toggle
2024-09-17

【新入荷】オータのアツアツ新入荷・2024年9月その1(Camillo Donati,Il Moralizzatore,Gravner,Stefano Berti,Cascina Roccalini,Trinchero,Pierpaolo Pecorari,Cristiano Guttarolo,Natalino del Prete)

懸案事項のひとつ、私物ワインの片づけを怒涛の入庫前に終えることができて、ほっと一息のオータです。

作業をしながら増える私物ワイン&ヴィナイオータの在庫を実感したり、毎月何通となく届くM&Aないし事業継承のDM(大概は不特定多数に送られているものなわけですが、中にはこちらの事情をそれなりに把握していたり、買収に興味を持っている会社名がやたらと具体的なものも…)を見るたびに、ヴィナイオータの行く末に想いを馳せてしまうオータがいたりします。造り手たちの活動(ブドウ栽培&ワイン醸造)に持続可能性を求めるのならば、ヴィナイオータも持続可能な形を模索しなければいけないわけですが、これまではあまり深いことは考えず、行き当たりばったりな感じで勢いやカンみたいなものに従って行動していたんだなぁと今更ながら思い至り…(汗)。今後は中長期的な将来への明確なヴィジョンをしっかりと頭の中に描き、そこに目標を定めて日々の決断&選択に臨んでいきたいと思っております!

なんのこっちゃ良く分からないかもしれませんが、近い将来に大きな選択を迫られる気がしてならない、悩み多き52歳の戯言くらいに思って読み流してください!

コンテナーもバンバン届くわ、11月下旬にはヴィナイオッティマーナもあるわ、9月は再びイタリア行きだったりですので、先を急ぐことにして、9月の新入荷案内に入ります!

1週目はヴィンテージ切り替えから!

 

【カミッロ ドナーティ】

Mr.微発泡、カミッロ ドナーティのトレッビアーノ フリッザンテ2022が終売したので、既着の2023をリリースします。キレッキレです!

■商品画像はこちらから→https://ec.vinaiota.com/list.php?c_id=117

 

 

 

【イル モラリッザトーレ】

獣医のエンリコと薬剤師のアンドレアの仲良し二人組が営むイル モラリッザトーレがブレガンツェ地方の土着品種ヴェスパイオーラで造る微発泡性白、ヴェスパイオ2020が残りわずかとなったので、2021をリリースすることにしました。

ナチュラルワインであるということが、ボトル内で起こる造り手的には想定外の揺らぎを許容してもらうためのエクスキューズであってはならないという思いを強くした近年のエンリコ&アンドレア、2021ヴィンテージは、そんな彼らの思い&覚悟と収穫時期の素晴らしい天候が結実したものとなっています。ヴェスパイオ2021も、充実の果実と酸を備えたブドウ、万全&健全な瓶内2次醗酵が実現した、本当に素晴らしいワインです。2015ヴィンテージから扱っていますが、間違いなくこれまででベストの安定感&クオリティだと思います!

■商品画像はこちらから→https://ec.vinaiota.com/list.php?c_id=105

 

 

 

【グラヴネル】

グラヴネルのリボッラ2014ですが、おかげさまでリリース時に約2000本あった在庫が1年足らずで残り数十本となりました!というわけで…試飲用&スペースの穴埋め用として購入していた200本ほどのリボッラ2015をリリースします!

1年を通じて雨が多く、まったくもって太陽に恵まれなかった2014と比べると、2015は春から秋にかけて雨が多かったという点では似通っているのですが、夏は酷暑だったようで、その痕跡はワインの中に見出していただけると思います。貴腐ブドウの割合もそれなりにあるそうなのですが、強い果実味がある分、2014のリリース時よりは外向的な印象が。蔵出し価格の高騰と為替の影響もあり、2割ほどの値上げを余儀なくされていることをどうかご了承ください…。

今回入荷分は本数が本数なので、あっという間に無くなってしまうことが予想されます。2015は年明け以降に再入荷しますので、よろしくお願いします!

■商品画像はこちらから→https://ec.vinaiota.com/list.php?c_id=108

 

 

 

【ステーファノ ベルティ】

本人は大いなるユーモアやアイロニーを持っているけど極めてシャイ、ワインはひたすらシャイ…な、ステーファノ ベルティがサンジョヴェーゼで造るロゼ、チプリア2016ですが、苦節7年にしてようやく在庫が30本ほどになりました…。というわけで、6年前に入荷していた(汗&涙)2017をリリースします!

