【新入荷】2015年10月その2&3(Camillo Donati,Pacina,Massa Vecchia)
パーチナのヴィンサント用のブドウを陰干しする部屋ヴィンサンタイア
こちらも発泡待ちだった、カミッロドナーティのワインも一通り届いています!アイテム数も多いため、1アイテムごとの仕入本数を増やすことが難しいのですが、今回はまあまあ勝負してきました!!!2‐3か月くらいは持ってくれるかと…。仕入れの注文をしてから、弊社倉庫に届くまでに3か月近くはかかるので、4‐5か月分の量を一回で仕入れられると良いのですが、これがなかなか難しく…。2014ヴィンテージのワインに関しては、カミッロにもできる限りの取り置きもお願いしていますので、ガブガブ飲んでください!前回初入荷に好評いただきました、4種類のブドウを混醸した赤、ロッソ デッラ バンディータは、2013と2014が同時に入荷しております。2013(1164本入荷)が終わり次第、2014に切り替えさせていただくことをご了承ください。
パーチナからは、2種類の新入荷ワインと前回入荷分がまだ潤沢なのに再入荷ワインが(汗)!!!パーチナ的セカンドライン、イル セコンドは2013年が届きました。ビン等のコスト高により、蔵出しの価格的にも若干の値上げがあり、その結果弊社的にも価格を上げざるを得なかったのですが、相変わらず内容考えたら安すぎると言っても良いワインかと!!トレッビアーノ&マルヴァジーアで造られる白、チェッレティーナ2013ですが、ようやくまとまった本数が生産されるようになりました!!!!このワイン、僕が彼らの自家用の白を無理矢理ボトリングさせたことから始まったわけですが、そのボトルを見て、飲んで、気に入った他の国のインポーターが、「うちにも分けてくれぇ!!」と切望、ならばということで新しい畑に0.5ha分の白品種を5年くらい前に植えます。その畑のブドウ樹が生産態勢に入ったので、そのブドウでヴィン サント(ないしソルプレーザ!)を仕込み、樹齢の古い区画の白品種を全てチェッレティーナに回せることに。ここ2-3ヴィンテージのチェッレティーナは、高アルコールで、非常に濃厚な味わいのものが多かったような気がしますが、今回入荷の2013は、アルコール度数的にも12%ちょっとの非常に軽やかなワインです。最近、限定モノ、限定にはしないけど瞬殺してしまうワイン達にばかり注目が行き、少し地味な存在となっている気がするのが、トリンケーロのアユヅキ!09、ラ カラブレッタのヴィーニェ ヴェッキエ04とパーチナのパーチナ2010…。上代で3000円台前半のワインとしては、あり得ないパフォーマンスを叩いてくれているような気がするのですが…そのパーチナ2010、前回入荷分も残っていますが、最終在庫1800本買ってきてしまいました!!!秋深まるこれからの季節に最高な1本です。是非!!
仮に彼らの全生産量が日本に届いたとしても、僕たちのMVセーテ(セーテは、イタリア語で喉の渇きの意)が完全に潤されることは、もはやないのではないでしょうか、みんな大好きマッサ ヴェッキアからは、新しいワインが4種類と・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・、なんとなんと!!!!前当主ファブリーツィオから、バックヴィンテージ、それも僕が彼らと取引を始める前のヴィンテージのワインが入ってきましたぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!恐らくですが、これだけまとまった本数を分けてもらえたのは、ヴィナイオータが初めてなのではないでしょうか??(それでも少ないのですが…)
まずは現当主フランチェスカの醸したワインですが、ボトリングのタイミングを逃していたベラーチェ(サンジョヴェーゼ&カベルネ)2012、天日干しアレアーティコで造られるパッシート2012とボトリングされたばかりのロザート2013&パッシート2013が届いています。言わずもがなですが、どれもすんばらしい!!ですが、届いた本数がそれぞれ少量でして…、心苦しいのですが(本当に!)、全て限定とさせていただきます。
ファブリーツィオのワインですが、まずは内容を発表させていただきます。
・アリエント1996:ヴェルメンティーノ100%
・ラ フォンテ ディ ピエトラルサ1996:カベルネソーヴィニョン100%
・モンテレージョ リゼルヴァ1996:サンジョヴェーゼ100%
・レ ヴェーリエ ディ ネーリ1993:サンジョヴェーゼと天日干ししたアレアーティコを混醸したワイン。(混醸というところがミソ。仮に別々に醸造したとすると、アレアーティコは甘口に仕上がってしまい、それをサンジョヴェーゼとブレンドしても、薄甘口となるのに対して混醸すると、ほとんどの糖分が焼け切り、辛口に仕上がる)
マッサ ヴェッキアのような、ものすごく小さなワイナリーのバックヴィンテージとしては、そこそこの本数な気もするのですが、前述の通りMVセーテが蔓延する日本でこの少量のワインをどう売れば角が立たないのか、本気で悩みました。悩んで悩み抜いた揚句に思いついたのは…またしても業界ルール破りな一手、オークション形式でした。もちろんそれだけではありません。販売金額から弊社の輸入諸経費を引いた利益相当分を全額寄付させていただくことにします。寄付先ですが、先の台風18号で被害に遭われた地域を中心に考えています。とりわけ酒販店様、業務卸の方には、甚だ迷惑な販売方法となりますが、どうかご理解の程を…。
1人でも多くの人が、食事と共に1杯のワインを楽しめるような、心豊か&安らかな生活ができるようになることを願わずにはいられないオータです。
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