【新入荷】2018年4月 その1(Radikon)
4月新入荷第1弾はラディコンです!
スタンダードラインの白(リボッラ、オスラーヴィエ、ヤーコット)は、2008年が入荷しました。前回の2007年ヴィンテージの入荷から半年しか経っていないので、本当なら世界的な現行ヴィンテージと日本での現行の差はどんどん縮まるはずなのですが、現地では今年2011年がリリースされたそう…。
今やラディコン ワインの入門編としての立ち位置を確立したスラトニック&ピノ グリージョの人気、そしてそれら2ワインが生産されるようになった2009年ヴィンテージ以降、生産量の減ったオスラーヴィエが売り切れるタイミングが早まったこと、そしてスタンコの死などの要因も相まって、日本だけでなく世界中でラディコン ワインが爆発的に売れているそうです…。嬉しい反面、複雑な気持ちにもさせられるオータなのでした…。
今回入ってきたワインは以下の通りとなります。
スラトニック&ピノ グリージョ2015:1週間程度の醸し醗酵を施した白ワイン。スラトニックはシャルドネ、ソーヴィニョンの混醸。天候に恵まれた2015年ですので、天真爛漫な雰囲気のあるワインとなっています。
リボッラ&オスラーヴィエ&ヤーコット2008(500ml&1リットル):2006、2007と熱量のある年から一転、2008年は多雨な年。まだやんちゃさが残る06&07と比べるとすでに大人な感じで、02や05など近年の雨がちなヴィンテージのワインと比べても、08はよりエレガントでピュアな気が。危険すぎる飲み心地のワイン。
オスラーヴィエ02(1リットル)&リボッラ02(500ml):バックヴィンテージものとしてはこれが最後になると思われます(もしかしたらリボッラ02はまだ少々残っているかも??)。お買い逃しなきよう!
メルロー05(500ml&1リットル)とメルロー01(1リットル):どちらも現地最終在庫を全ていただいてきました。05のラディコンのワインの中で、最も強さを備えているのがこのメルローだと思います。可愛らしさと親しみやすさを備えたワイン。
に対して、01は凛とした抑制の利いた美しさのあるワイン。90年代のアッコマッソ(先日開けた99年ロッケッテは凄かった…)や90年代前半のソルデーラのような一見クール、でも中身は激熱な、それこそ偉大としか表現のしようがないワイン。
08の白、特にオスラーヴィエは大量に入荷しているのですが、昨今の人気ぶりを鑑みまして、白ワインに関しては全て限定ワインとさせていただきます。
そしてラディコン グラスも入ってきました!
マッサヴェッキア、パーネヴィーノ、そしてカーゼコリーニのワインとこのラディコン グラスが、オータが町で聞かれる“どうやったら手に入るんですか?”4巨頭ということになるのかと…。会社的に余裕ができたら、グラスだけでコンテナー組みますので、それまでご辛抱ください!
文:太田久人
193 nuovo18.04.04