toggle
2024-04-11

【新入荷】オータのアツアツ新入荷&2024年4月その1(Francesco Brezza,La Biancara,Nicolini,Pierpaolo Pecorari,Stefano Berti,La Visciola)

やらねばと思いつつも日々の業務に忙殺され、2か月以上先延ばしにしていたメールをようやく書きあげホッと一安心したのもつかの間、一斉メールだった&メールの要件がそれなりにシリアスだったため造り手からのレスポンスが異様に早く、今現在は各造り手への個別の返信に追われているオータです。一斉メール恐るべし…。

2011年の震災の時に立ち上げた企画、義捐ワインプロジェクトを再びやることにしました!
 ●2024義援ワインプロジェクトの詳細はこちらをご確認ください。

造り手からプレゼントしてもらったワインを通常通り販売、その売り上げを全額被災地に寄付させていただく、といった内容になります。ウクライナでの戦争やイスラエルの問題などもあり、諸外国では今回の能登半島地震に関して2011年の時ほどは報道されていないようで、オータがメールに貼り付けたリンクの写真を見て、その被害にショックを受けている人もいました。皆「喜んで参加させてもらう。」といった返事をくれたのですが、中には「どういった形で協力したら良いのか分からない我々のためにこういった機会をつくってくれて本当にありがとう!」といった返事まで…。

常々“ワインは人”と言っているオータですが、自然の寛大さも厳しさも熟知/痛感している彼らだからこそ、被害を被った方たちへの協力を惜しまないのでしょうし、“自然を表現した”ワインを志向するのではないでしょうか。1人1人が示す良心がたとえ小さなものであったとしても、それを重ねていけば雪だるま方式に膨れ上がる…そんなことを可視化できるようにすることで、小さな良心にも大いなる意味や意義があること(言い換えるのなら、皆が社会を動かす力を持っているということ)を意識できるようになる一助になれたのなら、この企画に寄付という行為以外の価値も生まれるのかと…。

また、昨年フランク コーネリッセンからプレゼントしてもらったススカール ロッソ2020(660本!)は、そのワインの売り上げは全て寄付しますと言っておいて、寄付先を見つけられずに2023年を終えてしまったという経緯があったので、フランクに関してはその660本を義捐ワインとし、早々に寄付をさせていただこうと考えております!

他の造り手ですが、弊社に在庫のある造り手のワインに関しては今回の第1弾でオンリスト、ラディコンのような在庫のない造り手の場合は、次の入荷があった際に第2弾、第3弾といった形で随時オンリストしていくことにします。

それでは新入荷案内です!

オータが4月に渡伊することもあり、今回は4月&5月の5週分のご紹介となりまして、非常にボリューミー、かつ特濃な内容となっております…。慢性的な白ワイン不足に苦しむヴィナイオータに各地からステキな白ワインがたくさん届いていますよぉ!

 

【フランチェスコ ブレッツァ】

初来日どころか、初パスポート取得(!)に初飛行機(!!)だった造り手、フランチェスコ ブレッツァヴィーノ ロッソ バッグインボックス2021が終わりましたので、2022(L.VR230823)をリリースします!!

ブレッツァからは、義援ワイン用にフレイザ2022を36本いただきました!

 

■商品画像はこちらから→https://ec.vinaiota.com/list.php?c_id=82

 

 

【ラ ビアンカーラ】

我らがラ ビアンカーラですが、メルロー2018とパッシート ディ モンテソーリオ2015が終売したので、それぞれ20192016をリリースします。

メルロー2019ですが、抜栓直後から抜群の表現力のあった2018と比べると現段階では表情に乏しいと言いますか、かなりおとなしい感じです。かといって、凄く閉じているというわけでもなく…。夏以降くらいに開いてくれることを期待したいところです!こう書くと、まるで美味しくなさそうですが、ちゃんと美味しいのでご心配なく(笑)。

に対してパッシート2016ですが、傑作としか言いようがないワインです!オータを感動させてくれたビアンカーラのパッシート(レチョート)といえば、1999、1999リゼルヴァ、2000、そして2003といった感じになると思うですが、今回の2016は間違いなくそれらレジェンドたちと共に殿堂入りすること確実ですし、過去のレジェンドたちと比べても強い異彩を放っています。何よりも驚いたのが、17%強というアルコール度数。高糖度&高アルコール度数下では、酵母の動きも限定されたものとなるはずなのですが、精鋭ぞろいだったのか、17%超まで到達した模様。程よい揮発酸(本当に程よい感じなんです!)もあり、甘いワインとしては異常なまでの飲み心地の軽さを備えています。入荷本数も少ないので、瞬殺しちゃうかも?お気を付けください!

 

■商品画像はこちらから→https://ec.vinaiota.com/list.php?c_id=99

 

 

【ニコリーニ】

フリウリのニコリーニのロッソ ニコリーニ2016が終売間近という事で、2017をリリースすることにしました。このロッソ ニコリーニ、地元ではボルゴーニャ(=ブルゴーニュ)と呼ばれてきたブドウ品種で造るワインなのですが、この地域に原産地呼称を制定した際にリストから漏れた品種でもあります。名前から推察するに、ナポレオンの時代に持ち込まれたものなのかと…。2017ですが、ヴィナイオータのワインらしからぬほどに(笑)ジェントルな佇まいが。サクサク飲み進むワインです!

 

■商品画像はこちらから→https://ec.vinaiota.com/list.php?c_id=111

 

 

【ピエールパオロ ペコラーリ】

同じくフリウリのペコラーリからは、レフォスコ&ピノ ネーロで造るロゼロザルバ2022と高樹齢メルローで造る赤、バオラール2016をリリースします。

ペコラーリからは、義援ワインにロザルバを120本提供してもらいました!ペコラーリは最もレスポンスが早かった造り手の1人で、オータのメール送信から40分後には返事が…。アレンサンドロ、とことんいい奴なんです!

 

■商品画像はこちらから→https://ec.vinaiota.com/list.php?c_id=113

 

 

【ステーファノ ベルティ】

エミーリア ロマーニャ州のステーファノ ベルティサンジョヴェーゼで造るロゼ フリッザンテ、ロッセット2018が終売したので、既着の2020をリリースします!この2020、なかなか素敵です!これまでは、こざっぱりしているフリッザンテという印象だったのですが、例年よりも味わいに拡がりがある気が…是非!

 

■商品画像はこちらから→https://ec.vinaiota.com/list.php?c_id=120

 

 

【ラ ヴィーショラ】

ラツィオ州のラ ヴィーショラパッセリーナで造る白ワイン、ドンナ ローザ2018が終売間近となりましたので、2019を投入します!2018同様に外向的ではあるのですが、2018と比べると線が細い印象が…。もちろん、これはこれで美味しいです!

ヴィーショラからは、ドンナローザとチェサネーゼ5種を6本ずつの計36本を義援ワインとして協賛してもらいました!

 

■商品画像はこちらから→https://ec.vinaiota.com/list.php?c_id=130

 

 

ブログ掲載時には完売しているワイン、商品がございます。予めご了承ください。

関連記事