れてしまっていますが、サイコーにハッピーです!おかげさまで「ヴィナイオッティマーナ2022 / ピリオド1」も大きな問題も起こることなく(オータ目線では、になりますが・・・)終える事が出来ました。

来場者の方たち、造り手、協力スタッフ、そしてヴィナイオータスタッフみんながエネルギーを持ち寄ることで生まれる、楽しく、穏やかで、そしてとっても温かな空気感が本当にステキでした。ヴィナイオッティマーナというイベントを通して表現したいと長らく夢見てきたことが、ようやく形を成した気がしています。これからいらっしゃる方たち、楽しみにしていてください!皆さんの期待を裏切ることはないと確信しています!!

楽しくも苦しいオータの旅(帯同)はまだまだ続くわけですが、マグロ同様に止まったら死んじゃう生き物、ヴィナイオータの入庫ラッシュも続きます!というわけで、挨拶そこそこで新入荷案内です!!

 


まずはピリオド5に参加予定のイル マイオーロからは、イル マイオーロ(黒ラベル)200520062007と、マイオーロ初の白、カンポ ディ ポンテ2020(前回イル マイオーロ ビアンコとして紹介したワイン)が再入荷、そしてバルベーラ&メルローで造ったイル マイオーロ(ベージュラベル)2009が入荷です!

黒とベージュ・・そう、厄介なことにワイン名はどちらもイル マイオーロないしエミリア ロッソ・・・。実は、この後には同ヴィンテージ&同名の、ラベルの色が違う(黒と赤)ワインも控えており・・・。自分の言いたいことだけ言って、人の話をあまりちゃんと聞かないフランチェスコらしい気の利かなさです(笑)。なんにせよ、今後はラベルの色もリスト上に表記するようにします!

で、このベージュラベルですが、ボナルダが病害でほとんど収穫できなかったため、伝統的セパージュを諦め、バルベーラにメルローを混醸したもの。フランチェスコ曰く、ボトリング後に微細な乳酸発酵が起こったそうで、微発泡とまではいきませんが舌の上でピリピリを感じるボトルもあるのですが、それがまた美味しい!重厚な黒ラベルに対して、ベージュは軽やか!

前回入荷時には、詳細が不明だったカンポ ディ ポンテ(ていうか、名前さえも教えてもらってませんでした・・・)ですが、前回訪問時にようやくいろいろ理解が出来ました。2年前にラ ストッパのジュリオ アルマーニの住むディナーヴォロ(彼のワイナリー名はデナーヴォロ・・・こちらもややこしい!)とディナーヴォロから更に南西へといったところにある街並みが美しいボッビオの郊外の畑を購入、そのブドウで仕込んだのが、このカンポ ディ ポンテ。

2020年ヴィンテージは、ボッビオの畑の大半のブドウをイノシシに食べられてしまったため、ディナーヴォロの畑のブドウがメインとの事。

 

そしてこちらもピリオド5に来日予定のイル カヴァッリーノからは、ガルガーネガ&ドゥレッラで造る微発泡ズガス2021、スタンダードラインの白グランセルヴァと高樹齢のガルガーネガで造るプリ2019が届きました。ズガス2021は、今年の9月に訪問した際に試飲させてもらったのですが、ちゃんと発泡していましたし、還元的ニュアンスもほぼ皆無!

オータは、サウロが品質面での大きな進化を遂げたのは2019だと思っています。つまり…今回入荷のグランセルヴァ&プリはヤバいってことです!何のストレスもなくスルスル入ってくるワインです。皆さんも是非驚いちゃってください!

 


先日リリースした、シチリアのイル チェンソプラルアール2018、予想通り瞬殺してしまいましたので、2019をリリースします。まだ硬さの残る2018に対して、2019は1歳年下ですがかなり大人びています。とはいえ、2017ほどにはほぐれていないので、2018同様少しだけ待ってから開栓することをおススメします!

 

*ブログ掲載時には完売しているワイン、商品がございます。予めご了承ください。

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