The Police ナイト!!
僕は夢が少ない人間です。自分でやりたいとか、やろうとしていることは”目標”と呼んでいますので。こと自分が関わっている事柄に夢という言葉を使うのは、はなから諦めているようであまり好きではありません。しかしながら、主体が”他人”にある場合、それはもう夢と呼ぶしかありません。
で、先日、20年来の夢が叶ってしまいました。嬉しかったのですが、すこし動揺もしています。これ以上の夢は僕の中にはなかったので、この先どんな夢を見ればよいのでしょうかと・・・。
中学の時の同級生の、シミズマサヤ君がくれたカセットテープが全ての始まりだった。彼が編集してくれたテープの中には、確かI can’t stand losing youとWalking on the moonが入ってて、なんてクールなバンドなんだと思ったのが最後、以来ずーーーっとポリスが僕のNo.1であり続けた(今もなお、ですけど)。
スティングのコンサートは17歳の時のNothingLikeTheSunのツアー以降、全ツアー制覇していましたし(イタリアに住んでた時も行きました)、一番最近のツアーでは目と目が合うくらいの距離で見れたりして幸せは幸せだったのですが、やっぱファンとしてはポリスの曲はポリスの演奏で一度ライブで見てみたいと思っちゃうわけで・・・ なので、最初に3人の姿を見たときは、ちょっとうるっときちゃいました。それにしても・・・至福の2時間(×2ですが)でした。
当たり前ですが、1983年のツアーの時に比べればアダルトな感じではありましたが、それでもかなりロックテイスト満載。後ろに流す映像なども、83年のツアーのライブビデオを見てる人なら、おおっと思うような編集をしていたりで、ディープなファンはかなり楽しめたのでは。
13日はアリーナのど真ん中最前ブロックの11列目で、14日はアリーナ後方だったのですが、席でまわりの人たちの盛り上がり方とかが全然違うのにはビックリしました。さすが30000円のチケットを買う人たちは、本当にポリスが好きな人達で、予習もバッチリ(総イントロクイズ状態とでも言うのでしょうか)なのに対し、アリーナ後方の人たちはいまいち反応も鈍いしノリも悪い。
前座のスティングの息子のバンドは・・・・・・、少々きつかったなぁ。東京ドームなだけに、Mr.Giantsの息子さんのことを思い出してしまいました・・・。プロスポーツや音楽のような、人に見られることが仕事と言っても良い世界で、偉大な父を持ち、同じ世界で生きることを決める覚悟って言うのは生半可なものじゃないんでしょうけどねぇ・・・。まるでスティングが偉大でドメジャーなミュージシャンであることが、ネガティブなことのような。人の親としてちょっと複雑な気持ちになりましたが、うちの息子はこんなプレッシャーを感じずに済むかと思うと、我ながらつくづく息子孝行な父親だと思ったのでした。
余談中の余談ですが、東京ドームシティ内にある、”おもちゃ王国”というテーマパークのメインキャラの王様の名前が”Shigerun Issei(シーゲルン1世)”だったのですが、やはりミスターから来ているのでしょうか。
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