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2024-07-30

【新入荷】2024年8月その1(Nicolini,Mlecnik,Paolo Bea,La Visciola,Colle Florido)

【ニコリーニ】

ニコリーニのフラッグシップ的ワイン、マルヴァジーアの2019ヴィンテージに終売の兆しが見えてきたので、2020をリリースします!併せて、別区画のマルヴァジーアをオーク樽で醗酵&熟成させたマルヴァジーア イン ローヴェレ2020も、2019とは全く異なるキャラクターを持ち合わせていることもあり、リリースすることにしました。

2020ヴィンテージのマルヴァジーア&マルヴァジーア イン ローヴェレですが、どちらも発泡しています!例年は樹齢の古い樹も多いマルヴァジーア(ワイン名)の区画のブドウの方が糖度が上がりやすいのですが、2020年に限ってはイン ローヴェレの区画の方が糖分が高く(その結果として、アルコール度数も…)、ボトルによってはとてもしっかりと発泡しております。妖艶な甘い香り、炭酸の後押しもあっての恐ろしい飲み心地、そして全然低くないアルコール度数(笑)…。非常に危険なナチュラル微発泡性ワインです!

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【ムレチニック】

スロヴェニアのムレチニックのメルロー2013が残り100本を切りまして、次ヴィンテージを投入しようと思うのですが、同時に入荷してきた20142015の間にかなりの価格差があるので、一緒に出すことにしました。

2014年はまったくもって太陽に恵まれなかった年だったわけですが、このメルロー2014にもその影響といいますか、痕跡がしっかりと残っており…。ワインとしては全然美味しいのですが、いかんせん例年と比べると線が細いですし、酸も目立つ…。通常のヴィンテージと同じ御代を頂くわけにはいかないと考えたヴァルテル、同時にリリースされた2015よりも価格をグッと下げてのオファーをくれました!飲んでいただければ「このヴィンテージ&この味で、この値段ならむしろ安い!」と思っていただけること請け合いです。対して、2015年は収量的には決して多くなかったですが、すんばらしいクオリティのブドウが獲れた年。シャルドネやレブーラも素晴らしかったですが、このメルロー2015も傑作と言って良いかと!内包するパワーを外に完全開放するにまで至っていない2013と比べると、2014と2015はどちらもとっても外向的ですので、使い勝手も良いと思います!

■商品画像はこちらから→https://ec.vinaiota.com/list.php?c_id=152

 

 

 

【パオロ ベア】

モンテファルコのパオロ ベアからは、3ワインをリリースします!樹齢の若いサグランティーノで造るロッソ デ ヴェオは、現行の2012が残り100本ほどとなりましたので、次ヴィンテージである2015(2013は赤はいずれも生産されず、2014年はなけなしのブドウをすべてサン ヴァレンティーノに…涙)を、サグランティーノ パリアーロは2012(2011も絶賛販売中です!)、DOCGサグランティーノ生産地域内のどの畑よりも標高の高い区画、チェッレーテに植わるサグランティーノで造るリゼルヴァ的サグランティーノは2011(2010が残り本当に僅か!)をリリースします。

ヴェオ2015は、現段階で素晴らしく調和の取れたワインですし、パリアーロ2012はサグランティーノらしい硬さ(膨大な量のやや粒子が粗めのタンニン)がありつつも飲み心地は軽やか、チェッレーテ2011は準備万端!というわけにはいきませんが、もしかしたら2010ヴィンテージよりも早い段階(2~3年)でトップフォームに突入するかもしれません。お値段は全然お安くありませんが、唯一無二の存在であることは間違いないパオロ ベアのワイン、どうか皆さんの清き1本を!

■商品画像はこちらから→https://ec.vinaiota.com/list.php?c_id=129

 

 

 

【ラ ヴィーショラ】

ラツィオ州はピーリオの造り手、ラ ヴィーショラがチェサネーゼで造るワイン各種の新ヴィンテージ-信頼のおける農家から買ったブドウで造るヴィチナーレは2020ヴィニャーリユ クアルトユ ラッターロモッツァッタといった自社畑のクリュ物は2019をリリースします。

ヴィチナーレ2020は、トップノーズに熱(太陽)を彷彿とさせるものがあるのですが、飲み心地はあくまでもサクサク、クリュ物2019は2018 以上にフレッシュな酸に特徴があるように思います。今回のヴィンテージから、蔵出し価格的にも差別化を図るようにしたようで、ヴィニャーリ=ユ クアルト<ユ ラッターロ<モッツァッタといった位置づけになっているのですが、オータも完全に同意です!

今回の2019も、ヴィニャーリ&ユ クアルトとユ ラッターロ&モッツァッタの間には厳然たるテンションの差がある気がします。ヴィニャーリ&ユ クアルト2019は、もう十分に楽しめる感じになっているのですが、ユ ラッターロ&モッツァッタ2019は飲み心地がないわけではないのですが、まだ潜在能力を完全開放するまでには至っていないような…。
ともかく、2018以降のヴィーショラの赤は本当にステキです!

■商品画像はこちらから→https://ec.vinaiota.com/list.php?c_id=130

 

 

 

【コッレ フローリド】

元流しの凄腕ソムリエ、アンドレア ウゴロッティが営む、アブルッツォ州のコッレ フローリドのモンテプルチャーノで造るカジュアル赤、ロッソ サルヴォ2019が終売間近ということで、2020をリリースします。

果実、糖分、アントシアン、タンニンといったワインの強さを構成するあらゆる要素に事欠かないモンテプルチャーノ、それもしっかり完熟させたブドウで軽やかなタッチのワインを造るというのは、かなり至難の業なのだと想像します。今回リリースする2020は、程よい果実味、シルキーなタンニン、のびやかな酸を持った、2019以上にアンドレアの理想像に近いワインな気がします。あ、このワインにはもう1つの美徳が!モンテプルチャーノという品種、醸造&熟成の過程でも非常に還元しやすいブドウだそう。実際、サルヴォ2019は還元(軽微な…)がなかなか取れずにいたのですが、2020は抜栓直後からばっちりですし、(抜栓)1週間後も全然マメりません!

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*ブログ掲載時には完売しているワイン、商品がございます。予めご了承ください。

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