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2025-05-29

【新入荷 5月 食品】(Frank Cornelissen, Testalonga, Daniele Piccinin, La Collina, Colle Florido)

【フランク コーネリッセン】


【テスタロンガ】


【ダニエーレ ピッチニン(ムーニ)】

まずはオリーヴオイルですが、フランクコーネリッセン2023(汗)シーズンのムンジェベル(250ml)樹によっては樹齢数百年のオリーヴもあるテスタロンガ(3リットル缶)、そしてダニエーレ ピッチニンの単一品種グリニャーノ、250mlが届いています。

イタリアでも、オリーヴオイル(=エクストラ ヴァージン オリーヴオイル)の価格は上昇の一途をたどっているのですが、そもそも今までが安すぎたのではないでしょうか。約1㎏のブドウがあればボトル1本分くらいのワインを造ることができますが、オリーヴオイルの場合、テスタロンガが栽培しているタッジャスカのような品種だと、1リットルのオイルを得るために約10kgのオリーヴが必要なんです!ワインのように様々な作業工程があるわけではないのですが、歩留まりの悪さと収穫の手間がコストに跳ね返っているのかと…。

テスタロンガのオイルはリグーリア原産タッジャスカという品種で造っており、小粒で最も繊細なオリーヴで食用にも使われています。辛味や苦味が少なくマイルドでな品種ではありますが、後味に少しピリっとしたニュアンスも。完熟したオリーヴを使用するので、上品な味わいのなかにもほんのり辛味もあり、とっても使い易いオイルです!

今回届いているのはムンジェベルのオイルで、オリーヴはサンベネデット、フラントイアーナ、カロレアの3種を使用しています。とてもまろやかで青さも感じられるようなキレイなオイルです!

テスタロンガとダニエーレのオイルは2024年産です(笑)。

今回のダニエーレのオイルはグリニャーノ単体でボトリングしたものになります。グリニャーノは土着品種であり、単一品種で造られるオイルは珍しいのだとか。こちらも搾油率が10%程(オリーヴ約10kgから1Lのオイルを搾油)とタッジャスカと同様に非常に貴重なオリーヴオイルであり、ダニエーレ曰く、辛味は控えめでハーブやお花の香りがするようなとても繊細な品種なので単体でボトリングしているのだとか。ちなみに、グリニャーノ単体でボトリングしているものは、樹齢が古いオリーヴを使用しているものだそうです!

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【ラ コッリーナ】

協同組合ビオディナミ農場、ラ コッリーナの特濃裏ごしトマト、パッサータ ディ ポモドーロの2023年産が終売したので、2024年産に切り替わっております!中林かわら版でパッサータについて熱く語っておりますので、そちらも是非ご一読くださいね。

中林のかわら版はこちら

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【コッレ フローリド】

元凄腕流しのソムリエ、アンドレア ウゴロッティのコッレ フローリドからは、モンテプルチャーノ種のモストを煮詰めて造るジャム、スクルッキヤータが届いています。ローザおばあちゃんレシピのシンプルな手作りジャム。砂糖、ゲル化剤、水など一切加えずに造っているため、いわゆる一般的なジャムほど粘度はありません。そのままヨーグルトにかけてもいいですし、お好みでもう少し煮詰めてタルトに使用してもよいですし、ヤギ乳のチーズなどとも好相性のジャムです!アンドレアによるとアブルッツォではチェッリ リピエーニという伝統的なクッキーのフィリングとして使うことが多いんだとか。前回2023年7月に入荷したものよりジャムの状態はさらっとしています。

アンドレアにまつわる小ネタを2つ。アンドレアと山形が誇るハム爆弾のお店、イル コテキーノの佐竹シェフは、ミシュラン3つ星のお店、ダル ペスカトーレで同僚でした!2022年のヴィナイオッティマーナで感動(?)の再会を果たしていました。先日、フランスはロワールの造り手、シリル ル モアンさんと食事をする機会があったのですが、アンドレアがフランスの某有名店で働いていた際に知り合ったそう。「~月頃だったら、俺も里帰りしているからイタリアに遊びに来なよ!」とアンドレアに誘ってもらったので、1週間前くらいにアポをフィックスしようと思って連絡してみると、その約束そのものを忘れていて、イタリアにさえいなかったアンドレア…(笑)。じゃあそれだったら日本にでも行こうかなと急遽旅程を変え来日、その際に今の奥様と知り合ったそう!アンドレアのイケてなさがご縁を繋ぐという…。

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*ブログ掲載時には完売している商品がございます。予めご了承ください。

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