【新入荷】2014年10月その4&11月その1(Francesco Brezza,Pacina,Davide Spillare,La Castellada)
故アルド ビアンコ
造り手の来日が1か月後に迫り、造り手紹介の文章を一生懸命書いているのですが、前回の新入荷案内分とこの案内文のあいだ(2週間ありました)に、2生産者分しか書けなかったという事実に暗澹たる気持ちになっているオータです。ですが、絶対に10日前くらいまでには終わらせるつもりです!!今回のイベントの僕自身のテーマが、“オータも楽しむ”ですので、そうできるよう前倒しでぎゃんばっていきたいです!!
悲しいお知らせが1つ。現役最長老のバルバレスコの造り手、アルド ビアンコ翁が9/12に天国に召されたそうです。またしても、古き良き時代を知る1人がいなくなりました…。こういった知らせがあるたびに、人生に永遠はないという当たり前のことを痛感させられます。残念なことに、家族にワイナリーを継ぐ意思はないそうです。ですが、熟成中のワインに関しては、来年の秋まで遺族が販売することが可能だそうで、ヴィナイオータとしましては、買えるだけ買ってしまおうと思っております!!!
それでは10/30以降と11/6以降出荷可能分の新入荷案内行きます!!
お待たせいたしました、イル ヴェイのヴァル ティドーネと並び、ヴィナイオータが誇るカジュアルワイン、ピエモンテのほんまもんのビオディナミスト、フランチェスコ ブレッツァの2リットル瓶とその他のワインも入荷してきました!!太陽に恵まれなかった12年のはんなりした味わいと比べると、13年はなかなかしっかりしています。グリニョリーノ、フレイザ、泡が出ているかどうかは、僕自身も着いてからのお楽しみ!という感じです(笑)。先日フランチェスコから電話がかかってきまして、お互い連絡を取り合っていない間にあった事などを話していたのですが、
フランチェスコ「ああ、そういえば、ワインの醗酵と熟成をできるだけ全部木樽でやりたいと思って、中古の大樽を買い足したんだよ。エミディオ ペーペって知ってる??彼らの樽を譲ってもらったんだ。」
僕「ええええええ、マジで??ちょうど昨日かな。フェイスブックにペーペが、全ての木樽を運び出して、新しいセメントタンクをセラーに入れている写真をアップしてたよ!!!その樽がフランチェスコのセラーに今あるだなんて、ちょっと不思議な感じだなぁ。」
というわけで、2014年のブレッツァのワインからモンテプルチャーノの香りを感じたら、そういう事なんだと思っておいてください。(笑)
お待たせしました、パーチナからパーチナ09&イル セコンド12が再入荷です!!!!どちらも今回の入荷分で最後となり、以降は次ヴィンテージとなります。シラー単一だったところに、チリエジョーロ(以前、カナイオーロって書いていたかもしれませんが間違ってました!!)をブレンドするようになってから、飲み心地が格段に増した感のあるラ マレーナ11(アルコール度数15.5%超!!)と自家消費用だったワインを僕が無理言ってボトリングしてもらう事で造られるようになり、今後は増産体制に入るであろう白、チェッレティーナ12、そしてパーチナ謹製、小粒ひよこ豆も届いています!!!
日本で言うところの未成年の時にワイナリーを興したヴィナイオータで最年少の造り手、ダヴィデ スピッラレの13年の白も届いています。クレスタンが1500本、ルーゴリが2580本入ってきていますが、この価格帯のワインが枯渇しているヴィナイオータですので、1-2ヶ月ほどでなくなってしまうと思われます。お気をつけください!!!(加えて、オッティマーナ用にも少々取って置かなければいけないので…)ダヴィデのお祖父さんが植えた高樹齢のガルガーネガで造られるヴェッキエ ヴィーニェは、相も変わらず極少量のみの入荷となっておりますので、限定ワインとさせていただきます。
ヴィナイオータが誇る、フリウリ重量打線の一角を担う、ラ カステッラーダからは、新ヴィンテージが届いています!!ビアンコ、リボッラ、シャルドネ、ソーヴィニョンが07、ピノ グリージョ(皮ごと醗酵させていますのでロゼワイン的色調となっています)とフリウラーノは08が入っておりまして、ロッソは01が再入荷です。06も素晴らしく美味しかったですが、まだ若干硬い印象だったのに対して、07はより暑い年だったからか、より豊満であけっぴろげな味わいで、すでに分かりやすく美味しいです!08のフリウリは雨が多かった年なので、07のワインと比べるとそのギャップにビックリされるかもしれませんが、そこは流石ニーコ、フリウラーノもピノ グリージョも素敵な感じです。ロッソもこのクオリティ、このヴィンテージでこの価格は、反則級なのではないでしょうか。ビアンコとリボッラは再入荷の予定がございますが、他のワインは今回限り(のはず)ですし、ソーヴィニョン、ピノ グリージョとフリウラーノは、それぞれ300本、300本、240本のみの入荷となっております。
文:太田 久人
112 114 115 nuovo14.10.30
造り手紹介 Davide Spillare / ダヴィデ スピッラレ 【新入荷】2022年6月その1(Davide Spillare,Maison Maurice Cretaz,Le Boncie,De Fermo,Nicolini,La Calabretta,Stefano Legnani,Stefano Berti,Cantina Giardino,De Bartoli,La Visciola) 【新入荷】2021年12月その2(La Biancara,Davide Spillare,Il Cavallino,Camillo Donati,La Collina,Sanguineto,L’Acino) 【新入荷】2021年8月その2(Radikon,Davide Spillare,De Bartoli,Ezio Cerruti,Cantina Giardino,Cantine dell’Angelo,Possa,Nicolini,Camillo Donati) 【新入荷】2020年12月その1 (Vodopivec, Davide Spillare, Gravner, Fonterenza, Santa Maria, De Fermo, Natalino del Prete, Stefano Berti, Pierpaolo Pecorari, De Bartoli)