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2024-05-20

【新入荷】2024年5月その2(Case Corini,Testalonga,Tropfltalhof,Mlecnik)

【カーゼ コリーニ】

皆さんお待ちかね、ピエモンテのカーゼ コリーニからもワインが届きましたぁ!
バルベーラ&ネッビオーロで造るアキッレ2020、ネッビオーロにほんの少しのバルベーラが入ったワイン、チェンティン2019、そして教授こと故ロレンツォが愛してやまなかった区画バルラに植わる樹齢ほぼ100年のバルベーラで造るワイン、バルラ2019が新入荷、そしてロレンツォの息子グイードがボトリング/リリースから5年以上寝かせていた、ロレンツォをして“本当に特別な”と言わしめた2011ヴィンテージのバルラ(オータたちが収穫したブドウも混じっているはず!)がバックヴィンテージものとして入ってきております!

アキッレ2020、チェンティン2019、バルラ2019ですが、ヴィンテージ的に寛大な年だったという事だけではなく、歯抜けになっていた場所に植えた新しい苗が生産態勢に入るなどといった、グイードが進めてきた仕事が結果が出始めたこともあり、日本にもステキな本数を分けてもらうことができました。グイードから送られてきたメールには、「正直なところ、ヒサトに提案しようと思ったワインのリストを作り終わった時、その本数に自分でもビックリしちゃってさ…。(新しい苗を植えるといった)大変な仕事も終え、(収量的に)寛大な2019年のようなヴィンテージとちょっとした幸運が、今日これほどまでに大きな規模の(ヴィナイオータへの)発送を準備するところにまで連れてきてくれるだなんて…。ほぼほぼ動揺を誘うレベルだよね(笑)。あ、一応言っておくけど、あくまでもカーゼ コリーニ側からのいち提案としての本数だからね。仮に多すぎてヴィナイオータを困らすような事態になるとヒサトが思うのだったら、遠慮なく言ってね。」と書いてありました…。支払いは大変だけど、減らすわけあるかい(笑)!

 

グイードからは、「僕のパパも、パパが愛した畑のブドウで造られたワインが、日本の被災された方たちのためになると知ったのなら、本当に喜ぶと思うし…」ということで、バルラ2019を36本義援ワインに提供してもらいました!

 

■商品画像はこちらから→https://ec.vinaiota.com/list.php?c_id=78

 

 

【テスタロンガ】

リグーリア州のテスタロンガからは、2022ヴィンテージのワインが到着です!降雨量の少なさが影響し収量自体は少なかったようですが、美しいブドウは賜れたようですので、味わいは期待して良いのかと!

 

■商品画像はこちらから→https://ec.vinaiota.com/list.php?c_id=93

 

 

【トロプフルタルホフ】

最近、外で人に会った際に「~のワインって、本当に美味しいですよねぇ。」と言われる頻度の高さ的には筆頭格の造り手、アルト アディジェのトロプフルタルホフから新ヴィンテージのワインが届きました!価格的にも、そして恐らく品質的にも、そしてそして入荷した本数の少なさ的にもとんでもないワインも入荷しております。詳細は下記の通りとなります。

ル ヴィオニン2022:ヴィオニエで造る白ワイン。皮ごとの醗酵は行わず、大樽で醗酵&熟成。

ガルネレン2020:実質上、トロプフルタルホフのトップキュヴェに当たるのがこのワイン。ソーヴィニョン ブラン100%で、皮ごとの状態で7か月、圧搾後に更に14か月アンフォラで醗酵&熟成させたワイン。本来でしたら2019がリリースされるはずなのですが、2019が状態的に整っていないのに対し、2020はとても外向的という事で、2020を先にリリースすることにしたそう。収量的にもそこそこに恵まれていたようで、720本とまとまった本数を分けてもらいました(喜)!

