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2019-02-07

サッサイア2017最新ロットとナンニ2014に散見する“浮遊物”について

先日入荷したラ ビアンカーラのサッサイアに10~15%、そしてダニエーレ ポルティナーリのナンニ2014に10%弱の確率で産膜酵母が浮遊したボトルがあるようです!

ナンニ2014

サッサイア2017

ヴァンジョーヌやシェリーなどにとっては重要な“役者”である産膜酵母ですが、ボトルの中で出てしまうとあまり美しいものではなく…(汗)。

とはいえ、酸化防止剤をきっちりたっぷり添加しているワインには絶対でないモノでもあったりします…(今回の2ワインはどちらも完全無添加)。

仮に液面にびっちり繁殖したとしても、総液体量からしてみたら微々たる表面積でしかありませんから、ボトル中で短期間で“シェリー化”するという事はあまり考えられない気もしています。

というわけで、ヴィナイオータのスタンスとして、“微量散見する程度なら、問題なし”とさせていただきます。

特に酒販店の方、お手数だとは思いますが購入されるお客様に一言言葉を添えていただけますと、これらのワインに対する誤解も軽減するかと思います。どうかご協力よろしくお願いします!

特にサッサイアで多量に出てしまっているものは、弊社(オータ?)のアーカイブにお蔵入りさせ、定点観測を行って行きたいと思います!

文:太田久人

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