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2007-02-16

自分史そしてヴィナイオータ史 その8

98年はイタリアと日本を行ったりきたりでした。今考えると恐ろしいくらいワイン売れてませんでした。そりゃ全くノウハウもコネも何もなかったですからねぇ。

99年 正月 Oシェフ(以降ろっしさんということで)がイタリアに来る。プリミティーヴォの生産者何軒かを訪ねるべく、一緒にプーリアに行きました。ガンベロロッソに載っていた造り手2軒ともう一軒は、ろっしさんがとある東京のワインバーで、そこのオーナーがN.Y.で買ってきたプリミティーヴォを飲んで、いたく気に入り、ボトルを持ち帰っていたという造り手。そのラベルだけを頼りに住所と電話番号を調べて行ったのが、今弊社で扱っているVinicola Savese。別に自然派でも何でもありませんが、嘘のないワインを造る人たちです。
マンドゥーリアというこの地域で一番印象的だったのはやはり畑でしょうか。
アルベレッロという、葡萄樹の仕立てを始めて見たのがここだったというのと、普通に樹齢が100年を超えているものが残っていました。100年とかのものだと、ほとんど葡萄がならないので、逆になった葡萄は物凄く糖度が高くなるようで、デザートワインを造るのに使うって言ってました。

あとプロヴィナージュという接木を行わない取り木の方法を始めて見ました。マンドゥーリアは海に面した町で、砂浜から数十メートル内陸に入ったところにブドウ畑があったりします。なので場所によっては本当に白砂の畑とかもあって、土壌に塩気があるせいでフィロキセラのような虫が住めない環境なのでプロヴィナージュのようなことが昔から普通に行われているそうです。
それにしても、海水浴客が畑の横をすり抜けていく中、畑でブドウを収穫するって、どうにも働いている側にはやりきれない状況ですよねぇ。
一番上の写真左側のブドウ樹が親木で、右側の棒の陰にちょこっと出てるのが子供。2-3年はつないだままにしておいて、子供が十分に根を張ったと判断した段階で切り離します。
下の写真2枚はTheプリミティーヴォの畑。大きなトラクターとかは入れません。
2枚目の写真の左手前側の木の下に石があるのですが、木によって年経つごとにどんどん傾いていってしまうらしく、それを踏みとどまらせるべく置くのだそうです。
一番下の写真、ちょっと怖くないですか?

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