…なのですが、このワインの持ち味が生かされる時期は若干過ぎちゃった印象が…。酸化しているというほどではないのですが、かつてはキュートだったのだろうけど、今その面影は…的なワインでして…。2016の方が強い酸に守られているのか、キュートさの面影を感じることができるかも…。そんなこんなですので、若干上代をお下げして出すことにしました。どうか寛大なお心でチプリア2017を迎えてあげてください!!!

■商品画像はこちらから→https://ec.vinaiota.com/list.php?c_id=120

 

 

 

【カシーナ ロッカリーニ】

熱きバルバレスコの造り手、カシーナ ロッカリーニのランゲ ネッビオーロ2021が終売間近となりましたので、2022をリリースします。

2021と比べると、青春まっしぐら!な若者が持つキラキラさやムンムン感に似たものを備えていて、飲んでいるおじさん(オータ)が少々たじろいてしまうようなワイン…そんな感じです(笑)。オータが言うところの青春!を感じたいのでしたら今、逆にしっとり大人っぽくなったのを見てみたいということでしたら、もう1~2年くらい待ってあげてください!なんにせよ、質感的にはなんの引っ掛かりもなく、もうすでに超スムーズな飲み心地があります!!

■商品画像はこちらから→https://ec.vinaiota.com/list.php?c_id=87

 

 

 

【トリンケーロ】

いちいち計算するまでもなく、間違いなく弊社がいちばん在庫を抱えている造り手、トリンケーロのルンケット フレイザ2012が残り50本ほどとなりましたので、2013をリリースします!

2012よりも、2013の方が現時点でタンニンはほぐれているかもしれません。バローロの価格が軒並み上がっているこういった状況下、こういうワインをもっと飲んでいただきたいものです!このフレイザにマッチアップできるバローロはそれほど多くない気がしますし、仮に同レベルだとしても価格はバローロのほうが倍以上するでしょうし、年代的にも6~7年は若くなるわけで…。

何度も書いていますので皆さんも目にタコができている(笑)かもしれませんが、トリンケーロは、どのブドウ、どのキュヴェ、どのヴィンテージであっても、恐ろしく高いテンションを持ち合わせている価格以上のクオリティが約束されているワインのみを世に放つ、もっともっともっと評価されるべき造り手です!

■商品画像はこちらから→https://ec.vinaiota.com/list.php?c_id=77

 

 

 

【ピエールパオロ ペコラーリ】

フリウリのペコラーリが高樹齢のレフォスコで造る赤、タオ2016が残りわずかとなりましたので、2018をリリースします。ニコリーニのものも含め、レフォスコという品種はもっと注目されても良い気がするのはオータだけでしょうか…。

■商品画像はこちらから→https://ec.vinaiota.com/list.php?c_id=113

 

 

 

【クリスティアーノ グッタローロ】

プーリア州のクリスティアーノ グッタローロのアンフォラ ロッソ2020とミロ2019が終売間近ということで、それぞれ20212020をリリースします。

アンフォラ ロッソ2021はプリミティーヴォ100%、醗酵、熟成ともに磁器製のアンフォラで。ミロ2020は、自社ブドウのプリミティーヴォと買いブドウのサンジョヴェーゼを使用。どちらのワインも、酸化防止剤完全無添加ですが不安定さは皆無、ひたすらピュアでスルスル飲めちゃうステキな液体です(ですが、基本2-3日で飲み切っていただきたいです!)。ミロの方がサンジョヴェーゼが入っている分、骨太かもしれません。

■商品画像はこちらから→https://ec.vinaiota.com/list.php?c_id=140

 

 

 

【ナタリーノ デル プレーテ】

同じくプーリア州のナタリーノ デル プレーテがネグロアマーロとマルヴァジーア ネーラで造るワイン、イル ピオニエーレですが、彼らと取引を始め、最初のワインが届いた2018年10月から今の今まで現行は2016年のまま…(残り360本!)。たくさん買ったとはいえ、6年かかっても売り切れないだなんて、ヴィナイオータってほんとイケてないインポーター…(笑&涙)。ワイン自体はほんと美味しいのに…。

とはいえ、以前はヴォドピーヴェッツのワインだって12年前くらいまではそんな感じでしたから、“石の上にも3年”ならぬ、“石の上にも最低10年”くらいの気持ちで粘り強くいきます!!話は逸れましたが、良い感じの熟成を遂げた2016とは対照的なヴィンテージを併売するのも2016にとっても良いカンフル剤になると考えまして、2020をリリースすることにしました!2020は、天候にも恵まれた年ということもあり、ひたすら陽気なワインです!!

■商品画像はこちらから→https://ec.vinaiota.com/list.php?c_id=139

 

 

 

*ブログ掲載時には完売しているワイン、商品がございます。予めご了承ください。

関連記事