前回来日時は、毎朝約束の時間に遅れて、アンジョリーノに激しく叱責されたイル カンチェッリエーレのクラウディオ、今回はとても優等生でした(笑)!!
ラーメンも何回か食べて、大満足で帰ってもらえたようです。
それでは行きま~す!!!
2回目の日本滞在も本当に素晴らしいものとなりましたし、心の底から楽しませてもらいました。
行く先々で、日本の皆さんが我々の事をスターのように扱ってくれるので、
「果たして、自分はこのもてなし振りに値する人間なのか?」
と心の中で自問したくらいです。
その度、僕の中にいるもう一人の自分が、
「自分はともかく、僕の周りにいる他の造り手達はそれに値していると自分だって思っているわけだから、自分も最善を尽くすべく、真剣に、そして大いなるプロ意識とともに一生懸命仕事をすればいいんだよ!」
とささやくのが聞こえていました。
本当に、どちらでも諸手をあげて歓迎してもらいました。
歓喜、感激は、伝染するものだと思いますし、ワインは、国際規格の“社会的接着剤”なのかと。
というわけで、(自分が皆さんからの称賛に見合う人間なのかという)猜疑心も一瞬で過ぎ去り、サインなんてものもいっぱいしちゃいました!!
たくさんの人が、僕たちの伝統、僕たちのブドウ栽培へのアプローチのしかた、母なる大地への僕たちの愛情、そしてその結実したものであるワインに関して興味を持ってくれていると知れて、本当に良かったです!!
同じ人が、何度も僕のブースに戻ってきてくれて、何杯もお代わりをしてくれた時の感動、喜び、満足感は、表現のしようがないほどのもので、そのことを誇らしく思いました。
イタリアに帰ってきて、皆さんから頂いた感動やエネルギーを家族とも分かち合いました。
皆さんの愛情は、自然相手の仕事で味わうことになる数々の困難に対する報いであり、今後さらに頑張っていくためのモチベーションにもなっています。
ヒサトをはじめとするヴィナイオータのスタッフには、我々の事を信じ、情熱をもって仕事をしてくれることに対して感謝の意を。彼らなくしては、皆さんと自然からの賜りもの(ワイン!)を一緒に楽しむこともできなかったわけですから!!!
クラウディオ