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2024-11-05

【新入荷】2024年11月その1(3Fonteinen※ビール新規取扱,オイル&パスタ:Daniele Piccinin,De Fermo,Pacina)

【ドゥリー フォンテイネン】

むかーしむかし、日本のビール界に“サワーエール”だなんて言葉が浸透していなかった時代に、ヴィナイオータがベルギーのビールを扱っていたことをご存じな方はいらっしゃいますでしょうか?ベルギー人であるフランク コーネリッセンに「俺たちが愛してやまないワインと似たようなコンセプトで造られるビールがベルギーにあるのだけど、ヒサト知ってる?ランビック、ないしグーズって呼ばれているものなのだけど、酵母無添加、自然醗酵、無濾過、ナチュラルな瓶内二次醗酵とかとか…面白そうでしょ?」と紹介され、彼にアテンドしてもらい2軒のブリューワリーを訪問、その味わいの奥深さに魅せられ取引を決めたのが2003年…。その2軒のうちのひとつ、ドゥリー フォンテイネンは、お友達インポーターであるW(ダブリュー)さんが今まで取り扱っていたのですが、取引をやめることに…。そのWさんが、オータが興味を持つのでは?と考えて間に入ってくれ、なんと21年ぶり(!)に取引を再開できることになりましたぁ!何と言いますか、めちゃくちゃ感慨深いです!21年前に取り扱っていた当時、時代の先を行き過ぎていたのか(笑)、全く売れなかったグーズを、今のヴィナイオータだったらどの程度伝え売ることができるのか、もはや楽しみでしかありません!!

今回は、サイズ違いなども合わせて、なんと29種類が届いています!ものによっては、一瞬でなくなってしまうかもしれないので、ご興味があるものはお早目のご注文をおススメいたします!
各アイテムの詳細は各アイテムページをご参照いただくとして、ここでは基本的な情報を…。

ランビック:ベルギーの首都ブリュッセル郊外の独特な微生物叢があるパヨッテンラント地域で、人為的な酵母、バクテリア等の添加を行わずに造られている自然発酵ビール全般をランビックと呼びます。仕込み方法ですが、40%の未発芽小麦と60%の大麦麦芽を混和、仕込槽に水と共に入れ72℃まで温度を上げ糖化麦汁をつくり、その糖化麦汁に数年放置したホップ(従来のビールでは、ホップが付与する香りや苦味も重要な構成要素のひとつだが、ランビックの味わいには不必要とされ、フレッシュホップは使用せず、ホップの持つ抗菌作用だけを利用すべく寝かせたホップを使う)を加え煮沸する。仕上がった麦汁は冷却槽(開放式の銅製の大きなシンク)に1昼夜放置され、自然冷却される。この冷却期間中に醸造所の屋内に巣食っている微生物が麦汁の中に落下して混入する。摂氏40度くらいまで冷えると微生物が活動し始める。その後室温まで冷えた麦汁を木樽へと移し、1~3年の醗酵および熟成を行わせたものがランビック(無発泡)。

グーズ:樽で醗酵&熟成をしていた1年もの、2年もの、そして3年もののランビックをブレンドしボトリング。1年もののランビックはまだ完全に醗酵が終わっておらず糖分が残っているため、瓶内で自然と二次醗酵が起こる。こうして出来上がったビールをグーズと呼ぶ。

クリーク&フルーツランビック:樽で熟成中のランビックに様々な果実を数か月漬け込んだ後にボトリングし、瓶内二次醗酵を促したものがフルーツ ランビック。フルーツ ランビックの代表格が、クリークと呼ばれるサクランボの一種を浸漬して造るクリーク。

ドゥリー フォンテイネン:1882年よりも前、いわゆる居酒屋兼グーズのブレンディングハウス(他のブリューワリーから買い付けたランビックをブレンドし、ボトリングする場所)として創業。1960年代に別の場所にパブ レストランをオープン、その建物の地下を掘り、ランビックを樽熟成させるセラーに。1990年代後半からランビックの自社醸造も開始、2016年に現セラーへと移る。当初は、クリークのような伝統的に造られてきたフルーツランビックのみを手掛けてきたが、今現在はいろいろな果実の浸漬に挑戦しており、最近ではナチュラルワインの造り手から分けてもらったブドウ(ないしヴィナッチャ)で造るランビックも…。

■商品画像はこちらから→https://ec.vinaiota.com/list.php?c_id=164

 

 

 

【オイル、パスタ】

そして、ダニエーレ ピッチニンのオイルデ フェルモのオイル&パスタパーチナのオイルもリリースします!
アイテムの詳細は、下のリンクからご確認ください。

ダニエーレ ピッチニン
■商品画像はこちらから→https://ec.vinaiota.com/list.php?c_id=101

デ フェルモ
■商品画像はこちらから→https://ec.vinaiota.com/list.php?c_id=132

パーチナ
■商品画像はこちらから→https://ec.vinaiota.com/list.php?c_id=121

 

 

 

*ブログ掲載時には完売しているワイン、商品がございます。予めご了承ください。

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