【新入荷】2019年5月 その3(Trinchero、Sanguineto、De Bartoli、La Calabretta)
カンティーナ ジャルディーノ御一行様を迎えに行くバスを待つ間に、本メルマガを書き始めたオータです。何しろスケジュールがびっしりのツアーですから、早々に書き上げ、自分自身を追い込まないようにしないと…。今回は撮影スタッフも帯同してのツアーですので、読めない部分が多分にあり凄くドキドキです。旅そのものは楽しみなのですが、同時に始まる前から早く終わってもらいたいと思っている僕自身もいたりします(笑)。
突然ですがご報告が!!!!
つくばまでお客様がいらしてくれた際、オータがお昼ご飯に良くお連れするお店が2軒あります。1軒は那由他というお蕎麦屋さんで、もう1軒は白飯家というキムチの製造販売も行っている韓国家庭料理のお店。
那由他さんでのオータのオススメは、断然冷たいきざみ揚げ蕎麦。油揚げがお肉のような役割を果たしていて、食べ心地は軽いのに深い満足感(満腹感)を味わえる一品です。
そして白飯家では、何をさておいてもまずは豚キムチ定食!使用されているキムチは最低でも5ヶ月は醗酵熟成させたもので、その圧倒的な酸、味の深みたるや…。オータの私見ではありますが、ここまで振り切った、醗酵し切った味わいのキムチは日本ではこのお店以外でお目にかかるのは難しい気がします。一度食べたら、キムチに対する概念が変わること請け合いです。
この度、その白飯家にヴィナイオータが経営参画する事となりました!
現段階でも十分にステキなお店だと思いますが、徐々にワインも楽しんでもらえるようなお店にしていきたいですし、このお店の魂ともいえる商品の長期熟成キムチを広く販売できる態勢も整えていきたいと考えております。逐一報告させて頂きますので、楽しみにしていてくださいね!
というわけで、新入荷案内でっす!
2週連続でトリンケーロからワインがっ!
まず白が2種類!!エツィオがこれは!と思った年にしか生産されない、マルヴァジーアで造られるソーニョ ディ バッコ2017とシャルドネで造るパルメ シャルドネ2017が届いております。どちらのワインも2016同様に、濃さとフィネスが高次元で融合したすっごいワインです。
そして赤ワインは4種類!他の造り手だったら、トップキュベとしてリリースされていても全くおかしくないくらいのクオリティ&テンションを備えた、トリンケーロのスタンダードラインのバルベーラ、テッラ デル ノーチェ2013、ブラケットで造られるロッソ パルメは2015が、そしてグリニョリーノで造られるグリニョは2015年と2016年が同時に入荷しております!
テッラ デル ノーチェは2013年という均整の取れたヴィンテージの恩恵に預かり、濃くもザクザクなワイン。世にあるブラケットという品種で造られるワインで、ロッソパルメほどに圧倒的なオーラを纏ったワインをオータは他に知りません!エツィオ曰く、2015年は過去最高の出来との事。
そしてこちらも”自己記録更新=世界記録更新”と言っても過言ではないグリニョ(リーノ)、以前から十分にえげつなかったですが、ヴィンテージを追うごとにグリニョリーノというブドウのチャーミングさを活かしながらもネッビオーロと見紛うばかりの尊大さを共存させることに成功していっている気がします。焦点の合い方がどんどん鋭く、精細になっているとも言い換えられるかもしれません。元から凄いので、驚くのはそんな簡単じゃないはずなのですが、今回の2ヴィンテージには心底驚かされました。2015年でも十分すぎるほど素晴らしいのですが、2016年に関するエツィオの意見は、「もちろん過去最高の出来だし、2016年と並び立つような偉大なワインは今後そう簡単に現れないと思う」というほどの代物です!だからか、2015年に比べてお値段も尊大でした(笑)。通常でしたら、1ヴィンテージずつリリースさせるところなのですが、エツィオが考える”圧倒的な差”を皆さんにも感じてもらうべく、両方を同時にリリースすることにしました。
噂によると(事実なのですが…)、5月に約8000本、6月にも別のワインがもう8000本日本に向けて旅立つという話が…。ひゃーーーー、トリンケーロのワインだけで倉庫がいっぱいになってしまうううう!
そんなわけですので、皆さんの清き一本がとっても大事だったりします!!!
味わいの特質という部分では、N極とS極くらい違うヴィナージュ2015とロッソ デル ノーチェ2(03、04、06のブレンド)ですが、今現在どちらも最高の表現力が!たっくさんありました両ワインですが、それぞれ300&700本程度の在庫となっております。くれぐれもお買い逃しなきよう!!
飲みっぷりも取り皿を灰皿代わりに使ってのタバコの吸いっぷりも豪快、家の窓から100kgオーバーのイノシシ仕留めたなどの武勇伝も数多く持つサングイネートのドーラおばちゃんですが、最近は体調が思わしくないらしく、今年はサロンにも参加しなかったそう…。エネルギーの塊のような人なだけに、元気がない姿を想像するのも見るのも辛いです…。
ビアンコ2016とロッソ2015が売切れましたので、新ヴィンテージをリリースします!どちらのワインも旧ヴィンテージ同様の濃さと軽さを持ち合わせたワインとなっております!
以前に「オータがユネスコなら、即世界遺産に認定します!」とデ バルトリのワイナリーを評したことがあるのですが、5000歩譲ってイタリア政府に無形文化遺産くらいにしてもらいたいと思う今日この頃…。そんなデ バルトリがパンテッレリーア島の2番生りのジビッボを使用し皮ごとの醸し醗酵を行なったワイン、インテジェル ジビッボ2015が終売しましたので、2016年の販売を始めます!
ビックリするほどの低アルコール度数だったにも関わらず、物足りなさを一切感じることがなかった、不思議なバランスを備えた2015年に比べると2016年は少々濃い印象があるかもしれません。こちらはこちらでとっても素敵なので是非!
ワイナリーの規模の割にワインの種類が多く、どれもちゃんと唯一無二な個性を持ち合わせているのに、注目度はそれらのワインが受けるべきレベルには至っていない…そんなワイナリーのぶっちぎりの筆頭格がトリンケーロだとするのならば、2番手グループに確実に入っているのがシチリアはエトナの造り手ラ カラブレッタ!
そんなカラブレッタが世に出すワインの中で、最もパワフルなのが、パッソピシャーロにある樹齢100年超の区画のワイン、ノンナ コンチェッタになります。先日、ようやく2012が売り切れましたので、2014年をリリースします。2014年は、イタリア本土はほぼ全国的に(生育期間中の)日照に恵まれませんでしたが、シチリア島の生産者にとっては素晴らしい天候に恵まれたヴィンテージでした。
コントラーダ チェンテナーリとノンナコンチェッタはカラブレッタのグランクリュだとオータは思っております!他のワイン共々是非是非お試しくださいませ!
文:太田久人
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(ブログ掲載時には完売している場合がございます。どうぞご了承ください。)
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