ハラミナイト
ご近所のお客さんであるフさんは男気のあるお坊ちゃんだ。どうやら彼は時々無性に肉が食べたくなるらしい。
幸いつくばには素敵な肉屋さんが1軒あって、この前青山の駆け込み寺のスーパーソムリエ君が遊びに来てくれた時には、フさんは近江牛のモモの塊を1kg強買ってきて、それを5人で食べた。いい量っちゃ量だったけど、皆難なく完食。焼いただけの肉を”ガッツリ”食べたいという欲求はフさん的に満たせなかったらしい。
で、今回はハラミを食べようという事になって、フさんがその肉屋さんに電話したところ、塊を常に用意しているという。僕も無責任に1本買っても大した量じゃない的なことを言ってしまったら、
本当に1本買ってきてしまいました。一部うちのキッシー宅におすそ分けしたらしいが、残った肉はどう見ても1.5kgはある。さらにうちの奥ちゃんが突然熱出して来れなくなっちゃったので、3人でとりあえず3分の2くらいの量(つまり900gくらい)と格闘することになりました。
こんな感じの量を3回戦に分けて食べました・・・。結論としては、ハラミはモモよりガッツリくるという認識で3人とも意見一致(当たり前か)。
残ったお肉まで頂いてしまって、太田家は次の日の夕食もハラミでした。あー幸せ。
でこの日飲んだワインはというと、
フさんの用意したワイン
Schueller R de table Cuvee Particuliere 2004
何も言うことございません。ブルーノ最高!!
P.Bea Rosso di Montefalco Ris. 2001
ベアのワインとは思えないほど滑らか。上手になったなぁ。
で僕はというと、ハラミにも負けないようにとガッツンガッツンしたものを持っていってみました。
Vodopivec Solo 2004
美味しいよう。この日はかなり開いているような印象を受けた。もう少し硬い気がしてたんだけど。
Cappellano Barolo Pie Franco 1998
ボローニャのワインバーにフさんと行った時に見つけたもの。かなり進んでいるように感じた。そのお店のワインの置き方もあまり良くないと思ったし、そのせいかと。それでも凄味の片鱗はあった。ジュゼッペ・リナルディ、バルトロ・マスカレッロとカッペッラーノ、仲良しトラディツオナリスタ(伝統主義者とでも訳すのでしょうか)の中で、僕が一番しっくりくるのはカッペッラーノかな。
P.Bea Sagrantino Secco 2001
これも良かった。最近の彼のワインには品が出てきたような気が。もしくは以前が野卑ていただけか?
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