造り手からのオッティマーナ感想文 D.ミロワール
ただいま羽田空港で飛行機の出発を待っております。今回の出張は、僕史上最長の34泊!(機中泊除く)!!!!どうなることやら…。悪あがき的にブログアップします!!
まずは、コピペで載せれる造り手、ドメーヌ デ ミロワールの鏡氏の感想文から行きます!
ヴィナイオッティマーナに集まられたすべての皆様へ
まずは感想文の提出が遅くなったこと、ご勘弁ください。
日本に帰国するといつも欲を出して、学生時代からの友人や、ワインを通じて知り合えた方々などと少し時間でもお会いして話したいと思ってしまうのです。
その際に感じ、思いだし、新たに刺激を受ける事なども求めているわけですが、やはり日常と違う環境で短期間にそれを求めると思いのほか体力を消耗し、帰りの飛行機で疲れ果て、家に戻った後でこれからやるべきことを思い浮かべ…。
そうこうしているうちに提出遅れとなってしまいました、長い言い訳なのですが…。
元来あまり文章で自分自身の考えを表現するのが得意ではない、またはその努力を怠っている私としては、HP、ブログやFBなどをしていません。
それは私たちの葡萄作り、ワイン作りに対する考えをうまく伝えられない、または誤解して伝わることを恐れているからだと思います。
そういう意味でも、今回初めてヴィナイオッティマーナに参加させて頂き、皆様とお会いして私たちの考えを伝え、意見交換を出来たことは私にとって非常に意味深いこととなりました。
ふだん私が畑やカーヴで感じ、考えていることは私自身言葉で表現できず形となっていないことがあるのですが、人と真剣に、時にふざけて話していると時にフッとそれが形となって自分の口から出て「あぁ~俺はこういう風に感じていたんだ」と思う時があるのです。
真剣に考え、心をゆるし、酔い始め(?)ている時に話を引き出してくれる皆様がいるヴィナイオッティマーナの環境は最適な機会の一つとなりました。
自然環境を捉えようと畑で向き合いながら育てた私の想いでワインを作っていると思っていても、人と話すことにより表に現れた私の感覚や、また環境や分野が違う方々の新たな視点や発想を感じることも、時に今後の私たちの取り組みに何かをもたらしてくれることを思えば、やはり私たちだけでワインを作っているはずもなく、私の中でそれを昇華していくことで、少しずつでも私の思い描く本質的なワインというものに近づけるのではないかと改めて思わされました。
また一緒に参加した生産者、旅の途中での出会いからも、私たちはまだスタートしたばかりで、今後の伸びしろが限り無くある様にも感じられ、嬉しく思える旅だったというのが素直な感想です。
最後に、太田氏の言うところの、「渦」や「move」はいまやしっかり根付き、私も、そして皆様も何かを人に与え、何かを人から与えられ、動き出す糧を得られたこの会に参加できたことに心から感謝します。
それと共に、太田氏をはじめ、プロとして裏方に徹し切ったヴィナイオータの社員の皆様、そしてスタンドを出された皆様、ヴォランティアの皆様にも感謝の念しかありません。その姿からはためらいなく前向きで、良い意味でシンプルな空気が流れていて会場を静かに、そして確かに盛り上げていたと思います。
また次回このような会に参加して、新たな自分が見いだせることを楽しみにしていますし、その時新たな自分が在るように楽しみながら、継続しながら、自由に畑で色々と感じていきたいと思います。
追伸;訪問できなかった福岡の皆さん、すいませんでした。新たな機会にお会いできることを楽しみにしています。
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