【新入荷】2012年4月 その1 (La Biancara、Santa Maria、Podere Il Santo、Alberto Anguissola、Casa Coste Piane、Camillo Donati)
日頃より格別のご愛顧をいただきありがとうございます。
1月に続き入荷が全くなく、沢山のワインを欠品させ…と、3月も低空飛行ながらなんとか乗り切りきったヴィナイオータです!
その代わりといってはなんですが、4月の内容は本当に凄いです!!ただ申し訳ないのですが、少量の入荷のものが多く、皆さんにご満足いただける本数をご用意できないものが数あります…。
これまでに何回か採用させていただいた、期限を設けてご希望注文本数を募り、総希望数が入荷量を超えた際には弊社の方で振り分けさせていただくというシステムを採用させていただきますのでご理解の程宜しくお願いいたします。
では入荷内容のご案内をさせて頂きます!
まずはラ ビアンカーラです!サッサイア2010酸化防止剤無添加Ver.の最終在庫900本とマグナムが300本、イ マシエリ2010の750ml入り1200本、ロッソ マシエリ2009に、メルロー2009と750ml入りになってかなりお買い得になった遅摘みブドウで造られるタイバーネの2008が入荷します!!
恐らく瞬間消滅してしまうであろうサッサイアですが、次回は5月下旬-6月上旬に2010年の酸化防止剤添加Ver.が2400本入荷予定です。
モンタルチーノのサンタ マリーアからは、ブルネッロ04,05,04Ris.の最終在庫と、本当なら600本以上取って置いてもらえていたはずのオルチャロッソ2010が240本のみ入荷しました(涙)。
あ、オルチャロッソですがマグナムも30本ほど入荷しております!
そしてここからが極少ワインの始まりです!!ロッソ ディ モンタルチーノ2009は弊社の注文のタイミングが遅く、96本(!)しか入りませんでした…すみません…。しかーし!、総生産本数が480本しかないロッソ2010年は50%を押さえました!!(それでも240本ですが…)ただーし!!、ただの240本ではございません、正確には120本が2種類、です!!
醗酵段階では全くもって同じワインだったのですが醗酵後、熟成樽2つに移し替える際に一樽には酸化防止剤を全く添加せず、もう一樽には若干量(100リットルあたり1gの添加…ないに等しい量です)の添加を行いまして、どちらもその後の添加は行わずにボトリングされました。
僕自身、樽から2度ほど試飲したことがあり、どっちがどっちかは判るには判ったのですが、ボトリング後のある日、当主のマリーノからメールが。
「ロッソ2010だけど、君のところに裏ラベルが青のものが120本、そして緑のものが120本届くんだけど、どっちがどっちか知りたい?それともちょっとしたゲームのつもりで、知らずに試してみるかい?もちろん君のお客さんも含めて。そして試した後で意見を聞かせてよ、どっちの方が気に入ったかとか…。みんなの反応にすっごい興味があるんだ!!」
……ということですので、裏青ラベルと裏緑ラベルを1本ずつをセットにしての販売とさせて頂きます!!!
他の農作業であまりにも忙しく、ボトリングする暇がないなどとのたまう(君にとってそれがほぼ唯一と言っていい外貨獲得手段じゃないかぁ!と突っ込みを入れたくなるのは、僕だけでしょうか?)青年夢想家、エウジェーニオ バルビエリのポデーレ イル サントからはウーヴァ ラーラ主体のワイン、ライロン2006が到着しました!!
実はこのワイン、本来でしたら去年ノヴェチェント2003の再入荷と一緒に届くはずでした。イタリアもフランスもそうなのですが、ワインを製造する上では、行政の醸造場所に対する許可とボトリングの許可が必要になるのですが、ボトリングの許可を持たないエウジェーニオ、あまりにも少量過ぎるためボトリング業者を呼ぼうにも割に合わず、途方に暮れていたところに我らがアンジョリーノが手を差し伸べます。
トラックを借りて、タンクに積めたワインをアンジョリーノのセラーまで輸送し、落ち着いたところでボトリング。そして後日、ヴィナイオータからの注文を準備し、ビアンカーラのワインと一緒に出荷するために、ノヴェチェント2003をトラックに積み、新しいワインのラベルを持ってビアンカーラに向かうエウジェーニオ、道中アンジョリーノから電話が。
アンジョリーノ(以下ア) 「チャオ、エウジェーニオ!何時ごろに着きそうだい?で、ちゃんとラベル持ってきてるよな??」
エウジェーニオ(以下エ) 「あ…、ノヴェチェント2004のラベルは持ってきたけど、ライロンの忘れちゃった…。」
ア 「…。そんなに遠くまで来ていないなら、戻ってラベル取って来いよ。1-2時間しか変わらないんだし。」
エ 「え、でもこのトラック借り物で、夕方までには返さなきゃいけないし…。うん、とりあえずそっちに向かうよ。ライロンのラベル貼りはまた今度やろうよ。」
ア 「…。(絶句)」
本人は天然ですが、ワインはかっちりしています!アルコール度数ほぼ15%のモンスター ウーヴァ ラーラです!
誰のものとも似ていない、唯一無二の個性を放つピノ ネーロを造る、エミリア ロマーニャのアルベルト アングイッソラからは、リーヴァ デル チリエージョの2003と2005年とカゼ2009が入ってきました!カゼ09は最終在庫の90本のみの入荷ですが、他のワインはまとまった量が入っています。03は残っていたのを全部頂いたもので、05も大半を頂いてしまったので次回の入荷はないと思われます。どちらもタニックですが、良い意味での削げ切った感じがあり、飲み心地も最高です!
カーサ コステ ピアーネからは、シュール リーとブリケットの2010が再入荷です。ただ今回の入荷量では夏を乗り切れるわけもなく、早々に次の便を準備しなければいけない状況です…。
同じく微発泡ワインの造り手、カミッロ ドナーティのワインも入ってきました。定番のマルヴァジーア セッコ、トレッビアーノに加えて、ソーヴィニョン08(現行ヴィンテージ扱うの、何年振りでしょうか?これ、すっごい美味しいです!)と2010の泡ありと2009の泡なしランブルスコも再入荷です!!2009は更にお値段をお下げしました!!造り手のところには未だに14000本近くの在庫があり、ヴィナイオータ以外に買う人はいない…。もう少しまとまった量を一回で引き取るのなら、値段をもっと勉強してくれるとカミッロは言ってくれていますが…。もちろん最終的にはヴィナイオータが責任をもって終わらせるつもりですがどうしたものか…。もう少し安くなるなら、泡がなくたってもっと売っちゃうよ!というお客様、是非お声を掛けて下さい。真面目に大量一括入荷を検討させていただきます! 宜しくお願いします!!
文:太田久人
72 nuovo 12.04.10
ヴィナイオッティマーナ2022【造り手セミナー】アルベルト アングイッソラ 【新入荷】2023年4月その3(Daniele Piccinin, Longariva,Francesco Brezza,AR.PE.PE.,Possa,Pierpaolo Pecorari,Alberto Anguissola,La Visciola) 【新入荷】2023年1月その4(Luigi Tecce,Conti,Daniele Portinari,Montesecondo,Alberto Anguissola,La Collina,Natalino del Prete,Camillo Donati,De Fermo,Borgatta,Arianna Occhipinti) 【新入荷】2022年3月その1(A Maccia,Alberto Anguissola,Borgatta,Casa Coste Piane,Il Colle,Cantina Giardino,De bartoli) 【新入荷】2021年4月その2(MMC, Alberto Anguissola, La Visciola, Il Cancelliere, De Bartoli, Arianna Occhipinti)