造り手からのオッティマーナ感想文 カンティーナ ジャルディーノ

 カンティーナ ジャルディーノからは、写真まで貼りつけた素敵なメッセージが届いています!!
 写真のレイアウト等も忠実に再現しました!!
 では行きま~す。
 

 カンティーナ ジャルディーノ ジャパンツアー2015

 今回の旅に関してお話しするに際し少々前置きを。
 ワイナリーとしての私たちの現実(実情)は非常に小さなもので、カンパーニア州の北東部の無名な地方、イルピーニアにあり、生産量も多くても年25.000本ほどになります。
 私たちの住む町は、アヴェッリーノ県にあるアリアーノ イルピーノという、人口22.000人ほどの小さな町なのですが、イルピーニアにある町としては、人口的に最大級(!)の町でもあります。
 この地域にまで訪れる観光客は本当に稀で、カンティーナ ジャルディーノ発足以降、私たちを訪ねに来てくれた外国人の中で最も多いのは、皆さん日本人だと思うのですが、それでも年10‐15人といったところでしょうか…。

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 日本が私たちにとって最も重要なマーケットであると、そのことを傍から聞かれるたびに、誇りをもって答えています。日本人は、先入観を持つどころか、何事からも影響を受けることなく、自身の感情感覚に従ってワインを味わい、評価してくれます。
 もちろん人によって好き好みに違いもあるでしょうが、いざ気に入った時に見せる、熱のこもった、そして感嘆の表情に満ちたリアクションは、言語の壁を越えたあまりにも分かりやすいもので、他のどの国でも同様のものは見たことがありません!!
 (日本での飲まれっぷりを見る限り、)間違いなく私たちのワインは皆さんに気に入ってもらえていて、それは皆さんが私たちのフィロソフィを理解してくれているということで、この事は、私たちのことを歓喜感激で満たしてくれます。
 実際、2011年の1回目のヴィナイオッティマーナに参加した時も、たくさんの信じられないようなエピソードと、仕事への大いなる意欲、モチベーションと共にイタリアに帰ってきました。
 その時私たちは、我々のインポーターであるヒサトと彼のスタッフたちの仕事ぶりの一端と、彼らの情熱が人々に伝わっているさまを垣間見ました。
 その第1回目オッティマーナも、大成功だったと言って良いと思うのですが、今回の成功ぶりは、あらゆる想像を超えるもので、私たちのワイン、そして同志とも言える他の造り手達のワインを愛してやまない人たちで構成されている“家族”が恐ろしい勢いで“増殖している”と感じました。
 ナチュラルな造りのワインに関する、日本での現状を他者に伝えることは不可能に近く、自分の目で見てもらう以外理解してもらう方法がないと考え、カンティーナ ジャルディーノ史上初の“社員旅行”として、出資者みんなで日本に来ることにしました(6人中1人は、体調不良により不参加)。
 みんなでワイナリーの紹介をできて、すごい幸せでしたし、私たちの結束も強まった気がします。
 
 う~ん、他になについてお話をしたら良いでしょう?
 下の写真は、私ダニエラが、何百人もの人を前にして感動しつつもすっかりビビってしまった夫アントニオの代わりにマイクの前に立った時のもの。アントニオは口数も少なく、内気で、なかなかうちとけず、臆病なのですが、実はカンティーナ ジャルディーノの大黒柱で、ワインに関するアイデアを生み出す張本人で、そんな彼をフォローするのがアントニオを除く私たちの役どころとなります。

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ヒサト、そして愉快な仲間たちと、

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グラスを掲げて…

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かんぱ~~~~~い!
なんて素晴らしい体験なのかしら!!!!

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マナブを始めとしたスタッフ全員に感謝!
そして、アリアーノ イルピーノという小さな町から来た、私たち田舎者をすごい重要人物であるかのように扱ってくれた皆さんにも感謝!!
そしてそして、プレゼントしたそばから私たちのTシャツを着てくれてありがとう!!!!
カオリ、アナタが一番最初だったわ!!

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