【新入荷】2021年7月その2&その3(Il Censo,Il Cavallino,Daniele Portinari,Tropfltalhof,Sabadi)
仲良くさせてもらっている保険屋さんから「会社が社員にワクチン接種をしましたか?という質問をすることが、もうすでにパワハラに当たるんです。」という話を聞いて、驚くのと同時になるほどなぁと思ってしまったオータです。
僕自身、今回のワクチン接種に関しては慎重(懐疑的?)な姿勢を取っていますが、接種という決断をする人の気持ちを理解できないわけではないですし、(その決断に対して)リスペクトもしています。ただ、やはり報道は偏っている気がするし、それが同調圧力を生む大きな要因となっていることは間違いない気もしていまして…。
重症化のリスクがほぼないと言って良い子供たちにさえ、接種したほうがいいのかなぁと思わせてしまう空気感を醸し出している社会にしてしまった大人の罪はかなり深いのではないでしょうか。そもそも、ワクチンは自らの身を守るために接種するもので、他者に迷惑をかけないために打つものではないはず。
論拠に欠けた“なんとなくそういうもの”的な社会通念に対して、拒否反応に近い感覚を覚えてしまうのは、オータが真っ当だと信じているワインやそのワインを醸す造り手たちが、長らく変態&キワモノとして扱われてきたからなのかもしれません。ワインであれ、ウィルスであれ、ワクチン接種であれ、どれも自分の身に入る(入れる)ものなわけですから、他者の意見になんとなく従うのではなく、自身で考え、自身の感覚に従って決めるべきものなのかと…。
国税庁から、業務卸酒販店にお酒の提供を続けたり、休業要請に応じない飲食店に対しての取引停止の依頼通知が来たり、どこぞの大臣が金融機関に対してそういった飲食店に対策順守を働きかけるようお願いしようとしたりと、良識を疑うような(正確に言うなら、彼らに良識がない事を明らかにするような)ニュースがオリンピックを目の前にして飛び込んできています。お酒を売ることで生計を立てている酒販店(我々インポーターも…)が、どうしたら“売らない=生計を立てない”事を、交換条件なしに選べるというのでしょうか?金融機関にしたって、我々が倒産して借金を回収しそびれるよりも、我々の業績が順調に伸びていく事を切に願っていると、政府のお偉方は思い至れないものなのでしょうか??先ほどの保険屋さんの話に則ったのなら、これらはひじょおおおおおに悪質なパワハラと呼べるのではないでしょうか。
沈黙は容認しているのと何ら変わりません。責任ある(べき)大人が、ちゃんと声を上げ、行動して、少しでもマシな世の中にしていきたいものです。というわけで、ちゃんと選挙に行きましょう!
そんな梅雨のように重苦しくジメッとした空気感のコロナ禍(ウィルスのせいではなく、あくまでもヒト自身のせいなのですが…)の時期にあって、オータが笑ってしまった小話を2つほど。
オータがワクチンに懐疑的だという話を聞いた後のヴァルテルムレチニックのリアクション
「うおおおおおお(喜)!僕、絶対に日本のインポーターだけは一生変えない!(笑)」
突然電話をかけてきて、こちらに挨拶する間さえ与えることなく、まくしたてるように話し始めるロレンツォ アッコマッソ翁(正確な年齢を知らないのですが、90歳前後かと…)
「いや~、実に大変な戦いだったぞ。結局1回目と2回目を合わせて70日間も入院させられちまってよう…。まだまとも歩くこともできねえし…。とはいえ、こうやって我が家に生きて戻ってこれたんだから、良しとしないとな!あと、もう罹っちまったから、ワクチン打つ必要もないしな!はっはっ!」
というわけで、7月&8月の新入荷案内です!
長らく欠品しておりました、シチリアのイル チェンソがカタラット ドラートで造る“黄金色の”という名のワイン、プラルアールの2017年が新入荷、標高700mの区画に植わるネーロ ダーヴォラで造る700(セッテチェント)の2015年が再入荷です。プラルアールは、2017年が非常に暑かった年ということもあり、2015年&2016年ヴィンテージと比べてアルコール度数は約1%高く、非常に濃密な味わいとなっております。皮ごと醸したタイプの白のラインナップに関しては、充実過ぎるほど充実している弊社にあって、3000円台でフリウリの先生方のワインと同テンションを体験できるプラルアールは本当に貴重なワインと言えるかと!3600本入荷していますが、2~3ヶ月(昨今の状況を鑑みても3~4ヶ月くらいでは…)ほどでなくなることが予想されますので、お気を付けくださいませ!
