ヴィナイオータかわら版 ~石塚編 その五(勝手に退職のご挨拶の巻)~
かわら版をご覧の皆さま、いつもヴィナイオータのワインを愛飲してくださりありがとうございます。だだ商店だだ食堂の石塚です。
私事ですが、年内いっぱいでヴィナイオータ/だだ商店 だだ食堂を退職することにいたしました。ワインを勉強し始めたばかりのころ、毎月通っていた酒屋さんのイベントで、8年寝かせていたワインを飲ませてもらい、ワインの美味しさを知りました。ありがたいことに、それ以降も素敵なご縁で熟成させたワインを飲める機会が重なりすっかりワインの虜になった私。ちょうどそんなタイミングでだだ商店 だだ食堂のオープンとスタッフ募集を見つけ、清水の舞台から飛び降りる覚悟で応募したのが約6年前のこと。何と言っても、だだのセラーには10年、20年先を見越して自社輸入のワインはほとんどのヴィンテージをとってあるのですから…!
この記事を読んでいる、ワインが好きで、食に関心があって、いろんな人と会って話がしてみたい!という方は、ぜひ、だだ商店 だだ食堂のスタッフ募集へ。 まさかこんなにも、ワインを通してたくさんの方と出会うとは当時の私は思ってもいなかったですが、たくさんの刺激をうけ、濃すぎた5年間だったので少し休憩したいと思います。お世話になった皆様、本当にありがとうございました。

さて、前置きが長くなってしましましたが、私が最後におすすめしたいのが、ボデガ カウゾンのロザノ ティント2022です。
ボデガ カウゾンは2023年、新たに取引が始まったスペインの造り手です。シェリーの産地でもあるスペイン南部のアンダルシア州。GoogleMapで調べたところ、州都セビーリャ(フラメンコの本場だそうです)から、東へだいたい車で3時間半ほど。シエラネバダ山脈の北側標高1000-1200mの北向きの斜面にボデガ カウゾンの畑があります。日中と夜の寒暖差が大きく雨も少ない大陸性気候とのこと。大陸性気候のワインは、果実味豊かで酸味もありバランスがよく肉料理との相性がいいのが特徴ですが…まさに!ロザノ ティント!!


といいますのも、今年の5月にお取引先の石岡 鈴木牧場さんの経産牛でBBQをした際に飲んだのですが、とっても心地よく飲み進み、間違いなくボトルが空く速さNO.1でした。今回、改めて1週間ほどかけて飲んでみたのですが、お肉だけでなく、鰆の塩麹焼きや、野菜たっぷりのスープ(オリーブオイルが似合う鍋もいいですね)などとも相性がよく、抜栓してからも安定して楽しめました。ワイン単体で飲むと酸が目立つのですが、その酸が食事と一緒だと飲み進むし食べ進むので、ぜひとも飲食店さんに使っていただきたいなと感じました。 ボデガ カウゾンの他のラインナップも美味しいので、この機会に味わっていただけたら幸いです。


【石塚の飲んでもらいたいワイン!!】
https://ec.vinaiota.com/product.php?id=1154
・銘柄: Lozano Tinto 2022 / ロザノ ティント2022
・造り手:Bodega Cauzon / ボデガ カウゾン
・地域:スペイン/アンダルシア
・希望小売価格 (税抜):4,300円











