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2019-01-25

【新入荷】2019年1月 その3(Radikon、Rogaska、Cascina Roccalini)

年末年始はバタバタすることが多かった(主に、わが心の師匠のコンサートを見に全国各地へ…)オータですが、2018-2019シーズンは何年振りかでゆっくりすることができまして、新たな年に立ち向かうための鋭気を養えた気がします。加えて、年末にはステキ過ぎるお知らせが!来年くらいに皆さんにも報告できることになると思いますので、楽しみにしていてくださいね。

反面、年始には日本のナチュラルワイン界にとってはとても悲しいお知らせも…。ワインの味わいもさることながら、ナチュラルなワインを志向する造り手の精神(スピリット)を擁護、応援されている方だったという印象を僕は持っています。先人が切り拓いてくれた場所に安住することなく、より多くの人にナチュラルワインの素晴らしさを伝えていくことこそが、残された僕たちの責務だと考えています…。頑張ります!!

ヴィナイオータ的2019年ですが、何軒かの造り手の単独来日と、Newダダの準備に追われることになるのかと…。平穏な日常ってなに?といった感じの昨今のヴィナイオータなわけですが、混乱混迷さえも楽しんでやっていければと考えております!

それでは、盛りだくさんにして非常に危険な内容の新入荷案内いきま~す!

まずはラディコン!なんと12種類ものワインが届いています!!
内容ですが、下記の通りとなります。

“S(サシャ)”シリーズ:サシャの発案で造られることになった、醸し醗酵を施した白ワインの入門編的存在のスラトニック(シャルドネ&フリウラーノで造るワイン…つい先日までソーヴィニョンも入っているとオータは信じていました…)&ピノ グリージョの2016年ヴィンテージに加えて、新しいワインRS14も入荷です!

RS14は、Rosso(赤)のR、サシャのS、14は2014…つまり、2014年産のブドウ(メルロー75%、ピニョーロ25%)を使ったサシャ シリーズの赤ワインになります。太陽の恩恵を全くと言っていいほど受けることのなかった2014年、一部のメルローとピニョーロを混醸、醸し期間も2週間程度に留め、木樽で3年熟成させた後にボトリングされたのが今回のワインとなります。全然軽いワインではないのですが、もう既にどえらい飲み心地です。毎年生産されるわけではなく、次ヴィンテージは2017との事。

オスラーヴィエ、リボッラ、ヤーコット2009ヴィンテージが入荷です。現地では、去年2012がリリースされ即完売、2013と2014を同時期にボトリングしたのですが、味わいの開いている2014ヴィンテージを先に今春リリースすることにしたそうです。とうとう4ヴィンテージ後れを取ってしまいました…。ですが、今年はもう2ヴィンテージ入荷させる予定です!素晴らしい天候に恵まれた2009年のワイン、物凄い高いテンションなのですが、揮発酸もなかなかに高く、本当なら2~3年程度寝かせられたら理想的な気が…。とはいえ、弊社的にも届いちゃったので売らないわけにもいかず…。この後でご紹介する3ワインを中心に飲みつつ、2009が本領を発揮するのを待っていただけたら、ヒトもワインもハッピーな気が…。

バックヴィンテージ&リゼルヴァ的なもの:前回入荷しました危険すぎる飲み心地のリボッラ2002、サシャの話だともうひとスチールかご分あるはずだったのですが、セラー最奥部から引っ張り出してみたら2002ではなく2003だったそう…。濃いのに軽い!というわけで、2003のリボッラ500mlが入荷です。

1995年から始めた白ブドウの醸し醗酵ですが、醸しの期間、ピジャージュやリモンタージュの回数などはヴィンテージによって様々なパターンを試してきています。醸し期間に関していいますと、2002年の、(ノーマル リボッラよりも)若干遅く収穫したリボッラを1年醸したというのがラディコン史上最長という事になるのかと。そんなリボッラ2002の500ml、1000mlが届いています!ノーマル リボッラと比べると、ボトリング直後から味わいの焦点はバッチリ合っていたのですが、膨大なタンニンがあったため、それらが落ち着くのを待ち、万全の状態でリリースすることにしたワインになります。生産本数が少なかったという事もあり、全量を分けてもらったのですが、「ところでヒサト、名前どうしよう?」とサシャ。DOCワインではないので、イタリアの法律的にはラベル上に“Riserva(リゼルヴァ)”と表記することができない…。でも去年バックヴィンテージとして入荷したノーマルの2002とは容易に区別できるようにしたい…。そんな状況の中、苦肉の策的に思いついたのが今回のラベルになります(詳細は実際に見てからのお楽しみ!ということで → 画像参照ください)。
弊社的には、リスト上は“リゼルヴァ?”と表記することにしました。内容的に何のウソもないので、皆さん笑ってご容赦、ご容認、ご賞味いただければと思います。

こちらもまた日本とラディコン家でしか飲めないワイン、オスラーヴィエ フオーリ ダル テンポ(以下FDT)の2003ヴィンテージの500ml & 1000mlが入荷です!
生産量的に決して少ないわけではないこのワイン、なぜ全量をヴィナイオータが引き取ることになったのかといいますと…、澱がそりゃもう大量に出ているため(笑)。酷暑だった2003年は、例年以上にエキス分の強いワインだったためか、約4年という長期間の樽熟成の後にボトリングしても瓶内で大量の澱が沈殿…。一昨年バックヴィンテージ的に入荷したノーマル オスラーヴィエ03も凄い澱の量でしたが、より凝縮したブドウが使用されているFDTですので、澱の量も更にドーン!…。イタリアや諸外国では容易にクレーム対象となることを予想したサシャ、日本だけに販売することにしたのがこのワインとなります。さいっこうです!是非とも茶漉しをご用意くださいね。

赤ワイン:ピニョーロで造られるワイン、ピニョーリの2007の500ml & 1000mlが少量入荷しております。再入荷の予定はございませんのでお買い逃しなきよう!

そしてメルローの05(キュート、でも全然単純じゃない)と01(尊大!)ヴィンテージの1000mlがそれぞれ入荷です。これが本当に最後の入荷になると思われます。

そして皆さんお待ちかね、ラディコングラスも届きました!久しぶりに黒グラスも入荷です!!!(ヤフオクで物凄い高額で取引されていたという噂が…。入手したものをどうしようが個人の自由だと言われてしまったらそれまでなのですが、なんとも心苦しい気持ちにさせられます…。)

恐らくですが、今秋に現当主サシャが来日します(彼次第というよりは、ヴィナイオータ次第…)!各所でジーヴィオ旋風を巻き起こしたいです!!

カシーナ ロッカリーニのバルバレスコ2014とリゼルヴァの2013をリリースしま~す!
2014はもう既にザックザク、リゼルヴァ2013は2011ほどのパワフルは持ち合わせていませんが非常に端正なワインとなっています。某国に拉致されていたワインが返って(還って?)きた事自体は非常に嬉しいのですが、もう戻ってこないと判断し造り手に無理を言って再度分けてもらったワインも到着してしまい、必要以上に在庫がある状態です…。清き1本よろしくお願いします!

文:太田久人

203 217 nuovo19.01.25

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