コルヌス マス2015:ガルネレンのスーパー スペシャル ヴァージョンとでも呼べばよいのでしょうか…。ガルネレンは、標高500mにある自宅兼ワイナリーに隣接する1ha弱の区画で、ソーヴィニョン ブランだけが植わっています。アンドレアスは、そのガルネレン内の北西側の端に、畝間の距離を長めに取った3列からなる面積にして0.1ha強の、ガルネレンに植わる他のブドウ樹からはやや“隔絶された”空間をつくります。コルヌス マスは、この小さな区画の周りに外周林的に自生する落葉小高木の一種であるセイヨウサンシュユの学名で、アンドレアスはこれを区画の呼び名とすることに。「自然を構成する様々な要素間にある相乗作用(=生物多様性がもたらす調和)を通して、自然がより自発的に自身を表現できるような場所をつくりたい…」というアンドレアスの想いから生まれた区画で、その畝間では麦やトウモロコシを育てたり、ブドウ樹を植えてから今の今まで一回もボルドー液を使用せずビオディナミ調剤のみを散布してきたりと、現代のブドウ栽培に対する考えとは一線を画したことを実践します。ただただ栄養価レベルで優れているという事だけでも、食味レベルで“おいしい”というだけでもなく、プロダクトの中に“生命力”を求めるアンドレアス、「豊かな生命力には、調和(ハーモニー)は必須。様々な音階の音が美しく重なり合って生まれる和音のような状況を創出できた時に、(自然が奏でる音も)増幅するはず。」と考えていて、それをできうる最大限の形で実現すべく手掛けているのがこのコルヌス マスという区画になります。

2015年にコルヌス マスで獲れたブドウが、エレガンスと凝縮感という相反する要素を兼ね備えた、“完璧に調和の取れた”ものだと判断したアンドレアス、従来のガルネレンとは別に醸造することに。醸造方法的にはガルネレンと全く一緒なのですが、コルヌス マスは酸化防止剤完全無添加でボトリング。ボトリング後、ガルネレンは地下セラーで約2年追熟させた後にリリースさせるのに対し、コルヌス マス(ワイン名)はと言いますと…ノーマル ガルネレンの区画から最も離れた、コルヌス マス(区画名)の畝に1.5m以上の穴を掘りボトルを埋め、そこで5年(!)熟成させ…。生産本数100本(!!!!)という希少なワインになりまして、詳しくは書けないのですが、畑に埋まっていたことが“ある程度”明らかな状態で木箱に詰められています。日本には24本のみの入荷となります!お値段はかなりごっついですが、飲めた方は本当にラッキー!オータも早く飲みたいよう!

ロゼマリー2022:プレスし、一晩ほど果皮や種と浸漬状態にしたメルロー(80%)、カベルネ ソーヴィニョン(20%)のモストを一部取り出しアンフォラで醗酵&熟成を行った、オータ的にはマッサ ヴェッキアのロザートと双璧を成す本当に特別なロゼワイン。2022年ヴィンテージにはオータが収穫したブドウも混じっています!そのせいか、若干揮発酸が高いワインになってしまったそう…(笑)。

ストルロンド2021:ロゼマリー用にモストを抜き取った後の残りのモスト&果皮等で造るワイン。果皮の割合が高い状態で醸造しているとはにわかに信じがたい滑らかさを持ったワイン。

あ、カベルネ ソーヴィニョンで造るワイン、バルライト2017も絶賛販売中です!今めっちゃ美味しいですよ!!ちなみにですが、オータは某レストランでブラインドで出されまして、ネッビオーロと答えてしまいました…(恥)。

■商品画像はこちらから→ https://ec.vinaiota.com/list.php?c_id=97

 

 

【ムレチニック】

スロヴェニアのヴァルテル ムレチニックからは2018ヴィンテージの白が届きました!絶対に現地で飲んでいるはずなのですが、全く記憶なし(笑)。ただ、2015以降のムレチニックの白に通底するエレガンスやおおらかさはしっかりあったような気が…。

メルロー2011も在庫残り僅かですし、併売中の2012(サイコ~です!)も早々になくなってしまうと思われます。お買い逃がしなきよう!

 

■商品画像はこちらから→https://ec.vinaiota.com/list.php?c_id=152

 

 

●義援ワインの詳細はこちらをご確認ください。

 

 

*ブログ掲載時には完売しているワイン、商品がございます。予めご了承ください。

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