【新入荷】2017年2月 その3

お待たせいたしました、みんな大好きマッサ ヴェッキア(以下MV)のワインが入荷しました!!ですが残念なことに、今回メインで届いています2014ヴィンテージはMVにとって量的にもブドウの品質的にも非常に厳しい年でした。例年通り日本には最大量を回してくれているとはいえ、モノによっては500本程度の生産量しかないものもあり…。
ない知恵を絞りまして、今回はMVの特定のワインを…ではなく、MVというワイナリーのことを愛してくださっている方の元に旅立ってもらうべく、若干ハードルの高いセット販売とすることにしました。まずは今回入荷のワインの内容から…

(左から、ヴェラメンテ2014、ヴィータ2014、ロザート2014、レジリエンテ2012、パッシート2013、イル カント デル フオーコ2010)
VeraMente2014ヴェラメンテ:ヴェラメンテはイタリア語で“本当に”を意味する言葉なのですが、それとメインのブドウであるVermentinoヴェルメンティーノ(+トレッビアーノが20%)をかけた名前なのかと。太陽に恵まれなかった2014年、彼らの畑で成熟に最も苦しんだブドウがヴェルメンティーノでした。グリーンハーヴェスト、除葉、収穫前に選定を行い畑でプチ天日干し(エツィオ チェッルーティがソルで採用する手法です!)をしたりとあらゆる方法で糖度を上げる努力をします。アルコール度数11%の軽やかなワイン。
Vita2014ヴィータ:凝縮度を上げるために若干天日干ししたマルヴァジーアで造られたワイン。ヴィンテージ由来の酸、ブドウの特徴であるアロマ&タンニン、そしてプチ酸化のニュアンスがワインに絶妙なバランスをもたらしています。しばらくセラーの奥で眠らせておくことをお勧めします。
Rosato2014ロザート:2014年はマルヴァジーア ネーラ、アレアーティコとMVへの出資者の1人であるスイス人トーマス(彼については次のワインのご紹介の際に詳しく…)の畑のメルローというセパージュ。アレアーティコは天日干しには向かないヴィンテージだと判断し、パッシートを一切造らず全量をロザートに回すことに。
Resiliente2012レジリエンテ:マッサ ヴェッキアというのはワイナリーのある場所の名前なのですが、MVワイナリーの手前にMVという名前のアグリトゥリズモがあります(ややこしいですね)。そこを経営するのが前述のトーマスで、彼は現役時代マウンテンバイクレースの凄い選手で、その世界ではかなり知られた人物だそう。アグリトゥリズモを始めた当初から、MVの先代であるファブリーツィオと友好な関係を築いていました。とある年、アグリとワイナリーのちょうど間に1haに満たないスペースをトーマスは持っていたのですが、そこにブドウを植え、アグリ用にオリジナルワインを造りたいとファブリーツィオに相談を持ちかけます。当時いわゆるスーパートスカーナが全盛の時代、トーマス自身もそういったワインを愛飲していたのでしょう、メルローを植えることに。「イザート、あの場所は赤じゃなくて白が理想的なんだよぉ。それこそヴェルメンティーノとか…。でもオーナーであるトーマスがメルローって言ってるんだから仕方ないんだけどね…。」とファブリーツィオ。栽培管理から醸造-ボトリングまでをMVが引き受けることに。トーマスは樽熟成期間も短いイージードリンキングなワインをクレーピ、長い樽熟成を施した尊大なワインをイン ボッカ アル ルーポと名付け、自身のアグリないしスイスで販売しています。2012年は乾燥と酷暑にブドウ樹が苦しんだ年で、トーマスの畑のメルローも例年では考えられない凝縮感、テンションを持ってしまいます。トーマスの好みという点でも売り易さという点でも難しいワインだと考えたトーマスとテンションの高いワインを求めるMVの思惑が一致、ワインを交換することにします。MV側からは2014ヴィンテージの、ワイナリーにほど近い区画クエルチョーラに植わるカベルネと、通常ベラーチェに使われるブドウを産するフォルナーチェのサンジョヴェーゼの一部を提供、それをトーマスのメルローを混醸しクレーピ2014とすることに。そしてトーマスのメルロー2012はMVが引き取ることとなり、全てマグナムにボトリング、それが今回入荷したレジリエンテになります。
Passito2013パッシート:天日干ししたアレアーティコで造るパッシート。2014年ヴィンテージにこのワインを生産することができないと判断した段階で比較的生産量の多かった2013ヴィンテージを2回に分けて売り出すことにしまして、今回が入荷第2弾となります。このワインの飲んで嫌いと言った人に僕は今まで会ったことがありません。まさに大人のネクター。
Il Canto del Fuoco2010イル カント デル フオーコ:フォルナーチェのサンジョヴェーゼが初めて質的にも量的にも豊作だったのが2010年。全量をベラーチェとして仕込まず、一部のブドウを翌年3月まで陰干しし、サイズ的にも材質的にも伝統的なスタイルで造られたヴィンサント用の樽で5年間醗酵&熟成、ノンフィルター&酸化防止剤完全無添加でボトリング。名前ですが、「炎の調べ(炎のたてる音)」とでも訳せばよいのでしょうか…。暖炉に火が焚かれているような場所でゆっくりと楽しむべきワインというイメージを現当主フランチェスカは持ったのかもしれませんね。
で、販売方法ですが、
VeraMente1本、Vita1本、Rosato2本、Resiliente2本、Passito2本、Il Canto1本の9本を1セットとして、限定販売とさせていただきます。どうかご理解のほどよろしくお願いします!!(※弊社在庫は完売いたしました2017/2/23)

