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2019-04-16

【新入荷】2019年4月 その3(Cristiano Guttarolo、La Biancara)


クリスティアーノ グッタローロ (新規取り扱い)

以前までテラヴェールさんが扱っていた、プーリア州のクリスティアーノ グッタローロが新たにヴィナイオータのラインナップに加わりました!
去年の夏、クリスティアーノからの依頼で初めてワイナリーを訪問したのですが、畑も畑を取り巻く環境もワインもヒトも素晴らしかったことに加え、同じプーリア州で同じブドウ品種を手掛けるナタリーノ デル プレーテのワインとの鮮やかなまでのコントラストに僕自身がビックリしてしまいまして、それを皆さんにも体感していただきたい!と思ったのも取引を決める大きな動機になりました。

海抜40m、海にも程近いナタリーノの畑で生まれるワインには、“豊かな果実味と柔らかな口当たり”という僕たちが南のワインにイメージする要素が分かり易くあるのに対して、直線距離にして7-80kmほどしか離れていない場所で造られるクリスティアーノのワインには“南らしからぬ鋭い酸”があり、「これって北のワイン??」と思ってしまう人もいるのではないでしょうか。大半の市町村が海抜100m以下に位置するプーリア州にあって、クリスティアーノの畑は海抜400mの石灰岩台地の上にあります。クリスティアーノが好きなワインのタイプも、ジュラやシャブリのような、インパクトよりも余韻に重心の置かれた、酸のしっかりしたワインだそう。だとしたら、彼の畑はまさにうってつけの土地ではありませんか!

2004年に祖父から受け継いだ1haの畑でワイナリーとしての活動をスタート、当初から微生物-植物-動物間の調和を取り戻すことを心掛けた農業を実践しています。ワイナリーでも人為的な介入を排し、野生酵母による醗酵、一切の濾過清澄作業を行わず、酸化防止剤完全無添加でボトリング。

今回入荷したワインは5種類、全てステンレスタンクで醗酵&熟成させたものになります。

●カルシア2017:土着品種であるヴェルデーカで造る白で、モストだけで醗酵

●ヴィオレ2017:圧搾したモストのみを使用し白ワイン風に仕込んだ、プリミティーヴォで造るロゼワイン。84本のみの入荷

●ラ ミエ デッレ ヴィーニェ2017:プリミティーヴォ100%。変な言い方になりますが、カルソのレフォスコのようなプリミティーヴォです!プリミティーヴォというと、マンドゥーリア周辺が生産地として知られていますが、クリスティアーノによると彼のワイナリーのあるジョイア デル コッレ周辺の方が歴史的にも古いそう!

●ススマニエッロ2017:ススマニエッロは、クロアチア沿岸部のダルマチア地方から伝播してきたと考えられている品種。樹齢が若い時には沢山のブドウを生らせることから、“ロバに(ブドウを)背負わせる”という意味の方言が品種名になったそうです。色が濃く、酸も穏やかなブドウのため、ブリンディジ周辺では、酸が強く色素が若干薄いネグロアマーロの補助品種として使われてきました。樹齢が若い時には多産な反面、樹齢が古くなるにつれ収量が一気に落ちるという特性もあることから、栽培面積を減らしているブドウでもあり、数軒のワイナリーのみが単一でボトリングしています。

●ネグロアマーロ2017:ネグロアマーロは、紀元前7-8世紀のギリシャの植民地時代に伝播してきた品種だと言われています。暑さにも強く、暑い環境下でも酸度が落ちないことから、プーリア州で普及したと考えられています。エレガント!

アンジョリーノ率いるラ ビアンカーラからもワインが届いております!
今回新たにリリースさせていただくワインは以下の通りとなります。

●ガルガンゴ2017:ボトルによっては発泡していなかったり、フィランテによって粘性が出ていたり( https://vinaiota.com/blog/4382 )と、そこそこに問題の多かったガルガンゴ2017(発泡していなくとも、味わいに問題はなかったとオータは思っております)なのですが、今回届いたのは外見上から発泡してないことが確認できたボトルを一旦抜栓し、中身をほんの少し捨て、醗酵中の2018年のモストを加え、再醗酵を促したものになります。アンジョリーノはちゃんと発泡していると言っていたのですが…。信じましょう!!

●サッサイア2017マグナムボトル

●ソ サン2015:2013が終売しましたので、2015をリリースします!抜栓直後はやや閉じ気味ではありますが、2-3日後から表情を出し始めるかと!

●ピーコ2017クリュ物:ピーコは、ファルデオ、モンテ ディ メッツォ、タイバーネの3区画で獲れたガルガーネガをそれぞれ単一で醸造し、ボトリング前に3区画のワインをブレンドしたものなのですが、2006ヴィンテージ以降、クリュごとに顕著な差があると判断した年にだけ、それぞれ5-600本程度生産されるのがクリュ物になります。

●タイバーネ2015:条件が揃ったヴィンテージにだけ生産される、タイバーネの区画の遅摘みをしたガルガーネガで造るワイン。煽るつもりはないのですが、傑作中の傑作中の傑作です。2015は、樽で1年、ダミジャーナで2年熟成させていたのですが、樽で飲んだ際にガッツポーズ、ダミジャーナで飲んだ時には真面目に感動してしまいました。オータ的には、1996や1999に匹敵するか、それらを凌駕するくらいの出来栄えだと思っております。お値段的に高く見えるかもしれませんが、絶対に納得頂けるはずです。

文:太田久人
222 nuovo19.04.16

(本ブログ掲載時には完売しているアイテムもございます。予めご了承ください。)

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