セッテチェント2015年は、3年前(!)に初入荷した当時から外向的で、とてもエレガントなワインでしたので、今はもっと素敵な事になっているかと…。360本のみの入荷ですので、瞬殺必至です。
ペッリコーネで造る、濃いのに抜群の飲み心地を誇るニューロ2014年もビックリするほどの在庫がありますので、是非とも皆さんの清き1本を!
アンジョリーノの5番弟子、サウロ マウレのイル カヴァッリーノからは、4ワインが届いています!
ドゥレッラ&ガルガーネガで造る微発泡性ワイン、ズガス2018年が再々入荷、メルロー&タイ ロッソを混醸、ステンレスタンクで熟成させたカ ロンバルダと、厳選したタイ ロッソに大樽での熟成を施したマイ タイの新ヴィンテージ2018年が、そしてダイレクトプレスしたタイ ロッソのモストだけで造ったロゼ ワインをガルガーネガのモストで瓶内2次醗酵させたワイン、ズガス ロゼの2019年が新登場です!マイ タイとズガス ロゼは、それぞれ360本の入荷ですので、1~2ヶ月で終売してしまうと思われます。
還元的な状況下での乳酸菌のいたずらでワインに粘性が生まれる、フィランテという現象が起こっていたグランセルヴァ2017年も還元という名のトンネルを抜け、かなりいい感じになってきております!やや炭酸も生じていたりするのですが、これがまた心地良い!丘陵地のガルガーネガで造るプリ2017年も徐々に開いてきております!こちらも是非!
地味だけど本当に滋味深いワインを造る、アンジョリーノの4番弟子、ダニエーレ ポルティナーリからは、タイ ロッソの新ヴィンテージ2016年と、新ワイン、ピエトロ ロッソ2018年が届きました!作柄に恵まれた2018年、スタンダードラインの赤であるナンニよりも軽い味わいのワインを造ることに。メルローを主体にタイ ロッソとカベルネが少々。ザックザクです!タイ ロッソは、2015年ヴィンテージも十分すぎるほどの密度を備えたワインですが、2016年に至ってはアルコール度数的に15%強あるようです…。
リリースされてから1~2年くらいの間、なかなかに気難しい事が多いピエトロ ビアンコ2018年も良い感じになってきておりますし、ガルガーネガ2018年とナンニ2015年も盤石な状態に入ってきていますので是非是非お試しくださいね!
アルト アディジェのトロプフルタルホフのアンフォラ醗酵&熟成のカベルネ、バルライト2015年が終売間近となりましたので、2016年を投入します!1年若い分2015年よりも内向的(還元はしてません!)ではありますが、十分に楽しんでいただける状態ですし、その圧倒的なポテンシャルを感じていただけることかと!
大半が欠品しておりました、サバディのチョコレートも一通り入荷しました!サバディの直営店と日本でしか買えない“香りの中で熟成させたチョコレート”、アッフィナーティも29種類届いています!ジュニパーベリー、ピパーツ、ニルギリ(テ インディア―ノ)が初お目見えです!少ないものだと5個、多いものでも30個の入荷となっております。お買い逃しなきよう!
*ブログ掲載時には完売しているワイン、商品がございます。予めご了承ください。
文:太田久人
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【2024義捐ワインプロジェクト 第一弾】 【新入荷】2023年9月その1(La Castellada,Daniele Portinari,Fonterenza,Ezio Cerruti) ヴィナイオッティマーナ2022【造り手セミナー】ダニエーレ ポルティナーリ 【新入荷】2023年4月その1(Pacina,Montesecondo,Monastero di Vitorchiano,Monte Maletto,Stefano Legnani,Daniele Portinari,Paolo Bea,Cantina Giardino) 【新入荷】2023年3月その2(Davide Spillare,A Maccia,Trinchero,Borgatta, AR.PE.PE.,Daniele Portinari,Cantine dell’Angelo,Il Cancelliere)