【新入荷】2017年4月 その3
ヴィナイオータ認定、イタリアワインの希望の星的若手の最右翼、ダニエーレ ピッチニンから2015ヴィンテージのワインと、デンマークのインポーターが引き取らなかったモンテマーグロ2014の全量600本が届いています!!
2006年から醸造を始めましたので、なんと今回入荷の2015で10ヴィンテージ目という…。その間に彼が遂げた畑&セラーでの進化の度合いたるや本当に恐ろしいものがあります。ここに彼が理想とするようなワイナリー(醸造施設)が出来あがった暁には…と考えるだけでオータはワクワクが止まりません!!2015年は素晴らしい天候に恵まれた年でしたので、どのワインもリッチ!ビアンコ&ロッソ ムーニは2014よりも3%(!)、モンテマーグロに至っては4%(!!)もアルコール度数に違いがあります。リッチではありますが、高い標高由来の酸もしっかり乗っていますので、全くもって飲み飽きしないワインとなっています。セパージュ等に若干の変更がありますので、改めまして各ワインのご紹介を。
Arioneアリオーネ2013:鋭い酸が特徴のドゥレッラで造るスプマンテ。標高の低い、収穫時期が若干早い区画のドゥレッラを使うのですが、その中でも熟度的に最も手前のブドウをこのワインに使い、それよりも熟度の高いものをムーニに、そして選りすぐりのものをモンテマーグロに使用します。ステンレスタンクで半年間の醗酵&熟成。同年のドゥレッラの一部を陰干しし、干しブドウのモストをタンクで熟成させていたドゥレッラにブレンドしボトリング。2年間シュールリーの状態として、瓶内2次醗酵を促します。2013ヴィンテージに関しては、デゴルジュマンの際にモンテマーグロ15を足して再び打栓したものになります。
Bianco Muniビアンコ ムーニ2015:シャルドネ60%、ドゥレッラ40%。シャルドネは収穫、除梗し、皮ごと24時間マセレーションを行った後に圧搾、ステンレスタンクで醗酵。ドゥレッラはプレス後ダイレクトにステンレスタンクで醗酵(ドゥレッラの持つ色素が酸化しやすいという特性があるため、マセレーションの仕方については未だ模索中…2016を楽しみにしていてください!!)。10か月間木樽で熟成の後にボトリング。
Montemagroモンテマーグロ2015:ドゥレッラ100%。10月第1週に収穫した標高の低い区画の選りすぐりのブドウと10月第3週に収穫した標高の高い区画のブドウを使用。醗酵がスタートするまでの短い期間のマセレーション(約12時間)、その後生産量の半分は木樽で、残り半分はステンレスタンクで醗酵、熟成も半量大樽、残りはステンレスタンクにて。
Montemagroモンテマーグロ2014:全く太陽の恩恵にあずかることができなかったヴィンテージ。アルコール度数的には11%にも至らず…。2015と比べたら線の細さは歴然ですが、そんな年でもギリギリまで収穫を待ち、きっちり完熟したブドウを使っているため、軽薄な印象は皆無です!
Rosso Muniロッソ ムーニ2015:メルロー30%、カベルネソーヴィニョン30%、コルヴィーナ20%、ロンディネッラ10%、モリナーラ10%。10月第1週に収穫したブドウを開放式醗酵槽で約20日間の醗酵&マセレーション、木樽で熟成。
Pinot Neroピノ ネーロ2015:ピノ ネーロ100%。9月中旬に収穫したブドウを開放式醗酵槽で約30日間の醗酵&マセレーション、大樽で熟成。
今回入荷の2015のワイン、どれも文句なしですが、特にモンテマーグロとピノ ネーロには驚いていただけるかと!生産量的にもようやく日本の愛飲者の喉の渇きを癒せるのでは?という段階に入ってきました!!今回入荷した本数とほぼ同量が再入荷予定ですので、心置きなく飲んじゃってください!
ヴィナイオータ創業当初からの付き合いとなるトレンティーノのロンガリーヴァからは、若干色のついたピノグリージョ、グラミネの2015ヴィンテージが入荷です!これからの季節には最適な一本かと!!
【新入荷】2024年11月その1(3Fonteinen※ビール新規取扱,オイル&パスタ:Daniele Piccinin,De Fermo,Pacina) 【新入荷】オータのアツアツ新入荷・2024年10月その3(Daniele Piccinin,Casa Coste Piane,Cristiano Guttarolo,Possa,Fonterenza,La Calabretta) 【新入荷】2024年4月その2(Daniele Piccinin,Le Boncie,La Calabretta,Longariva) 【2024義捐ワインプロジェクト 第一弾】 【新入荷】2024年1月その2(Daniele Piccinin,Trinchero)