ダ ダダ閉店のお知らせ
“日常の中に小さな特別を”をコンセプトに2013年にオープンした、飲食店であり酒屋でもあるお店ダ ダダですが、オープンから丸5年を迎える11月30日をもって終了とさせていただきますことをこの場でご報告させていただきます。
店名のダ ダダは、ダダ(オータ家でのオータの呼び名)の家といった意味なのですが、オータ家のような空気感で、オータ家が普段食べているような凝ってないけど根源的、何気ないのに飽きのこない料理やワイン、そして店で販売するオータ家でも実際に使っている食材を通して、オータの考える日常、普通、普遍が、より多くの方にとっての日常、普通、普遍となる得ること、そして日常、普通、普遍を大切にして生きることの大切さ※などを伝えたいという想いで開いた店になります。
(※とかく特別なイベントの事だけを特別だと我々は思いがちな気がするのですが、それと同じくらい日常の中にある小さなことにも特別感を感じられたのなら、人生をより豊かに生きていけると僕は思っています。物理的な意味でも、そして精神的な意味でも我々の事を“活かして(生かして)”くれる日々の食事を大切にすることは、人生を大切にすることと同義…。詳しくはhttps://vinaiota.com/blog/otablog/1287をご一読ください。)
ダ ダダのオープンに前後して、ヴィナイオータの仕事が恐ろしく忙しくなってきたこと、それに伴う社内の変革や様々な出来事もあり、僕自身があまり店に関わることなく現在に至ってしまっておりました。5年やってきた割にはあまり店としての成長もできていない気もしますし、オープン当初に掲げた想いをそれほどたくさんの方に伝えられなかったのでは?とも思っていまして、それもこれも全てはオータの不徳の致すところかと…。
そんな状況に加えて、現店舗の周辺道路の拡張工事にに伴い立ち退きを余儀なくされたこともあり、志半ばではあるのですが閉店させていただくことにしました。
この発表が遅くなったこともあり、閉店まで1か月間弱とわずかな時間しか残されていませんが、11月30日までヴィナイオータのモットーである“フルスイング”で皆さんをお迎えさせていただきます!
これまでのご愛顧本当にありがとうございました!!
ヴィナイオータ代表取締役 ダダこと太田久人
なーんて、オータがこんなに往生際が良いはずないですよね(笑)。不完全燃焼のまま店を閉める事など考えられないですし、マッサヴェッキアやヴォドピーヴェッツ、ラディコンのワインのように、当初から圧倒的な力&個性を放っていたものであっても、今現在のような認知度&愛されっぷりに至るまでに10年以上かかっている事を身をもって体験してきましたので、経験も実力も伴わない僕たちが5年程度で諦めるわけにはいきません!!業界的にも密接な関係性があるとはいえ、インポーター業と飲食店、小売店はまったくもって異業種であることに加え、投資に見合った利益を出すことが最も難しい業種の1つである飲食店、それも単価的に決して安いわけではないお店を、それほど活気があるわけではない(笑)いち地方都市で運営する事の難しさはこの5年で痛感しましたが、まだまだ伝え手である僕たちの側にもできることがあるはずとオータは相変わらず信じております!
オータがワインの世界で吠えていることは、ワインの世界だけでなく食の世界全般に対してのメッセージである事を証明する場として、自ら飲食店を経営することはとても大事なことだと思っています!!
前述の開店当初の想いに加え、もっと地域に根付く事、愛される事、そして地方都市だからこそできる事を具現化すべく、Newダダは本社隣に建てちゃいます!!!
つくば駅からの距離はそれほどでもないにもかかわらず、目の前には田園風景の広がるなかなかに素敵な場所なのですが、人通りは全くと言って良いほどありません(笑)。
帯に短し襷に長しではありませんが、飲食店としても小売店としても中途半端な感じのあった現店舗を教訓とし、新しい店舗は建物自体は一緒ですが、空間的には物販スペースと飲食スペースが完全に分かれた形となります。
スペース的に飲食部門と物販部門が分かれることと、僕たち的にも気持ちを新たに再スタートしたかったこともあり、そして飲食と購入のいずれかだけを目的に気軽に来店いただくことを願って、店名も一新する事にしました。
ダ ダダ改め、飲食スペースはダダ食堂、物販スペースはダダ商店とします(笑)。
ダダの家の近くにあるダダが経営するダダが普段食べているような料理が食べられてダダ家が実際に家で使っている食材&ワインが買える店…。
オープン時期は2019年12月を予定しています!(今から建て始めるもので…)
店舗として大きくなり両部門がスペース的に分かれること加え、現ホールスタッフ菅原が退社することもあり、新しいスタッフ数名を募集します!
あ、下記募集要項を見て心配される方がいらっしゃるかもしれないので、先にご報告しておきますが、現店舗の店長兼シェフの加藤は新店舗では両部門の統括店長的な役割となります。要は都合のよい何でも屋ですね(笑)。決してシェフから降格したわけではありません(爆)。
詳細は以下の通りとなります。
人材募集2018(2019?)募集要項
<ダダ食堂 厨房&ホールスタッフ>&<ダダ商店 販売スタッフ>
【正社員募集】
◆職種 &募集人数:
・調理人2名(うち1名はシェフ候補)
・ホールスタッフ1名 ダダ食堂マネージャー候補
・販売スタッフ1名
※※今のところの店舗詳細、スタッフの仕事上の割り振りは未定ですが、現在のda Dadaでは、物販及び飲食部門の接客、商品管理等、調理、そして調理補助と非常に広範にわたります。アイデアとしては畑仕事、食品加工も考えており、仕事の内容は多岐に渡る可能性があります。
◆勤務開始時期:
※あくまでもこちらの希望です。もちろん応募される方の現在の勤務先を優先させていただきます。
※※リニューアルオープンは2019年12月頃を予定していますが、数か月遅れる可能性があります。
・調理人1名 シェフ候補 → 夏~秋頃
・調理人1名 → 10月、11月頃?
