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2022-11-19

ヴィナイオータかわら版~中林編 その壱(新人)~

みなさま、はじめまして。7月よりヴィナイオータに入社いたしました、中林 愛絵(なるえ)と申します。入社してまだ日が浅いのですが、ここ数ヶ月は倉庫チーム→受注チーム→新入荷チームと色々な現場を経験し、新入荷チームの配属(?)に落ち着きました。業務においてはまだまだ力不足を痛感していますが、毎日少しずつ成長できるように頑張りたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします!

まずは、自己紹介をしたいと思います。私は、新卒で都内のIT企業へ入社し、営業として3年間働いていました。4年目を目前に一念発起し、ヴィナイオータに転職という運びになりました。

なぜITから、インポーターへ?と思われる方もいるかと思います。私もまさかインポーターに転職するなんて、夢にも思っていませんでした。どんな経緯があったかと言いますと、大学受験期まで遡ります(笑)

大学受験に向けて三軒茶屋の予備校に通っていたのですが、なんと予備校のお隣がBriccaさんだったのです!!当時担当してもらっていた講師達は食とお酒に目がない方でして、Briccaさんでの食体験をレポートしてくれるのですが、もちろん未成年だったので当時は行けず・・・(泣)

無事に大学受験が終わり成人してから、講師の方達と満を持して訪問した際にヴィナイオータのワインに出会いました。目が飛び出るほど美味しい食事はさることながら、初めて飲むナチュラルなワインの表情に魅せられ、奥には唯一無二な佇まいがあり、身体に染み渡る不思議なワインだなぁ、と学生ながらに衝撃を受けた晩でした。それ以来、就職後も都内のレストランを巡り、食事とワインを楽しむという生活を送っておりました。

前職で3年勤めて、ふと、このままでいいのか?と迷っているタイミングで親から「ITの話はひとつもしないのに、食事とワインの話は凄まじい熱量で語るね~」と言われ、人生一度きり!ということで転職を決心し、東京からつくばに引っ越してきてしまいました!異業種からの転職になるのでハードな部分もありますが、毎日好きなものに携わり勉強できる環境にワクワクしながら働いております。

さて、前置きが長くなりましたが、今回ご紹介するのはコッレ フローリドの『ロッソ サルヴォ2019』です!イタリアのアブルッツォ州のピアネッラという村の造り手で、元ソムリエのアンドレアと妻のダニエラでワイナリーを営んでいます。

元々造っていた赤ワインの『エルバ サラータ』を トップキュヴェ的な位置付けにするため、セカンドラインの赤としてリリースされました。樹齢25年のモンテプルチャーノをステンレスタンクで1週間ほど醸し発酵させ、柔らかい抽出で一度搾り、皮や種を取り除いた後、大樽と古小樽 で熟成させています。『エルバ サラータ』と比較すると醸しの期間も半分で、熟成期間も短く、よりシンプルな造りを心がけたワインです。

香りからは瑞々しさを感じ、口当たりは滑らかでとても軽やかな印象。優しいタンニンの中に、程よい酸味もありバランスがよく、キレイにまとまっているワインです。抜栓したてもとても素敵なのですが、数日経つと柔らかさが出てきてより大人っぽさを感じます・・・!

倉庫チームで出荷業務を行っていた際に、売れ筋と比べると動きがゆっくりなワインだなぁと思っていたのですが、派手さはないけれど気になって忘れられない存在になっていたので、今回かわら版で初めて飲んでみることにしました。

セラーの奥にひっそりといるワインがとても素敵だった時の高揚感というのでしょうか・・・これだからワインは面白くて、引き込まれてしまいます。トップキュヴェの『エルバ サラータ』はどうなってしまうんだ?とかわら版を書きながらワクワクしています。

素敵なワインですので、是非ロッソ サルヴォ2019を試してみてくださいね。『エルバ サラータ』と飲み比べてみるのも面白いかもしれません! また、今回の新入荷でロゼワインの『ロザート ラ レーナ』とトマトの瓶も入荷しておりますので、そちらも要チェックです!!それから、最近コッレ フローリドの造り手紹介ページを公開したので、お時間あれば是非是非ご一読くださいませー!

<コッレ フローリド 造り手紹介ページ>
https://vinaiota.com/news/8528

≪中林の飲んでもらいたいワイン紹介≫
銘柄:Rosso Salvo 2019 / ロッソ サルヴォ2019
造り手:Colle Florido / コッレ フローリド
地域:伊アブルッツォ州
ブドウ:モンテプルチャーノ
希望小売価格(税抜) :3,200円

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