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2024-12-06

【新入荷】オータのアツアツ新入荷 ・日本酒・2024年12月その1(De Fermo,Ezio Cerruti,Conti,Pierpaolo Pecorari)

去年入居してくれた日本ミツバチの巣から初めての採蜜、そしてそのハチミツの今までに食べてきたものとも全く違う味わい(←決して優劣の話ではありません!)に感動しまくりなオータです。加えて、貯蜜をしていた時期やその蜜のもとになった花の種類が変わることで、巣の場所によって(=巣房ごとに)蜜の味が大きく変わることが認識できたこともオータ的には激アツでした…。分かっていたことではあるのですが、ひとつの巣でもここまで明らかな差異があることにはびっくりしました。

結果として、約2kgのハチミツを手に入れることができました。味見されたい方は是非つくばまでいらして下さい!

今年の7月に別の巣箱に入居してくれた第2群も順調に成長してくれているようで、巣箱はもうすでにかなりの重さに…。こちらも来春には採蜜できそうですので、来年は1群から1回~2回、2群から2回の採蜜ができちゃうかも?と皮算用しております。自家用で食べ切れない分をどうやって利用するか…オータの妄想は膨らむばかりです!

そして、来年は別の巣箱にも入居していただいて、おこぼれを頂きつつも近隣の生態系や農作物の生育にももっと寄与できたらいいなぁと思ってみたり…。なかなかハートフルな気持ちになることができなかった2024年にあって、ミツバチの存在はオータにとってまさに癒しでした!!

※(号外!)【「ヴィナイオータのお米を月の井酒造店で杜氏石川達也が醸したお酒」卸売販売開始のお知らせ】※
ややプライベート寄りな吉報がミツバチネタだとしたら、より仕事寄りな吉報もっ!この度、税務署から酒類販売免許の条件緩和通知書なるものを拝受いたしました。

緩和された内容ですが、「自らが開発した商標又は銘柄の酒類の卸売り」というものになります。つ、ま、り…ヴィナイオータが無肥料無農薬で栽培したお米を、茨城県大洗町にある酒蔵、月の井酒造店でミスター生もとこと石川達也杜氏が醸した日本酒、略して(?)“ヴィナイオータのお米を月の井酒造店で杜氏石川達也が醸したお酒”を、皆さんに直接卸売りすることができるようになりましたぁ!

これで、ワインと同梱でお送りすることができるように(喜)!!!

乳酸どころか酵母の添加さえ行わず、仕込み期間中の気温等の気象条件さえも“ヴィンテージの個性”と捉え、醗酵時に空調を含む一切の温度管理も行わない(液温が下がり過ぎないように、ランプ程度を使うことはあります)…現代日本酒界においては全然一般的ではない造りをしていますので、出来上がるお酒もごく一般的な日本酒とは全く違うものではあるのですが、かといって「これって本当に日本酒なの?」という風に日本酒の枠から大きく逸脱しているわけでもない…。逆に「これこそが本来の日本酒のあるべき姿なのでは?」と思ってしまう何かが石川杜氏のお酒にはあると思うのは、オータだけではないはず。

その年の気象イベント、その土地が持つ唯一無二性(テロワール)、そしてブドウ品種…収穫されたブドウの中に“自然に”搭載されてしまうこれら3つの個性を、ワインという液体に余すことなく表出させることがワイン造りの本分なのに対し、日本酒造りは、ヒトが介在する場面が多く作業工程自体が複雑だからか、最終的な製品の味筋といった青写真のようなものを前もって用意する傾向にある気が…。この設定された味筋の事を、石川杜氏は“狙った個性”と呼ぶのに対し、杜氏が自身の醸すお酒に願っているのは、その年のお米、その蔵の水、そしてその年の仕込み時期の天候など、それら自身がもともと持つ個性が折り重なることでお酒自身に勝手に備わってしまう唯一無二の個性が“自然と滲み出てしまう”事なのかと…。

在庫状況ですが、令和5年度に仕込んだお酒の四合瓶(720ml)がまだ潤沢でっす!!そして、令和6年度はタンク3本分仕込んでいただくという噂も…。ワインだけでなく日本酒も鬼在庫することがほぼ確定したヴィナイオータですので、どうか皆さんの清き1本を是非ともお願いいたします!あ、もちろんワイン、日本酒どちらもウエルカムです(笑)。

というわけで、新入荷案内です!
今回が年内出荷開始分としては最後のメルマガとなりまして、特濃すぎる内容となっております!では行きま~す!!

まずはヴィンテージ変更のお知らせから!

 

 

【デ フェルモ】

アブルッツォのキラキラ家族デ フェルモが造るスタンダードラインの赤、コンクリート ロッソ2019が終売したので、2020をリリースします!

大統領選があったとある国のインポーターが大量のロッソ2019をドタキャンしたため、ヴィナイオータも身の丈以上に買う代わりに特別価格を出してもらった2019と比べると割高にはなってしまいましたが、この価格以上のパフォーマンスはあると思います!2020は、むっちりと濃ゆい果実味があるのですが、うっすらとある炭酸がこのワインに軽さを付与してくれていまして、飲み心地も軽やか~!

■商品画像はこちらから→https://ec.vinaiota.com/list.php?c_id=132

 

 

 

【エツィオ チェッルーティ】

Mr.モスカートことエツィオ チェッルーティからは、2023ヴィンテージの微発泡性ワイン、リ フォルリ フォル ローザが届きました!

今年の7月に訪問した際に飲ませてもらった時にはやや還元していましたが、非常に軽微でしたし、そこから4か月経っていますので今や万全かと!どちらもそれなりの本数が入荷していますが、早々になくなってしまうことが予想されます。

■商品画像はこちらから→https://ec.vinaiota.com/list.php?c_id=79

 

 

 

 

【コンティ】

マイナーながら、偉大なワインを産するボーカの造り手コンティからは、既着のオリージニ2022スパンナ2022をリリースします。

暑かった年だからか、どちらも柔らかな味わいで、現段階で十分に楽しんでいただけるワインだと思います。ただただ優しくされたいときはオリージニ、ほんの少しツンデレ感を求めるのならスパンナ…といった感じでしょうか(笑)。オリージニとフローレスのヴィンテージも揃いましたので、もともとは同一だったこれらのワインが、酸化防止剤を添加するかしないかでどれほどの違いが出るのかも是非とも比べてみてくださいね!

■商品画像はこちらから→https://ec.vinaiota.com/list.php?c_id=88

 

 

 

 

【ピエールパオロ ペコラーリ】

フリウリのペコラーリからは、スタンダードラインのフリウラーノマルヴァジーア イストリアーナの2023、リボッラ、フリウラーノ、マルヴァジーアという伝統的なセパージュで造られるキュヴェ サン ロレンツォの2023、醗酵の初期段階でマセレーションを施したトラミネール アロマーティコピノ ビアンコの2022、そして高樹齢の区画のブドウを樽醗酵&熟成させたコラウス ソーヴィニョンオリヴァース ピノ グリージョの2021が入荷しました!

■商品画像はこちらから→https://ec.vinaiota.com/list.php?c_id=113

 

 

 

*ブログ掲載時には完売しているワイン、商品がございます。予めご了承ください。

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