・ホールスタッフ1名 ダダ食堂マネージャー候補 → 夏~秋頃
・販売スタッフ1名 → 10月、11月頃?
◆給与 :応相談(前職の収入等を参考に)
◆定休日 : 未定 ※現在は週休2日+夏期休暇、年末年始休暇
◆福利厚生 :社会保険・厚生年金・雇用保険 ・交通費補助 ※最初の3ヶ月は試用期間とする
応募条件:
・つくば市近隣に在住の人、ないしつくば市への引っ越しが可能な人
・ヴィナイオータ扱いのワインに限らず、自由なワインを愛する人
・ヴィナイオータという会社の理念や方向性に共感を持てる人
・パソコンがある程度普通に使える人
・元気でどんなことでも前向きに取り組める人
<応募方法>
まずはヴィナイオータ 岸本までお電話ください。
TEL 090-2723-5162 <平日9:00~18:00>
その後、郵送もしくはメール vino@vinaiota.com にて、履歴書をお送り頂きます。
以下の内容に関しまして、ご明記ください。
1)希望職種 2)氏名 3)住所 4)連絡先電話番号(連絡が可能な時間も記載)
5)志望理由 6)履歴書(形式不問)
株式会社ヴィナイオータ
〒305-0027 茨城県つくば市東岡88-3
TEL 029-896-5700 FAX 029-896-5701
ヴィナイオータもda Dadaも、つくばという地方都市にありますので、いろいろ不安な点もあるかと思います。というわけで、ちょっとしたQ&Aを用意してみました。
ヴィナイオータ 「人材募集 Q&A」
Q1 ヴィナイオータって、社員は何人くらいの会社ですか?
A1 社長の太田を除いて本社勤務は6人、最古参スタッフ岸本は関西支部として、京都の自宅を拠点に全国の営業を行っています。da Dadaのほうは、現状としては若きシェフ加藤と1人のホールスタッフ(菅原※イタリアに行くので退職予定)で営業しています。あと、つくば本社はわたくしオータの自宅でもありますから、僕の家族のフォローもあったりします。
Q2 つくばに引っ越すことになりますが、寮などはありますか?
A2 寮は完備していませんが、つくばは学生の町ですから、賃貸物件は豊富にあります。つくば駅周辺は値段が高いですが、少し離れれば色んなタイプの物件が見つかると思います。つくばは車社会ですので、車がないと生活しづらいかもしれません。自転車ですと行動範囲を限られますし…。
Q3 3ヶ月の試用期間中も、東京方面からの通勤はだめでしょうか?
A3 入社(試用期間を含む)から3ヶ月に限り準備期間ということで、つくばエリア外から通勤して頂いても結構です。
Q4 ヴィナイオータ輸入のワインは飲んだことがないのですが、輸入元の仕事を教わりたいです。
A4 出来れば弊社輸入のワインを飲んだ感想をお伺いしたいと思います。我々の仕事は「造り手」と「飲み手」のパイプ役と言われるように、仕事のノウハウだけを会得するのではなく、ワインを通じて何かを伝える事が重要だと考えています。
Q5 自分は営業向きだと思いますが、ずっと倉庫だけの仕事になるのでしょうか?
A5 弊社では、全員がディフェンスからフォワードまでこなせる事を理想としています。現時点で倉庫担当というポジションであっても、電話の応対には営業的なスキルも必要ですし、試飲会やイベントなどにスタッフとして参加することもありますし、必要に応じて営業活動もしていただきます。将来的に新しく人を採用した際に営業寄りの業務に変わる可能性もあります。
Q6 会社でワインを試飲する機会はありますか?
A6 ヴィナイオータにはすべてのワインが事務所(社長の自宅でありセラーでもある)にストックされていますので、何かにつけていつも試飲をしています。来客があった時、ワインを入庫した時、何かのテーマや問題を発見した時など、いつでも試飲できる体制にあります。
Q7 イタリアへ出張に行く機会はありますか?
A7 オータは年に3~4回、イタリア&フランスに生産者訪問に行きます。(「買付」とは呼びません)その他のスタッフも、時期をお約束することはできませんが、順次出張として生産地を訪問する機会を作っていく予定です。
Q8 社販はありますか?
A8 あります。価格も良心的です!(シェフ加藤はこれが決め手だったそうです(笑))
Q9 業界未経験でも大丈夫でしょうか?
A9 誰にも始まり(ゼロ)の時代、瞬間というのはあるものですので、それ自体は全く問題ありません!知識や技術よりも情熱、熱意のある人がいいです!!
Q10 倉庫作業はどの程度の力仕事になるのでしょうか??
A10 入庫時はまあまあ激しいです。ですが、12本箱を2箱同時に持てなどというシゴキは誰もしないのでご安心を(笑)。
ご応募お待ちしております!