toggle
2017-10-21

【新入荷】2017年10月 その4 (Il Moralizzatore、Borgatta)

獣医のエンリコと薬剤師のアンドレアによって営まれるワイナリー、イル モラリッザトーレからは2ワインが届いています。トラクターを使わずにすべての農作業を手で行い、ワイナリーでもマニアックなくらいにこだわりを持って仕事をする2人、ワインの話をすると若干技術論に偏る傾向があり、「酸がもうちょっとあったほうが俺たち的には好みかな…」とか彼らが言い出し始めようものならオータは一気に説教モードに(笑)。もちろん、栽培から醸造にかけてのブドウがワインになるという成長過程の中で、親であるヒトが干渉しなければいけない場面は多々あるわけですが、それらは“しつけ”程度にとどまるべきだと僕は考えています。

一瞬脱線しますが、ワインにとっての母親は自然、父親はヒトなのだという私見を持っています。母親なくしてブドウもワインも生まれませんが、父親はほんの少しだけ関われば良いわけで…(笑)。

もう一度話を戻しまして…果たして「身長~cmくらいで、サイズは上からXYZのボッキュッボンで、顔は小さくて目はパッチリ、性格は~な感じで…」などと、生まれてくる子供に対して期待することってあるのでしょうか?子供は授かりものなどと言いますが、ナチュラルワインもある種の授かりものであるべきなのではないでしょうか?授かったものには良し悪しなど存在せず、それぞれに唯一無二の素晴らしい個性があるのかと。ある部分ナチュラルワインという言葉の定義の根幹を成すべきこの点を受け入れられているか否かは、僕にとっては全ての農作業を手でやることや手除梗、酸化防止剤無添加などよりも遥かに重要だったりします…。

と相変わらずの脱線ぶりですが…。今回入荷したワインですが、


(左からヴェスパイオ、カバレ ロゼ、カベルネーレ、カバレ ソーヴィニヨン)

ヴェスパイオ2016:2015年まではヴェスパイオーロ100%でヴェスパイオを、そしてフリウラーノでフリウリー(フリウラーノとシュールリーのリーをかけた秀逸な名前!)というワインを造っていたのですが、2016年から合併統合しヴェスパイオになりました(ヴェスパイオーロ55%、フリウラーノ45%)。数時間スキンコンタクトさせた後に圧搾、ステンレスタンクで醗酵を行い、春先に冷凍保存しておいたモストを添加しボトリング、ビン内2次醗酵を促したワイン。
※ボトルによっては極々・・微発泡のものもございます。

カバレ ロゼ2015:圧搾したカベルネソーヴィニョンのモストを皮と醸すことなく醗酵させ、冷凍モストで2次醗酵を促したロゼ フリッザンテ(スプマンテ?)。1本1本手作業でデゴルジュマンを行っています!
になります。エンリコ、アンドレアどちらもオッティマーナに参加します!


(左からドルチェット ディ オヴァーダ、バルベーラ)

そして今回のオッティマーナに来日する造り手の中では圧倒的最年長、エミーリオ(80歳!)と奥さんマリアルイーザが営むワイナリー、ボルガッタからも新しいワインが届きました!ドルチェットは2011が再入荷したのですが、前回入荷したものは2012年9月にボトリング、そして今回リリースするのは2014年7月にボトリングされたもの(以下L07-14)で、どちらもステンレスタンクで熟成になります。

実はこのワインと一緒に使い古しのバリックで熟成させていたロットのもの(2014年4月ボトリング、以下L04-14)も入荷しているのですが、弊社的混乱を避けるため、L07-14が終売次第、L04-14をリリースさせていただきます。


(表ラベル下部のL0*-14の部分がロット番号)

バルベーラはヴィンテージが2011から2012に変更となっております。相も変わらずアルコール度数15%に迫るパワフルだけど軽い飲み心地が混在したワインです。

今回のオッティマーナで一番感動しちゃうのはエミーリオだと僕は予想しています…。是非とも皆さんの熱を彼に見せつけてやってください!!!

関連記事