(新)造り手紹介 Domaine des Miroirs / ドメーヌ デ ミロワール
造り手:Domaine des Miroirs / ドメーヌ デ ミロワール
人:Kenjiro Kagami / 鏡 健二郎、Mayumi Kagami / 鏡 真由美
産地(州):フランス ジュラ
ワイン:Mizuiro、Berseau、Entre Deux Bleus、Ja-Nai…等
所在地:14 la Citadelle, 39190 Grusse Jura – France <Map>
6年以上に渡りアルザスのジェラール シュレールのもとで働いていた鏡健二郎氏が、2011年より新たな地として、ジュラ県の南に位置するグリュス村に移り住み、葡萄畑を購入、奥様の真由美さんと二人で始めたワイナリー。
グリュス村を見下ろす広さ約3,2haの単一畑は、三方を森に囲まれ、他の畑から隔離された環境。1950年代まで代々葡萄が植えられていたこの畑は、急斜面を含む立地条件による仕事の困難さや低収穫量などの要因により、人々がここでの葡萄作りを放棄し仕事が楽に行える畑へと移って行った結果、徐々に森に吸収されていました。畑では今まで1度も除草剤が使われたことがなく、実に多様な植物が自生しています。鏡氏は、それぞれの区画の特徴、周囲の自然環境、天候、近辺に生息する動植物などを、自らの手で触れ、実際に畑で汗を流し、それらのリズムを肌で感じること、そしてそれらの関係を注意深く自らの目で観察することでのみ、それらとの調和を図った葡萄栽培が可能となると考えており、その葡萄から様々な要素が引き継がれたワインだけが、彼らの土地やその年の個性を表現するだけにとどまらず、自身の思うワインというもの、その地の生活の在り方やその空気感さえも伝えてくれるのだと考えています。
セラーでは畑同様の哲学から、醸造を出来るだけシンプルにすることを心がけ、温度管理をせずに野生酵母による醗酵を行い、熟成後、無清澄、無濾過 でボトリング。ドメーヌ名のMiroir(ミロワール)は、自身の姓「鏡」を意味するフランス語であり、自分たちのワインが、ワイナリーの理念を写し出す鏡であって欲しいという想いで付けられました。また複数形になっているのは、日本から遠く離れた土地でも、家族・親族等の支えがあり今の自分が在ること、気持ちの距離は常に近く、という気持ちから来ています。
●以前に掲載していた造り手紹介はこちら
造り手紹介/ドメーヌ デ ミロワール(2015年1月版)
●ワインラインナップはこちらから
ヴィナイオータECサイト / ドメーヌ デ ミロワール
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