【新入荷】2013年10月 (Canonica、Villabellini、Vodopivec、Alberto Anguissola、Monastero di Vitorchiano)
日頃より格別のご愛顧をいただきありがとうございます。
週末は、2泊3日でつくば-京都-奈良-大阪-甲府-つくばという弾丸ツアーをしてきました。
長らくお会いしたいと思っていた人に会いに行ったり、いつかお会いしたいなぁと思っていた人が遠路はるばる北海道から奈良のイベントに参加してくださったり、新たな素敵な出会いがあったりと、いろいろな方からパワーを頂けた、非常に実り多い旅でした。
移動の最中は半沢直樹に時間と集中力を持って行かれたせいもあり、つくばに着いた時にはボロボロでしたが(笑)。
ツアー中は僕自身のテンションもアルコールの摂取量もなかなかなものがあるわけですが、その精神的&肉体的な体力の酷使の向こう側にあるものは、人と面と向かって出会う事でしか得られないもので…などと考えていたら、オータの心の師、上原ひろみちゃんが同じような事を言っていたなぁと思いだしたり…。彼女の言葉には人生、仕事を豊かにそして刺激的にするためのヒント、もとい答えが書いてあると思っているのは僕だけではないはず。お時間がある方はこちらを是非ご一読ください。(現在ではリンク先が存在しません。残念ですがご了承ください。2018年2月追記)
4週連続で入庫自体はあったのですが、文章が間に合いませんでした…。
というわけで、新入荷のご案内です!
ヴィナイオータが誇る天才、Mr.ストイックことパオロ ヴォドピーヴェッツのバックヴィンテージが入ってきました!
前回入荷の04と05クラッシカは売れ残っていたものなのに対し、今回入荷のヴィトフスカ03、04、05クラッシカは、パオロの持ち過ぎていた個人在庫分を放出したものになります。
08のワインを全量廃棄という決断が現在の資金繰り等に影響を与えているのでしょうか…決して弱音を吐かない男なので真相は分かりません…。
とはいえ、僕ができることと言えば、オファーが来たら二つ返事で全て買って、売って、皆さんに飲んで頂いてもらう事だけですし。
おかげさまで今年はすでに2000本以上を販売しています(どんだけ持ってたんだ?という突込みはなしでお願いします)!
この調子でガツンガツン飲んで頂ければと思います!!
今回入荷のどのヴィンテージも、今も楽しく将来も期待できるワインと言えると思います。03ですが、抜栓したてにはまるで赤の古酒のような香りから始まるのですが、30分ないし1時間くらいすると本来の香りが出てきて、その妖艶なことといったら…。04には誰もが納得してしまうであろう普遍的な美味しさがあると思いますし、05クラッシカも03&04に比べると派手さには欠けますが、非常にエレガント。
それぞれ360本、300本、300本の入荷となっております!!限定にはしませんが瞬殺希望です!!!
ワイン造らせても素敵ですが、その圧倒的なホスピタリティを目の当たりにするたびに、アグリトゥリズモでもやったほうがいいような気がしてしまう男、アルベルト アングイッソラが造るピノ ネーロのトップキュベ、リーヴァ デル チリエージョの09が入荷です!
06までの彼のワインは、リリース当初非常に硬く、還元していて、開くまでに非常に時間がかかり、彼自身進んで売ることをしてこなかったのですが、このままでは経済的にヤバいと気付いたアルベルト、地元消費を目論み07&08は軽いフリッザンテに仕上げて早々に売り切り、迎えた09は過抽出にならないような醸造を心がけます。
一昨年のヴィナイオッティマーナ用に少しだけ輸入したのですが、あの時もすでに問題なく美味しかったのですが、今は最高です!10年のカゼも再入荷しています!
音楽、建築、アート、そしてワインが大好きなキュートなおばちゃま、チェチーリアのワイナリー、ヴィッラベッリーニから新しいワインが届いています!
よりカジュアルな味わいのヴァルポリチェッラ、ソット レ フレスケ フラスケ(涼やかな木陰の下で…とでも訳すのでしょうか。歌のタイトルなのか、歌に出てくる歌詞のようです)2012年です!!
実は去年11年ヴィンテージが入る予定だったのですが、チェチーリアが間違えて僕の分を売ってしまいまして…(涙)。
兄貴分にあたるターゾには、フレッシュなブドウと陰干ししたブドウの両方が使われていますが、このワインはフレッシュなブドウのみで、ステンレスでの醗酵・熟成の後、翌春にボトリングされたものになります。香りも味わいもラベルも凄く可愛らしいです!!240本のみの入荷となりますので限定ワインとさせていただきます。
“素朴なバローロ コンクール!”なるものがあれば、毎回上位入賞間違いなしなカノーニカですが、バローロ07が終売しましたので、08をリリースします!!!
07は非常に暑い年で、ワインも果実味豊かで、早くから楽しめる味わいのものでしたが、08ヴィンテージは、故アルド コンテルノ翁の表現を使うなら、バローロの理想形とも言えるスレンダー美女的佇まいのワインかと。
最近のヴィンテージの中では最もクラシックな味わいを持つワインかもしれません。美味しいです!
ご存知でしょうが、沢山ありますので是非!
モナステーロ ディ ヴィトルキアーノのルスティクムも2010年から11年にヴィンテージ変更です。心清らかな修道女たちが醸す色の濃いワインです(笑)。
文:太田久人
88 89 90 93 94 95 nouvo 13.10.2
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