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2019-04-19

【新入荷】2019年4月 その4(Il Maiolo、Fonterenza、Cantina Giardino、Pacina)

密度もあり、テンションも高く、程良くこなれた感があるのに、なぜにこの値段????という点では、コストパフォーマンスの高いレンジも分厚い陣容のヴィナイオータの中でも異彩を放ちすぎている、エミーリアロマーニャのイル マイオーロから2004年,2005年,2006年のワインが再々入荷です!
今回も、各ヴィンテージとも2400本とそこそこな本数が入荷していますが、ほぼ一瞬でなくなることが予想されます…。お気を付けください!!(とはいえ、再々々入荷も再々再々入荷の予定もありますが…)
今回入荷分から蔵出し価格は上がったのですが、関税撤廃もあり、価格を据え置きすることが出来ました!

双子姉妹のマルゲリータ&フランチェスカによって営まれるフォンテレンツァの白ワイン2種類をリリースさせていただきます!
ひとつ目は、モンテアミアータの麓にある畑のトレッビアーノ&マルヴァジーアと彼女たちの友人が働くキャンティのワイナリー※から買い付けたトレッビアーノ&マルヴァジーアで造るビアンコスピーノ2016で、約3週間の皮ごとの醗酵、樽&アンフォラで熟成させたワインになります。

もうひとつが、姉マルゲリータが愛娘たちに捧ぐべくして造った、ビアンコ デッレ ラガッツェになります。このワイン、2015年と2016年のブレンドのワインなのですが、恐らく娘ちゃんたちの生まれ年にちなんでのことなのかと…。2015年のワインはモンテアミアータの畑のトレッビアーノ&マルヴァジーアは約3週間の皮ごとの醗酵を行い樽で熟成させたもの、2016年のワインはモンタルチーノの知り合いの造り手から分けてもらったヴェルメンティーノを4日間マセレーションした後に樽へと移し醗酵&熟成をさせたもので、両ヴィンテージをブレンド、2017年夏にボトリングしたのが本ワインとなります。

キュートな赤ペッティロッソ2016、ヴィンテージの影響もあり飲み心地の軽いロッソ2014、明るく天真爛漫なブルネッロ2009もよろしくお願いします!

※僕の知る限り、日本未入荷の造り手なのですが、10年樽熟成させたトレッビアーノとか、未だ樽で熟成中の80年代のヴィンサントがあったり…。ヴィナイオータは現状で手いっぱいなので、どなたか輸入されませんか?(笑)

寡黙で天然なアントニオと恐ろしく頭の回転が速くてしゃべり出したら止まらないダニエラ夫婦のカンティーナ ジャルディーノのトップキュベの赤、ヌーデの2007年が売切れましたので、2008年をリリースします!造り手の気さくさとは裏腹に、厳格で凛とした佇まいのあった2007に比べ、2008は甘くさえ感じてしまうほどにボリューミーで柔らか、タンニンも十分に落ち着いていて、尊大なのに飲み心地が軽い!オータもビックリなお味でした。とはいえ良く考えてみたら、10年以上前のワインなんですよね…。凄い!

売り切れ間近!とアナウンスしてから、なかなか売り切れなかったパーチナのカジュアル赤、イル セコンド2015がようやく売切れそうなので、2016年をリリースします。
ボトルによっては少々微発泡しているのですが、これがまた美味しいいい!!!酒躯も強く、非常にタニックなのですが、そのタンニンの質が非常に細かく、もうすでに抜群の飲み心地が!!1400本の在庫がありますが、一度飲んだらリピート必至なワインかと。お気を付けください!(後日譚になりますが、2日目以降若干マメります!つまり…マメを避けたければ、一気に飲み切るか、気長に待つか…。)

2016年といえば、パーチナのセラーに樽で熟成中のえげつないワインがありまして…。アルコール度数ほぼ17%のモンスターワイン、パクナ ロッソ2011も凄いワインでしたが、この2016年のワインには本当に驚いてもらえると思います。オータは一目で…もとい一口で心を奪われてしまいました。リリースは2-3年後になると思いますが、こちらも楽しみにしていてくださいね!!

文:太田久人
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(本ブログ掲載時には完売しているアイテムもございます。予めご了承ください。)

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