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2025-03-14

【新入荷】2025年3月その3(Trinchero,Monte Maletto,Bressan)

【トリンケーロ】

今年単独来日の噂もあるトリンケーロからは、4ワインをご紹介します!まずは今回の目玉ワイン、ロッソ デル ノーチェⅩⅦ(17)!!!!!あれ、17?確か最後にリリースされたのは4だったはず…。5~16ってどこ行っちゃったの??と思った方は、かなりのロッソ デル ノーチェ通!ロッソ デル ノーチェは、1920年代に植えられたバルベーラのある区画、ヴィーニャ デル ノーチェのブドウで造るノンヴィンテージワイン。これまでのものは、複数ヴィンテージのブレンドだったのですが、今回の17は2017の単一ヴィンテージ。当初から、DOCGを取得するための官能検査を絶対にパスしないという確信があったエツィオ。ノンヴィンテージワインを売るというのは、彼にとってかなりハードルの高いことのようで、全量買ってくれるのなら条件出します的オファーで仕入れたものになります。揮発酸が少々あるのですが、2017年という酷暑の影響を色濃く感じる、濃密すぎる果実味を搭載したこのワインにとっては、揮発酸もただただポジティブなものでしかありません!ボトリングのタイミングを待った甲斐もあり、味わい的にもかなりまとまってきたとエツィオ。この価格でこのクオリティ?と驚愕していただけるのではないかと!!

昨今のヴィンテージが備えるエレガンス&フィネスがヤバいことになっている、シャルドネ100%のワイン、パルメは2023が到着です。タンクから飲んだような気もしますが、記憶なし…(笑)。

ネッビオーロ100%のワイン、ノビウスですが、今現在2013を販売しているのですが、キャラクターが大きく異なる2020も併売することにしました。2020は、豊かな果実味が特徴のキュートなワインなのに対し、2013はアダルトな雰囲気漂う妖艶なワイン…。並べて飲むのも一興かと!!

ブラケットで造るロッソパルメも、2ヴィンテージを併売することにしました。今現在はノビウス同様にキュートな2020を現行としていたのですが、尊大&壮大なスケール感のある2016もリリースします!この2016、ヴィンテージがつかえていたこともあり、日本に届いてから丸4年ほど寝かせていたものになります。みなさん、ビックリしちゃってください!「4年前にリリースしていたら、今ほどにはその凄みに気が付いてもらえなかったのでは?」と考えることで、ヴィナイオータの力不足について深く考えないようにしよっと(笑)。2016のトリンケーロといえば、絶賛販売中のグリニョもえげつないですし、これからリリースされるヴィーニャ デル ノーチェやエツィオ自画自賛のノビウスなども凄いことになっているようです…。

■商品画像はこちらから→https://ec.vinaiota.com/list.php?c_id=77

 

【モンテ マレット】

 

進境著しい(←赤に関しては皆さんも数年後に知ることになるかと…あ、現行ヴィンテージを皆さんが飲み尽くして下さったら、明日にでも…笑)元ソムリエのジャンマルコ ヴィアーノが営むモンテマレットからは、3ワインが到着です。詳細は下記の通りとなります。

ヴェッキエ トノー2023:棚仕立ての区画のエルバルーチェをダイレクトプレスして造った白。

ジェネシス2023:垣根仕立てのエルバルーチェを使用した、皮ごとの醗酵を施したワイン。2023ヴィンテージは、木製の解放式醗酵槽(恐らくフタのできるタイプ)で約6か月間の醸し醗酵&熟成を行ったそうで、ジャンマルコ曰くクオリティ的にも格段に良くなったとの事。

カナヴェーゼ ネッビオーロ バッティト デル マレット2023:エルバルーチェの区画があるゾーンのネッビオーロを70%、カレーマのネッビオーロを30%ほど使用し、軽めの抽出を心掛けたワイン。

■商品画像はこちらから→https://ec.vinaiota.com/list.php?c_id=89

 

【ブレッサン】

 

つい先日、フルヴィオ ブレッサンの父、ネレオが他界しました。訃報を知ってから1週間くらい後にフルヴィオから電話がかかってきて、「俺のオヤジ、ネレオが死んだって知ってるか?おうなんだ、知ってんのか。それならOKだ!」と快活に言い放ち、ものの1分くらいで電話を切られた時は、少し啞然としてしまいました(笑)。92歳での逝去という事もあり、フルヴィオも天寿を全うしたと思っているでしょう。ネレオとの思い出と言えば、なんと言っても初対面の時。おせっかい焼きのダーリオ プリンチッチの紹介でブレッサンを初訪問した際、ネレオがワイナリーのフィロソフィを説明してくれたのですが、オータに対して丁寧語で話してくるものの、全ての話を「あなたはきっと分からないと思うけど、」という前置きから始められて、「ダーリオに頼まれたから来ただけだし、そもそもこのジジイ俺のこと何も知らないくせに、なんでこんな風に言われなきゃいけないわけ?」と結構本気で頭にきたのですが、オータの500倍くらい短気なはずのフルヴィオが「パパ、彼はそこらの奴らとは違うんだ。」と辛抱強く何度も何度もネレオを諭しているのを見て、ぶち切れて帰るのだけはやめようと思ったっけ(笑)。

そんなブレッサンからは、リボッラ&フリウラーノ&マルヴァジーアという伝統的なセパージュで造る白ワイン、カーラットとヴェルドゥッツォの2021、そしてアカシアの樽で7年(!)熟成させたモスカート ローザで造るワイン、ローザンティーコ2017 7anni in botte(セッテ アンニ イン ボッテ )、カベルネ フラン&スキオペッティーノで造るワイン、エゴ2019をリリースします!

■商品画像はこちらから→https://ec.vinaiota.com/list.php?c_id=112

 

*ブログ掲載時には完売しているワイン、商品がございます。予めご了承ください。

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