【オータのアツアツ年の瀬ご挨拶2025】
現地2泊の弾丸イタリアツアーから帰国した次の日にはラディコン家の末っ子イヴァーナ(いろいろスタンコそっくり!)が来日し、ちょっと仕事をしたと思ったら間髪入れることなくエツィオ トリンケーロが来日、彼とのハードな日本縦断ツアーを終え、つくばでほっと一息入れるのかと思いきや、我が心の師匠のツアーにプチ帯同(全国16か所-計17公演のうち、6公演に行きました!)しているため相変わらずバタバタなオータです。スタッフにも家族にも呆れられているのかもしれませんが、オフというものが基本的に存在しないオータにとっての唯一のバカンスのようなものなので、どうかご寛容のほどをお願い申し上げたい今日この頃(笑)。
短期間に何度も見て、そんなに違うものなの?と思うかたもいらっしゃるかもしれませんが、これがまたビックリするくらい違うんです!メンバー個々の調子、メンバー間で起こる化学反応、そして聴衆がつくり出すある種のオーラのようなものがメンバーに与える影響など…何と言いますか、人生の縮図を見ているような気分になるのです。自分だけが調子よくても、周りの調子が上がらずに全体的にうまくいかないこと(その逆も!)や、そしてチーム内ではなくチーム外からもたらされる空気感に押されてチームのパフォーマンスが激変したり…。
師匠もさることながら、師匠が今一緒に演奏しているメンバー3人とも、音楽の事が良く分からないオータからしてもえげつない技術を持ち合わせている事は明らかでして、そんな一流どころだけが集っているのですから、バンド結成当初から素晴らしい演奏をしていたわけですが、結成から2年以上が経った今現在の演奏の深度といいますか凄味たるや…。“2年前の時点で十分に凄かったのに、今もっと凄くなっている”といったことは、“自分たちはもっと前に進める”と信じ、情熱を絶やすことなく攻めの姿勢でやり続けた人だけが実現させるものなはず。
社会情勢という個々人レベルでは変えようのないものに翻弄されつつも、明るい未来を信じ、瞬間瞬間ベストを尽くし続ける…。心が折れそうになる時がオータにもあるわけですが(ほぼ毎日…でも3秒くらいでしょうか…笑)、師匠たちのえげつないプレイの向こう側に垣間見える想いの強さに触れるたび、オータも負けてられないなと気持ちを新たにさせられちゃうのです。そういった意味では、師匠の演奏を体感することは、もはやバカンスではなく仕事の一部なのかもしれません(笑)。
2025年も大変な状況にありながら(特に為替!)、皆さんと造り手たちのおかげで何とか乗り切ることができました。本当にありがとうございます!
ワイン業界的にとても厳しい時代を生きているという実感しかないわけですが、そんな時代だからこそ、我々の仕事にも、そして我々が扱うプロダクトにもしっかりとした意味や価値が求められるのだと思っています。ヴィナイオータが取り扱う造り手たちと一緒に、本質的である事、真っ当である事、そして皆さんに信用/信頼に足るヴィナイオータであれるよう、2026年も邁進していく所存ですので、変わらぬご愛顧をよろしくお願いします!
2026年1月の新入荷案内は年明けにお知らせさせていただきます。新年早々濃厚すぎる内容となっておりますので、お見逃しなきよう!お楽しみにしていてください!
それでは皆さま、良いお年をお迎えください。









【新入荷】2025年12月その3(La Castellada, ORSI Vigneto San Vito) 
【新入荷】食品チームのアツアツ新入荷案内・2025年12月食品(Sabadi, ORSI Vigneto San Vito) 
【新入荷】2025年12月その2(Casa Coste Piane, La Biancara, Santa Maria(Colleoni)) 
【新入荷】2025年11月その4(La Stoppa, Davide Spillare)






