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2019-06-21

ヴィナイオータ かわら版 ~荒間編 その弐~

荒間の“飲んでもらいたい”ワイン紹介!

モンフェッラート フレイザ 2016(Francesco Brezza)

かわら版を担当させて頂きます、荒間です。

前回のかわら版にて紹介させて頂きましたエウジェーニオ2016をお買い上げくださった方々、稚拙な文章にもかかわらずご興味を持っていただき本当にありがとうございました。(エウジェーニオ2016は完売となりまして、現在2017VTが販売中です。2016VTに引き続き素敵なワインですので、ぜひお試し頂ければ幸いです。)

今回、2回目のかわら版ということで紹介したいと思ったワインは、フランチェスコ ブレッツァのモンフェッラート フレイザ2016です。ブレッツァのバルベーラはとてもご愛顧頂いており、動きもいい、そして、グリニョリーニョは独特の佇まいからファンになってくれている方々がいらっしゃる。でもフレイザは比較的まだ認知されていないのではないかと思っていました。でも、私のとても好きな造り手です、どのキュヴェも飲まれるようになって欲しい。どのワインにも興味を持って貰いたいと思い、今回かわら版で書こうと決めました。

ブレッツァは、山の頂上を目指すことではなく(きっと、そこにはその意味があるはずですが)、ふもとでいきていくこと、そして、そこには自由や、嬉しさがあるのではないかということを教えてくれる造り手であるように思います。キュヴェ単体をこえて、造り手を好きになって欲しい、そんな思いを込めて書かせて頂きます。(という想いで、紹介文がとても個人的ものになってしました、ごめんなさい!)

ブレッツァを飲んで感じるのは、きっと、しあわせということです。

自分たちが生産した餌で、肉牛を育て、堆肥を作り、それを畑に戻すという、循環型の農業をもう30年以上も続けています。少量のSO2以外は使用せず、あるがままに、自然に。静かに、そして、穏やかに暮らす中で、ワインをつくる。そうしてできた、彼らのワインは、叫ばず、誇らず、つつましやかにそこにある、そんな気がします。食事をとりながら、本を読みながら、すこし飲む。その時、ふっと気持ちを軽く、心を自由に飛ばしてくれる。幸せとはなにか、気が付けば、大仰なものではなく、なんだかとても近くにあるのではないか、そんなことを感じさせてくれる造り手です。ワインができてからこれまで、そのそばにどんな幸せがあったでしょうか。きっとワインはとても長い間、誰かの幸せのそばにあったはずだと想像します。ブレッツァのワインは、生活のその中に、ワインがあるということの嬉しさに、そして、私が生きて、日々を過ごしている、そのなつかしさを、感じさせてくれるような気がします。

すこし、フレイザの印象について。口に含むとやさしい旨味が広がります、独特の果実感とともに、野の自然を感じる香りを持っています。 口に含むとしゅわっと、わずかに発泡しており、軽快さをもって飲み進む、日常に寄り添ってくれるような一本です。いま飲んでも、もちろん美味しいのですが、年月を経ても、その香りと若々しさはそのままに、味わいはより深く進んでいくワインです。今、お買い上げいただき、のちにはきっと(数年後、十数年後には)、はっとするような驚きと、うれしさを感じさせてくれること間違いありません。

ブレッツァに触れた文章のあるURLもいくつかご紹介します。
作り手の人柄や考え方の一端を垣間見ることが出来ると思います!

●造り手紹介:http://vinaiota.com/blog/1780

●1(2019年1月入荷時の記事):http://vinaiota.com/blog/4425
●2(2018年3月入荷時の記事):http://vinaiota.com/news/2969
●3(2017年2月入荷時の記事):http://vinaiota.com/blog/1977

≪荒間の飲んでもらいたいワイン紹介≫
銘柄:Monferrato Freisa 2016 / モンフェッラート フレイザ 2016
造り手:Francesco Brezza / フランチェスコ ブレッツァ
地域:伊ピエモンテ州
ブドウ:フレイザ
希望小売価格(税抜):2,600円

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