牛の角に牛糞を詰めて…ですとか、500番調剤、月の満ち欠け云々など、技術論として語られることの多いバイオダイナミクス農法を、彼自身の考える農園のあるべき姿、そして人生哲学を具現化するための手段と考えて採用しているほんまもんのビオディナミスト、フランチェスコ ブレッツァからは2015年ヴィンテージのワインが届いています。

(左から、バルベーラ、グリニョリーノ、フレイザ、ブレッツォリーナ)
2014年とはほぼ真逆のキャラクターを持った、元気溌剌なヴィンテージのワインです!醗酵後、搾ることなくフリーランで出たワインだけを熟成させたバルベーラ、グリニョリーノ、フレイザですが、今飲んでもよし、置いておいても面白いワインかと。2014年ヴィンテージは揮発酸が高くなってしまいボトリングを断念したヴェルメンティーノで造られる白、ブレッツォリーナは360本のみの入荷となっております。

そして今まで2リットルびんで入荷しておりましたバルベーラ主体のプレスワイン、ヴィーノロッソですが、更にお買い求めやすい価格にするためバッグインボックスに詰めてもらいました!容量も3リットル&10リットル入りがそれぞれ300&100個の入荷です。どの程度のニーズがあるか全く読めなかったので、僕らしくないビビった注文をしてしまいました(笑)。
10リットル入りに関しては希望小売価格でも1リットルで1400円…内容を考えたら、良く意味の分からないコストパフォーマンスがあると思います。もしかしたら瞬殺しちゃうかも?です。ご注意くださいませ!!

【新入荷】2026年1月その3(Francesco Brezza(Tenuta Migliavacca), Camillo Donati, Luigi Tecce, L’Acino) 
【新入荷】オータのアツアツ新入荷・2025年8月その1(Ezio Cerruti, De Fermo, Colle Florido, Cantina Giardino, L’Acino, Francesco Brezza(Tenuta Migliavacca), Conti, Daniele Piccinin(Muni), Natalino del Prete) 
【新入荷】オータのアツアツ新入荷・2025年4月その1(Camillo Donati,Arpepe,Cascina Roccalini,Trinchero,Brezza,Vevey,A Maccia,Sanguineto,Daniele Piccinin) 
【新入荷】2025年2月その1 (Francesco Brezza,La Collina,Sanguineto,Il Moralizzatore,Bressan,Pierpaolo Pecorari,Fonterenza,Montesecondo)







