【新入荷】2015年12月その1(La Calabretta)
シチリアはエトナのラ カラブレッタから色々ワインが届きました!!!
最近種類が増え過ぎて、僕たちでさえ何が何だか分からなくなりそうです(笑)。というわけで、今回入ったものともともと在庫があったものを合わせ、おさらい的に改めてご紹介させていただきます。
ロザート2014:現当主マッシミリアーノのお父さんが赤ワインを飲めない奥さんのために造り始めたネレッロのロゼワイン
ガイオ ガイオ2013:樹齢の若い区画のネレッロで造る、果実味豊かなワイン。ある意味カラカラ ロッソの対となるワイン
カラカラ ロッソ(05,08,09):本来ならヴィーニェヴェッキエとなるべきワインだったのですが、納得のいかなかった区画、ヴィンテージのものをブレンドしバランスをとったワイン。ガイオガイオが溌剌なら、このワインは老練といったところでしょうか。
ピノ ネーロ2012:標高900m以上の場所に植えられたピノ ネーロで造るワイン。火山岩性土壌、高い標高、夏場の強い太陽…どこにもないピノ ネーロだと思います。2012年もあと僅かです!無くなり次第13をリリースします!
ネレッロ カップッチョ2012:ネレッロマスカレーゼの陰に隠れがちなカップッチョをフィーチャーしたワイン。マスカレーゼがテンションを、カップッチョが色、果実味、エレガンスをワインにもたらすことを感じていただけるのでは。弊社の売れ行き的にも陰に隠れてしまっていますが、是非お試しくださいませ!!
ピエーデ フランコ2012:アメリカ系ブドウの台木を使わずに自根で植えられた、樹齢の若いネレッロ マスカレーゼ。2012は、恵まれた年であるということも相まって、すんばらしい世界観を持っている気がします。今飲んでも素晴らしいですが、少し置いておいたらヤバいワインになると思います。今回届いた中では、オータ的に一番感銘を受けたワインかもしれません。
ノンナ コンチェッタ2012:パッソピッシャーロにある、樹齢100年オーバーの小さな区画のネレッロ。あまりにも収量が少ないのでバリックを使わざるを得ず、強い樽香が付くことを避けるために短い期間しか樽熟成をできないというのがこのワインの不幸な点でしょうか。カラブレッタの持つあらゆる区画の中で図抜けてパワフルなブドウができる区画です。偉大なワインですが、できる事なら5-10年くらい忘却の彼方に置いておきたいところなのですが、ヴィナイオータ的にはスペース上の問題で夢叶わず…無責任な発言になりますが、皆さんの方で是非!!(笑)
ヴィーニェ ヴェッキエ2004:元エトナロッソ、つまりカラブレッタのフラッグシップ的ワイン。約10年後にリリースされるワインでこの価格はあり得ないと思います。04も残り少なくなってきました、無くなり次第05をリリースします!!!
文:太田久人
134 nuovo15.12.07
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